尼将軍:貞子 爆誕!!!?? ブログ「貞子ちゃんの連れ連れ日記」が、有料まぐプレ「資産形成・マクロ経済 de あそぼ♪」の創刊とともに、リニューアル・オープン! 2009年4月末、大不況の入口で、ついに、貞子の進化系モンスター「尼将軍:貞子」爆誕!!!! 「自分だけ貧乏?」「自分たちの世代だけが貧乏くじを引いた??」「明日は今日より貧乏になる???」と感じたとき、悔しさや怒りを覚えるのは、心理学の見地から見ても、「正当」かつ「健全」な感情です。 わたし達や私たちの子供達は、将来も物心ともに豊かに暮らし続けたいと願う「正当な権利」を持っています。 このブログは、15歳の我が娘が大人になる10年20年後の日本経済を見据えて書き綴る日記です。 「持続可能な豊かさを維持してゆくことへの希望」を決して捨てません。 中長期的視野に立った金融・経済・福祉・心理学中心の「戦う母親ライター日記」です。

2008/4/30

アントキの猪木と今年の長期予報(?)  

芸風は面白くないけど、ネーミングだけは、とっても面白いと思う。

アントキの猪木 Official Site

ここ







我が娘によると、携帯サイトで、気象庁が今年の日本の天気の長期予報を発表したらしいのだが・・・。

気象庁によれば、今年の日本の長期予報は、
「今年の日本は、夏暑くて冬は寒い」とのこと。

   ???

今年の日本は、夏暑くて冬は寒い・・・・・?

     ?????

・・・夏暑くて冬は寒い・・・・・・

    ???????


「読み間違えたんじゃない???」
「いや、確かにそう書いてあった・・・」
「ほんと???」
「確かに そう掲示板ではそう流れてたのよ・・・」
「まじ???」
「気象庁、とうとう血迷ったか???」
「いや、この予報だと、誰もクレームをつけられないよね・・・」
「冷夏って予想したら、海の家とか迷惑だし・・・・」
「気象庁、頭使いすぎた???」
「けれど、これでは、ただの一般常識じゃない???」
「とにかく、気象庁もやるなぁ〜〜〜!!!」
と、かなり盛り上がったのは、私の周りだけだったのでしょうか?


よい連休を♪
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2008/4/28

ドル安を煽るアメリカ・ヘッジファンド・シンジケート  

まず一番気をつけないといけないのが、ヘッジファンドのマネージャー達はポーカーフェイスがきわめて上手だということだ。

今年の1月23日にジョージ・ソロスがアメリカ・サブプライム危機を過去60年で最悪の市場危機
と、正義顔で「ドル安」を煽った後、ドルは暴落し始めた。

ただ問題なのは、そのドルの暴落の速度だ。あまりに暴落の速度が早すぎた。

ロイターによれば、どうやら、やはり、ヘッジファンドたちがドルを空売りしていたようだ(「空売り」だから、当然、ある程度安くなったら、売り浴びせたヘッジファンドたちは、再び「ドルを買い戻す」という作業が付いてくるのである。)

ソロスは未だにカリスマ性のある人だから、マーケットが「ソロスがそう言うなら、本当かも知れないし、そういうソロスは、ドルを大量に売り浴びせて、あとで買い戻すのだし(いわゆる「空売り」)・・・・」と動揺したところで、他のヘッジファンドたちも、一斉にドルを空売りしていたようなのだ。

なんか、ドルをめぐる為替市場は、「下手な芝居」を見せられているような感じだった。



今はドル安は一服して、ドル安は小康状態(ややドル高の状態)が続いている。

そうしたら、今度はビル・ロジャースが「ドルを売る!!!」と宣言。

「うげぇ〜〜〜!!!また出た!!!カリスマのお芝居がまた出た!!!」なんて思う私って うがち過ぎなのだろうか・・・。

詳しくは→伝説の投資家ジム・ロジャーズが明かす「為替投資術」
(以下 抜粋 引用)
ドルの下げ相場はこれからが本番だと見ている。対円でいえば、(1995年に記録した)1ドル79円の更新も必至だ。
 
