えっ?ロック様が!?
今回紹介する作品は、あの!ロック様主演のアクションモノ
「DOOM ドゥーム」です。
2026年アメリカで発見された「アーク」なる装置は、地球と火星を結ぶ物質移動装置だった。アークを管理する会社は、火星で極秘の研究をしていたが、実験体が暴走。研究所は閉鎖された。
残された研究員を助ける為、「サージ」(ザ・ロック)率いる海兵隊が、やってくる。そこは、未知の生物がうろつく地獄と化していた。
DOOMは、元々アメリカ発の1人称視点シューティング
(FPS)ゲーム。プレイした事は無いが、大ヒット作のようだ。
「トゥームレイダー」「
バイオハザード」「サイレント・ヒル」等、少し前からゲームの映画化は当たり前のようになってきている。それ自体悪いとは思わないが、見る人をある程度絞っている事は事実だ。
更に、ゲームの映画化は、それだけで一般の映画より、
格下扱いを受けているように思える。つまり、内容よりもキャラクター優先で、ある程度イメージ通りのキャラクターが登場すれば良いだろう、という感じを受けていないだろうか?
それどころか、元になったゲームを理解しなければ、作品自体評価されないような造りの作品もある。
さて、この作品は、大雑把に言えば、
「エイリアン2」と
「バイオハザード」を足して、無理矢理掻き混ぜた感じの内容だ。
シューティングゲームが原作なので、バリバリ撃ちまくるわけだが、敵があまりにも
ショボイ・・・エイリアンの形をしたゾンビみたいな敵?造形もオリジナリティーは感じない。まぁ、原作に登場するのならば、仕方ないが・・・
少し意外だったのは、ザ・ロック主演でありながら、ロック様が悪役になっている事。普通に考えれば、主人公がバリバリ撃ちまくって、敵のボスを倒して、よかったよかった、だが、後半になって突然
主人公が切り替わります。現場で何かあったんだろうか?
比較的批判的な意見が多かったように感じる
「1人称シューティングシーン」
これは、ゲーム画面そっくりな場面展開が続くのだが、個人的には面白いと思った。展開もゲームのようで、これはゲームの映画化の趣旨にあった演出だ。
少なくとも以前紹介した
「ハウス・オブ・ザ・デッド」よりは
100倍マシだ!
「DOOM ドゥーム」 2005年 アメリカ映画
竜騎士採点(5点満点)
★★☆☆☆ 主役じゃないなら、ロック様を前面に出したパッケージはやめて欲しい!
紛らわしい!そのロック様が出ているという事で、最後は格闘戦になるのは、ご愛嬌か?
女優度数(5点満点)
★★★☆☆ ヒロインは1人。結構巨乳だし、ノーブラっぽいシーンもあるが、華はない。

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