ダダンダンダダン(キンキン)ダダンダンダダン・・・
あの音楽と共に
殿堂入り作品登場!
はい!みなさんこんばんは!今回ご紹介する映画は
「ターミネーター」
ターミネーターって何でしょ?未来から来た人殺しですね。怖いなぁ・・・このターミネーターをあの
「アーノルド・シュワルツェネッガー」が演じてますね。この役でシュワルツェネッガーは、一躍スターダムへのし上がりましたね。
さぁ、みなさん、彼のこの怖い怖い作品ごゆっくりお楽しみ下さい!後でまたお合いしましょうね(淀川 長冶風)
2029年、人類は機械との戦争の真っ只中だった。圧倒的戦力のマシン軍に対し、人類は「ジョン・コナー」をリーダーとしゲリラ戦でマシン軍に対抗。ジョンを脅威と見たマシン軍はタイムマシンで過去に遡り、彼が生まれてこないように彼の母親「サラ・コナー」を殺す為、1体のアンドロイド「ターミネーター」(アーノルド・シュワルツェネッガー)を送り込む。
ターミネーターの脅威から母を守る為、ジョンも一人の志願兵を過去へ送り出す。志願兵の名は「カイル・リース」
(マイケル・ビーン)
果たして彼は、ターミネーターから人類の未来を守れるのか?
多分にSF要素が大きいが、実際はアクションモノ。しかし、その中にヘビーなラブストーリーの要素を纏わせているのが本作の見所。
本作、あまりにも有名なので何でも書いてしまうが、ズバリ、ジョンの父が、彼の母を守る為に過去へやってきたカイルであったという、パラドックスが物語のキモではなかろうか?最初に観た時のこの衝撃は忘れられません(思わず
「あっ!」と口をあけましたもん)
カイルとサラのラブシーンは、良くあるアクションモノに、取って付けたような軽いものではなく、後のストーリーに繋がる(即ちこの物語の根幹を成す)重要なシーンだ。
彼との出会いの中で、後に息子に教えるべき事を学び、彼女自身強く生まれ変わる。ラブシーンの後、サラは間違いなく強くなっている。
この、ハードラブロマンスと、シュワ演じるターミネーターとの死闘の両輪が、この作品を面白くしている。
そして、そのシュワ演じるターミネーターのキャラクターも恐ろしいものでした。最後のタンクローリーの爆発で誰もが終わったと思った時、炎の中から金属のスケルトンが立ち上がり、カイル達を追いかけ始める!
更に!手製爆弾でバラバラにされても、上半身だけで這ってサラを追い詰めようとする。正に
鋼鉄のゾンビ!こうぇえええ!!
このターミネーターのキャラクター(シュワ時、スケルトン時共に)は後のシリーズのシンボルとなる訳だが、良いデザインだと思います。
作中の細かい演出がまた良い味を出しています。面白いのは、最初のサラ・コナーを殺しにターミネーターが来る所で、家の前の道路にある車のおもちゃをタイヤで踏み潰す演出。ターミネーターの性格が表されています。
カイルが、持っていたサラの写真の由来も、ラストで明かされる。この写真に恋し、カイルは過去へとやってくるのだ。
「嵐がやってくる」
「知ってるわ」 こうして終わりが始まりになるラスト。素晴らしいです。
シュワのターミネーターの印象が強すぎるが、先に述べたように
SFパラドックスラブストーリーとしてみると、また違った魅力が見えてくるのではなかろうか?
「ターミネーター」 1984年 アメリカ映画
竜騎士採点(5点満点)
★★★★★ 今観ると特殊効果はしょぼいが、ストーリー性は満点!
女優度数(5点満点)
★★★☆☆ リンダ・ハミルトンはおばさんチックだが、濡れ場に免じて。

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