 もちろん、ドル資産を持つ投資家にとってはおいしい“持ち直し”の時期も訪れよう。ただ、当面のトレンドはあくまで下向きだ。


あぁぁ〜〜〜〜。こうして、再びカリスマ性のあるジムロジャーズが発言してしまったら、マーケットはそういう方向へ流れやすくなって、他のヘッジファンドたちが加勢し始めて、本当に、再びドル安が訪れるのであろう(T T)・・・。

恐るべし、アメリカ・ヘッジファンド・シンジケート・・・。

(だから、カリスマ性のある老人って 嫌いなのよ。もういい加減、老人なんだから、そろそろ黙っていなさいよぉ〜〜〜〜。)


そして、アメリカの資本家たちはドル安を充分エンジョイするのである。

既に、米の大企業が海外へ投資したものは、ドル安になって本国へ配当金なり収益金として、ドル換算するとたくさん送金される・・・。為替差益をエンジョイするのである。

そして、ドル安になれば、じりじりじり貧局面にあるアメリカ株式市場に、世界の新興勢力(資源バブルで大儲けした中東やインドや中国やロシアの大富豪たち)が、なだれ込むのだ・・・。
アメリカ株式市場が待ちに待っているセオリー通りの「ウィンブルドン化現象」によるアメリカ株式市場の復活だ。

すべて「筋書き通り」なのだろうか・・・。

いいなぁ〜〜〜〜基軸通貨って、いいなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。(T T)


【付録】TOKYOという都市について・・・。

世界基準からみると、極端に格差の少ない日本という国のTOKYOという都市は、やはり、結構すばらしい街だと思う。

第一に、治安が良い。女性と子供が日が暮れても徒歩で歩ける国は(首都でも)珍しい・・・。
第二に、地下鉄がすばらしく整備されている。
第三に、やっぱり公園などが整備されている。
第四に、区画整理がうまくいっていないと表現すればそれまでだが、言い換えたら、どんな住宅街でも下町などの風情が残っている商店街が残っている。

さらに、今の日本の(東京の?)民間の男性たちは、お金を稼ぐのはちょっとだけ下手だけど(なまけもの???)、女性には極めて優しい人たちだ。

もしかしたら、女性にとっては、あるいは、老人にとっては、あるいは、そこそこ内向的気味な、あるいは気力体力欠如気味の外人にとっては、東京が世界で一番魅力的かつ暮らしやすい都市なのかもしれない。

(あとは、ビジネスチャンスがもっともっと大きくなれば、もっともっと世界中から「TOKYO」という都市に、さまざまな人が集まって来るはずなのだが・・・)

週末、コスモポリタン化し始めている都内の公園を散策しながら、「Most Livable City・Tokyo・・・」ふと、そんな気がした・・・。


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2008/4/26

あなたを逆追跡♪ブロガーの逆ストーカーにご用心♪  

時折、コメント欄にハンドルネームも名乗らずにコメントを残す人がいますが、あるいは、メールアドレスを記入していないからと安心して意味不明のコメントを残す人がいますが、いまのブログでは、読者の軌道を逆追跡(逆ストーカー?)できる機能が充実しているのを、ご存じない人が多いのだろうか・・・。

特に、アメリカン・オンラインの場合、女性の利用者が多いせいか、逆追跡(逆ストーカー)機能が、ものすごく充実している。

私が未だにアメリカンオンラインのブログを愛用している理由のほとんどが、この逆追跡機能の充実度に依っている。

ネット上では個人情報は全く守られないのです。

「あるブログで赤裸々な違法行為を繰り返した人を逮捕したら、けっこうまともな職業も持って、結婚もしていた中年だった」、なんてニュースはよく報道されます。知っている人は知っているけど、知っていない人は知らないのだろうか・・・。

こういうトラブルって、メールアドレスも実名も名乗っていなののに「なぜ逮捕が可能なの???」って素朴な疑問もあるでしょうが、今は、逆追跡の機能やソフトが充実しているから可能なのです。

