トラウマアニメ登場!
今回紹介する作品は
「メガゾーン23」(ちなみに読みはメガゾーンツースリー)です。
このブログ初の「アニメーション」の紹介でもあります。作品としては、
OVA(オリジナル・ヴィデオ・アニメ)だが、劇場公開された(らしい)のでここで取り上げる事にしました。
80年代を生きる若者
「矢作 省吾」は、友人からとあるバイクを譲り受ける(というか、ドサクサに紛れて持ち逃げする)ところが、そのバイクは軍の機密兵器であり、省吾は軍から追われる事に・・・
軍の追跡をかわして行く中で、省吾はこの世界の秘密を知ってしまうのだった!
以下ネタばらしです。
まぁ、世界の秘密とは、自分達が住んでいるのは巨大な宇宙船(移民船)の中で、自分達は巨大コンピュータ「バハムート」によって80年代と
錯覚させられ生きていた、と言うモノ。更に、外の世界では今正に戦争が始まろうとしていた。
この事実を軍が何故隠さなければならなかったのか?よく判りません・・・そして、何故80年代が選ばれたのか?これはその時代が「1番良い時代だったから」という曖昧なモノ。
今観ると、結構いい加減な設定ですが、重要なのは
「自分達が生きている世界は偽物で、事実はトンでもないもの」というプロット。
「13F」と言う作品を紹介した時に触れましたが、これは大ヒット作
「マトリックス」の設定その物。制作年代的にメガゾーンが早く、私の目に最初に触れたので、私にとっては「マトリックス」「13F」に限らず同じ様な設定の作品は全て
「メガゾーン系」と分類されています。それ程この設定は衝撃的でした。
当時、アニメ誌等では作中の
セックス描写が大きく取り上げられていたように思います(密かにそれが目当てで観ました)が、そんなモノを吹き飛ばすシリアス設定。セックス描写もそれ程過激ではありませんし・・・
ただ、物語は尻切れで終わっていて、主人公省吾は結局何もしていない。ヴァーチャル歌手や、変形バイク(ガーランドと言う名前です)と良いギミックがあるのに、私には
トラウマだけを残し終わっています。
続編も造られているが、そっちの方で解決されているのだろうか?
竜騎士採点(5点満点)
★★★★☆ 今観ると画も「しょぼい」が、設定だけは秀逸。一度はご覧になってもらいたい作品だ。
女優度数(5点満点)
★★★★☆ メインキャラは
「平野 俊弘」氏の
エロカワイイ美少女。物語のカギを握るコンピュータ美女を
「超時空要塞マクロス」でお馴染みの
「美樹本 晴彦」氏がデザイン!良いです!
↓これが「ガーランド」です

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