ブログの解析機能の追跡機能を使えば、IPアドレスやホスト名くらいは簡単に割り出せます。何時何分何秒に、どのブログ記事を何十秒かけて読んで、何時何分何十秒にそこのコメント欄にアクセスして何分何十秒留まっていたのか、すべて詳細にブログの解析機能部分に記録が残っており、保存されています。

さらに、市販の有料ソフトを使えば、どこの地域からアクセスしているか、ピン・ポイントで(何丁目何番地のどこのビルかまで)判明します。

幾度もいいます。
ネット上では個人情報は全く守れないのです。

ですから、大体のことがわかるわけですから、あとは、ブログ保有者がプロバイダーに連絡するかどうかの問題が分かれ目なわけです。

というわけで、みだりに、代替案もなく、コメント欄で意味不明な「落書き」のようなものを残すのは、今ではけっこうリスクが高く、止めたほうが良いと思います。

訴訟とか、そういった大げさな話では全くないのです。

あなたが気軽に繰り返している「嫌がらせ」のようなもの(いたずら???らくがき???)を、職場や学校に連絡されたケースなども、是非とも想像してください。
単純な憂さ晴らしのつもりでも、ブログのコメント欄への「らくがき」は、いまの時代では、あまりにリスクが高過ぎるのです。
ブログの逆ストーカーや逆追跡の機能は日進月歩なのです。(それだけ逆追跡のニーズが高くなっているということなのでしょう。)

ネット上では個人情報は全く守られないということを、ぜひとも肝に銘じてください。

私のブログを定期的に荒らす人は、まだ1〜2名に限定されています。けれども、他のブログでは、あまりに荒らす人が多すぎて、閉鎖し始めるブログがちょっとずつ増えているようです。
ブログに飽き始めたころに、あるいはブログ疲れを始めたころに(?)、ブログで嫌な思いをする回数が増えたら、ブログなどは所詮ボランティアですから、自主的にブログを閉鎖をする人が増え始めるというのが、まぁ、人情として自然な流れでしょう。

マナーを守らない人々が増え過ぎて、かつてのフォーラムやチャットが衰退したように、ブログも今、その危機に瀕し始めているのかもしれません。

けれども、逆追跡や逆ストーカーという技術も、もっともっと日進月歩しているのです。

ネット上では、個人情報は全く守られていないということは、肝に銘じたほうが良いと思います。
(実名やメールアドレスを名乗っていないのだから大丈夫だと安心していても、意外と、職業も性別も年齢も住所もオフィスも趣味趣向もバレバレもであることなど)、一人一人がもっともっと自覚したほうが良いと思います。

実名だろうが匿名だろうが、なにかトラブルのようなものが起きれば、どちらを名乗っていても、ほとんど意味のない時代になっているわけです。

こういうブログの追跡機能(逆ストーカー機能)の日進月歩の話って、意外と知らない人が多いのかな???

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2008/4/26

資源バブルは2009年には弾けるのか?  

このブログの愛読者の方から紹介していただいたレアメタル・パニック)中村 繁夫著)を、読んだ。またしても表題だけはエキセントリックだけど、けっこう面白かった。

25年以上前、やっぱりレアメタルについて仕事でちょっとだけ調べさせられたけど、そのときの「血沸き肉踊る」感覚が戻ってきた感じ。

世界のレアメタルや資源の市場価格は、過去25年くらい、周期的に暴騰したり、冷え込んで「冬の時代」を迎えたりを繰り返している。一番原始的なビルト&スクラップを繰り返す業界が世界の資源業界。オイルをはじめとして、世界の資源の埋蔵量の分布しは、偏りがあり、たいていは、政治的に不安定な地域に埋蔵されている場合が多い。(そういった中で、カナダやオーストラリアは政治的に安定している資源国として、かなり珍しい地域なのだと思う。)
そういった中で、資源ナショナリズム(おかしいやないか???わしらの暮らしている国の地下資源は、わしらのものじゃないか???という、ごく自然な動き)と、資源開発に伴う環境破壊問題などと重なり合って、世界の資源メジャーは、M&Aを繰り返したり、国営化されたりして、巨大資本へと脱皮していっている。

ところで、レアメタル・パニック)の著者・中村 繁夫氏は、世界何十カ国を渡り歩いている日本のレアメタル専門の中堅商社の社長。
こういった現場感覚のある人の書いた本は、アバウトだけど、とても面白いし、やっぱり熱気と説得力がある。

この中村繁夫氏によれば、今の資源バブルが弾けるのは、2009年なのだそうだ。

私などが、現在進行中の資源バブルの崩壊時期を予測するよりも、やはり、こういった現場感覚のある資源大好きの中村氏の予測のほうが、ず〜〜〜っと当たる確立は高いと思う。

中村氏によれば、世界の資源エネルギー価格は15年周期で暴騰と暴落を繰り返しているそうだ。(そう指摘されれば、なるほどと思う。)

そして、今の資源エネルギーバブルは、中村氏によれば、2009年に弾けるのだそうだ。
中村氏は「レアメタルパニック」を記したのは、2007年はじめ。その頃の中村氏は「早く(レアメタル鉱山を)開発しなければ、また価格が下がってしまう・・・」と、かなり焦っている話を、レアメタルパニックでも記していた。

私は、1年前は、「アメリカ不動産インフレの崩壊よりも、資源インフレの崩壊のほうが先に来るのではないか?」と、勘違いしていた。だから、アメリカサブプライム問題が報道されても、ほとんど動じなかった。動揺したのは、CDO市場問題が発覚したときだった。
この判断ミスは、どこから来たのかと反省してみたら、私個人が、住宅インフレよりも、資源バブルのほうが大嫌いだったんだと思う。
原価がほとんどゼロみたいなものが暴騰するという「資源バブル」に対する嫌悪感は、やっぱり、私の心の根底に流れていて、コモディティー投資へのバイアスになっている。

不動産の場合、住宅価格などでは、そこの業界の人々の創意工夫が加わっている。
ましてや、株式市場の場合は、不動産や資源の有効利用と、さらには、そこで働いている人々の創意工夫(付加価値、言い換えたら技術力)が、もっともっと働いている。
私にとっては、株式市場への投資は、資本主義市場へ参加している創意工夫の大好きな勤勉な人々への「信頼と敬意の証(あかし)」でもある。

それに比べると、コモディティーなどの資源への投資は、はっきり言って、根っからのギャンブル好きの人でないと、すべからく「投機」であると言っても差し支えないような気もしないではない。
ちなみに、レアメタルの場合、暴騰するときも、暴騰の仕方がすごいけど、暴落するときも、暴落の仕方がものすごいケースが多い。
確かに、中国インドなどなどの新興国何十億人がいっせいに文化的な暮らしを志す時代が訪れるのが、21世紀なのだろうし、そういったわけで、オイルや石炭やレアメタルなどの資源価格は、そこそこ高止まりするだろうと予測すること(20世紀のような大暴落が起きると予測すること)は正しい。
けれども、マーケットとは、価格が上がりすぎたものは、かならず下がるのである。それが「バブルの正体」である。
資源バブルとて、このマーケットメカニズムから、一人だけ離れることは不可能だ。いや、資源マーケットが一番バブルに陥りやすい市場なのである。

現代の経済学では、「バブルとは前もって形成されることを避けることは不可能だが、マーケットの最高値から3〜4割程度 価格が下がったら、それが、バブルである」と定義されている。バブルの形成を前もって避けるのは、もはや、経済学や金融の技術では不可能であり、それは心理学の領域である。

だから、現在進行中の世界経済のりセッションが続くなら、やがて資源への需要そのもの(実需)が縮小し初めて、今、資源市場へなだれ込んでいる荒くれのヘッジファンドたちが静かに資源市場から撤退を始めて、やがて、今現在進行中の資源バブルも崩壊し始めるだろう。

あるいは、世界経済の発達の足かせになっている今の資源高状態が終息し始めたら、言い換えたら、2009年以降、世界の資源価格があと3〜4割下落し始めたら、世界経済全体は、今のリセッションから穏やかに回復し始めると思う。

そのときは、アメリカの株式市場は、今のイギリスみたいに、ウィンブルドン化していることだろう。
資源バブルで大もうけした中東や中国やインドやロシアなどの新興の大資本家たちの名前が、アメリカや欧州の上場企業の筆頭株主として、たくさん名を連ねていることだろう。

こんなダイナミックな世界の大潮流の変化の中で、日本の株式市場だけが、一人取り残されることになりませんように・・・。なむなむ・・・。



それでも、「山師」として、世界の鉱物資源を開発して歩いている男たちの話「レアメタルパニック」は、やっぱり、とっても面白い。

資源エネルギー安全保障などという「おかたい」表現を使うと、また、霞ヶ関の天下り策増強に利用されるから、「民間人による21世紀の資源エネルギーの安定確保」という言葉を使ったほうが良いかもしれない。21世紀では、エネルギー安全保障と言う言葉を使わないほうが良いかもしれない。
けれども、「民間人による資源エネルギーの安定確保」の大切さは、資源エネルギーの99%を輸入に依存している日本では、今も昔も、変わりない。
資源エネルギーこそが、日本経済のアキレス腱なのだ。

ところで、今は自動車産業と電器産業などの製造業が、巡り巡って、日本の資源エネルギーの輸入代金の9割以上(?)をバカスカ稼いでいるのだけど、あと20年後の日本では、どの産業が、日本の資源エネルギーの輸入代金をバカスカ稼いでいるのだろうか???
電器産業は、なんとなく頼りなげだし、自動車も中国の追い上げにあっているだろう・・・・・どこがバカスカ稼いているのだろうか?

日本の眠れる獅子・個人金融資産1500兆円の財布を握っているミセス・ワタナベ(手堅く賢い資産運用をしている人々)が、続々と誕生していることを願ってやまない貞子である。







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2008/4/24

時の人、高橋 洋一氏に実際に会ってきました。  

昨日の夕方、いま、時の人である高橋洋一氏に実際に会ってきました。

高橋氏は大変忙しい方なので、わずか30分か40分程度の短い時間でしたが、実際にお会いしてみて、「勝海舟が21世紀に生まれ変わって、天才になったら、こんな人になるのではないだろうか・・・」との深い感銘を受けた。まさしく珠玉の数十分だった。

この春、高橋洋一氏の名著であり学術書でもある財投改革の経済学を読んで、私は、まさしく「目から鱗、金融政策の開眼書!」と大感激していた。

とくに、財投改革の経済学の最終章「第九章 ほかの政策への影響」は、ものすごい力作だ。第九章を、私は幾度もなめるように読んでいた。幾度も幾度もなめるように読めば、第九章といえども、凡人の私でも、なんとか理解できるたのである。

高橋洋一氏本人からも直接伺ってみたら、やはり「第九章 ほかの政策への影響」は、やはり高橋氏にとっても「自信作でもあり、自分にとっても一番のお勧め個所」との話だった。

さらに、「『財投改革の経済学』は、もともとはもっともっと長い文章だった。本当は、上巻と下巻とに分けて出版したかったのだが、東洋経済新報社のほうが、『あまり長いと本が売れない』ということで、上下に分けないで、半分程度に削除して出版することになって、残念だった」旨を高橋先生から直接教えて頂いた。

出版社の都合で削除せざるを得なかった部分をぜひとも読んでみたいと思う。

ただ地味な表題と硬い内容の学術書の割に、今回の「財投改革の経済学」はかなり良く売れたようである。(3,000部ほど売れたと聞こえたのだけど・・・・「学術書の場合は、わずか3,000部で、「良く売れた」となるのだろうか・・」と私は自分の耳を疑ってしまったので・・・・私の空耳だったかもしれない・・・。)

『財投改革の経済学』の第一章から第8章までは、1995年橋本内閣時代から始まった財政投融資改革の流れを、学術的に金融工学の理論に基づいて、淡々と改革を語っている。
「国民から預かった税金をリスクにさらしたり、無駄に使ってはいけない」との基本的な考えを、きっちり数字の裏付けと金融工学の考えで抑えながら、財政投融資資金改革が始まる。
その流れで、大蔵省資金運用部の解体となり、その中で、自然と、財投債発行という発想が生まれて、その中で、財投改革が始まり、結果として、郵政民営化や特殊法人改革、政策金融改革(沖縄振興開発金融公庫、国民生活金融公庫、国際協力銀行、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫、日本政策投資銀行、中小企業金融公庫、商工組合中央金庫などなどの、数々の「花形天下り」公的金融銀行の改革)が必然となり、可能となった話が綴られている。
この流れの中で 今は、公務員改革、人事庁新設構想が一進一退ではあるが、なんとか進んでいる(いや、改革が後戻りする中で、まだ改革を進めようとしている人がまだ残っていると表現したほうが良いのかもしれない・・・)。

私が、さらば!財務省ー官僚すべてを敵に回した男の告白を手にしたのは、「財投改革の経済学」を読んだ後だった。
まず本の表題にがっかりした。まるで暴露本のような表題だったので、本の内容ではなく、本のネーミングにがっかりしたのだ。
これでは、とんでも本である元外務省の天木氏の「さらば!外務省」(←こちらは、単純に私的な怨念がモチベーションとなっている「とんでも本」だ)と同列の扱われてしまうのではないかと、ちょっとだけ心配になった。

高橋氏ご本人も、「さらざ財務省!」というネーミングには、すこぶる不本意を感じていらっしゃったようだが、講談社から、「とにかく今は、読者に実際に本を手にとってもらうことが大切なので、こういった表題が良い」と説得させられてしまったという。

さらば!財務省ー完了すべてを敵に回した男の告白は、学術書ではないので、経済政策や金融政策に疎い人でも、とても読みやすい図書だ。
けれども、一般の暴露本では決してない。「さらば財務省」は暴露本でも告白本でもどちらでも決してない。
私なども霞が関と永田町とマスコミは織りなす世界は、魑魅魍魎(ちみもうりょう)として、まったく理解不能なのだが、そういった政治が苦手な素人にとっては、「さらざ!財務省」は、現代の日本政治経済入門書とも言うべき名著である。マスコミが流す情報がいかにお粗末であるかということも、手に取るように詳細に記してある。やはり新聞の(特に政治欄!)は、お粗末だったから一般人には理解不能だったのだ。若いころの私は政治には全く無関心になってしまっていたし、現代の若者が政治に無関心になってしまうのも無理はないと思う。
だから、「さらば財務省!」は個人的には「現代 日本政治経済入門」と題名を換えて出版しなおしてほしいくらいだ。
これを読めば、たいていの若者も、今の日本の政治が大変な岐路に立たされていることが理解できると思う。
「さらば財務省!」には、それほどリアルにここ10年ほどの日本の霞が関と永田町が織りなした「人間叙事詩」が淡々と綴られている。私的な怨念など露も欠片(かけら)も微塵もないりっぱな政治経済の入門図書である。

高橋洋一氏は、東京大学理学部数学科に進まれた天才だ。
数学は小学校のころから得意だったようだ。中学生のときには、大学レベルの数学が理解できたと、「さらば財務省」でも記されている。
本来 数学者を志していた高橋洋一氏が、なぜ、ひょんなことから大蔵省に就職してしまったのかも、「さらば・・」に詳述されている。
こういった人が金融に興味を持つとまさに「鬼に金棒」になる。
あっという間に、次々と先端の会計知識や経済知識や金融知識やIT知識を身に付けてゆく様子が「さらば・・・」に如実に記されている。
高橋氏は公僕として、粛々と最新の金融理論に忠実に業務をこなしていると、いつの間にか、「必然として」財務省と霞ヶ関の一番の花形の天下り先に手をつけてしまわなければならなくなる。花形の日本政策投資銀行や国際協力銀行などをはじめとする政策金融改革に手をつけなければならなくなって、財務省から大変睨まれてしまうことになったようだ。

「正しい」「フェアな」経済理論や会計理論や金融理論は、元来人々の生活を豊かにする。
そういった「正しい」「フェアな」ことは、ただ とても地味で、ある意味難解でもあり、人の目に触れにくい。
その「正しい」経済理論を改革として推し進めようとすると、いまや霞が関が最大かつ最強の抵抗勢力に成り下がってしまっている。
そんな話が「さらば・・・」では、誰にもわかりやすく記されている。
(私などは、そんな霞ヶ関の体たらくには、まさしく気が遠くなりそうだけど・・・・)

今日は、我が家の東京での新居に、やっとブロードバンドの工事が来てくれる日です。
整理整頓の苦手な私が、家の中の大掃除をする日なのだ。
もっともっと記したいことがあるのですが、今日は、とりあえず、ここまで・・・。
(To Be Continued・・・・)

【追記】読みやすいように 誤字脱字を直しました。(つもり・・・)

【追記2】このブログ記事は、高橋洋一氏ご本人から、実際に「ブログ記載」のご了解を得て、記したものです。
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2008/4/21

アクセス・ランキング@(2007年11月〜2008年2月)  

2007年11月1日から2008年2月末日までの、このブログのアクセスランクング(トップ10)をご紹介します。

なお、こういった過去ブログの場合は、なにとぞ日付に留意してお読みください。

こんな消費者庁は要らない!!! 

日本一簡便かつ手ごわい(?)個人向け株式運用法

縮んでゆく「日本経済」と目減りしてゆく「日本円」

今回の世界同時信用収縮と今後のFRBの出方。

シティーの資本金は13兆円兆円、総資産は202兆円。

政治家がどんどん頭が弱くなってゆく・・・・。

やはり21世紀はコモディティーの時代。

『魔性の中国投資』の抱えるハイリスクと『資源&新興国バブル』 
中国投資の魔性は、いまや禿げ落ちたので、再び、そこそこ安心して中長期的な視野で中国投資を再開する時機になっていると思います。くれぐれも、中国投資は自己のポートフォリオ全体の5%程度、いくら多くても20%以内に抑えてください。

世界株式市場および日本株式市場の大底は何時か?


2008年はちょっとワクワクする年@  
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2008/4/20

資本主義の拡大再生産の様子  

資本主義が拡大再生産している様子をアメリカ株式市場の長期トレンドで見る。

寒プライム、もといサブプライム危機は、長期トレンドの中では、ほとんど危機と呼べるような「危機」ではない。

1970年代のほうが、言い換えたら、レーガノミックスが登場する前の構造改革前の長い長い「株式市場の死」の時代のほうが、「資本主義の危機」だったことが、下のグラフが如実に物語っている。


@ダウ・ジョーンズ


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AS&P500


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Bナスダック


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お金は人生の第一目的では全くない。
お金で解決できるものが、この世では一番安いものなのだ。
その、たかだか金という安いもので、たった一度しかない大切な人生をより苦しものに変えてしまうことのほうが、もっとナンセンスで悲しいことなのである。
私は、そういう人(たかがだが金で人生をエンジョイできないで終わる人)が一人でも減ることを祈って、このブログを更新しているような気がしないでもない。
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2008/4/17

ごまめの歯ぎしりブログより。2  

ごまめの歯ぎしりBlogでは、外務省やODAにまつわる話について、母屋でお粥、離れですき焼き、別荘でフランス料理フルコース
と、「別荘でフランス料理フルコース」と喩えていて、まさしく絶妙。
(以下、全文抜粋 引用)
浅尾慶一郎殿
ご入会を歓迎します
前県連会長クラブ

外務省から日本の国際機関への拠出金のレク。
が、他省庁が担当する国際機関への拠出金について、外務省は全くわからず。というか、外務省内でも他局が担当しているものについては、全く情報がない。

仕方がないので、全ての役所に対するヒアリングを行うことに。

かつて、大蔵省は、世界銀行にせっせと拠出金を出し、途上国の官僚を海外留学させるはずだったこのジャパンファンドのお金を使って、人事院の海外留学試験に落ちたキャリアの大蔵官僚を全員留学させていた。

母屋でお粥、離れですき焼き、別荘でフランス料理フルコース。

だから疑わしいものは全てチェックする。

意味不明のASEANセンターに関しては、まず、外務省がこれまでのセンターの活動を詳細にまとめ、評価することになっていた。
それを待っていたら、突然、理事会で与党の筆頭理事が、ASEANの大使館と意見交換会をやろうといいだしてびっくりした。

与党の筆頭理事は、山口筆頭が事情で辞任し、替わったばかり。ASEANセンターのことなんか知るはずもない。
ようするに、害務省が、このままではボロを隠しきれないから、強行突破しちまえという馬鹿な考えをいだいて与党筆頭を抱き込んだわけだ。

この分では、害務省の別荘にはフランス料理だけではなく、高給ワインがわんさかあるのだろう。

たとえば、南太平洋経済交流センターは、国会の承認もない行政取り決めで設立され、平成18年に5365万円の拠出金を受けている。この95%が日本政府の拠出だ。
職員は四人で、トップは害務省からの天下りで給与は1050万円とこの機関の総収入の五分の一がこの人の給与になっている。

何をやっているかの説明には、パプアニューギニアからの鰹節の輸入やトンガからの里芋の輸入などなど。

日本のODAの国際順位が下がったと発表されたときに、ほとんどの新聞はODAを増やせと社説を書いた。
だが、各紙ともODAの中身を精査しているわけではない。
額よりも、内容、効果、評価の時代になっていると思う。
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2008/4/17

Jパワーについて、ごまめの歯ぎしりも面白いのでご紹介。1  

河野太郎氏のごまめの歯ぎしりも必読です。
「なんちゃって核燃料サイクル」の続編として報道ステーションの反逆がアップされています。
以下、一部抜粋引用。(太文字部分は、私個人が激しく同意した個所を太く記しなおしたものです。)
・・・・(中略)・・・・テレビ朝日の報道ステーションが、靖国神社に関する映画の上映が取りやめになったことについて、批判的な放送をしているのを見ながら、おいおい、核燃料サイクルの特集を電力会社の圧力で放送中止したのは一体誰だよと毒づいていた。
それが聞こえたわけではないだろうが、金曜日に、報道ステーションが六ヶ所村の再処理工場を取り上げる。ほーっ、やるじゃない。
青森県版の朝日新聞といい、今度の報道ステーションといい、スタンスが微妙に変わってきたのだろうか。

坂本龍一さんもSugizoさんも相当な圧力をかけられながら、六ヶ所村の再処理工場の問題に取り組んでいる。
東芝EMIは、関係者が原発に関する活動をすることを御法度にしていたそうだし、テレビ局もスポンサーからの圧力で、原発に関する発言をする歌手や俳優には冷たいということを関係者から直接、聞いたことがある。
批判的な声に対しては、金やその他の力を使ってわーっと声を上げて封じ込めようとするのは、だれかによく似てやしませんか。
批判的な声を上げさせないように、一体電力会社は、メディアにいくらばらまいているのだろうか。それも消費者の電力コストにはね返ってくるのだ。

エネルギー戦略研究会なる組織が、坂本龍一さん他の「ロッカショ:2万4000年後の地球へのメッセージ」に対する反論なるものを出している。

しかし、(エネルギー戦略研究会の反論は)めちゃくちゃだ。
「再処理費は税金ではなく、電気代金の一部として受益者が負担することを認識していただきたい」
どちらにしろ、現時点では意味のない再処理のコストを国民が負担することになる。電気代金は、税金と違って、国会で議論されることもなく国民が(将来)負担することになる。もっとタチが悪い。

「原子力発電コストは再処理費用や廃棄物処理費、廃止炉費用等を全部加算しても他の電源に比較して一番安いことは、石油価格が27.41$/バレルであった平成16年の経済産業省の電気事業分科会コスト検討小委の検討結果で確認されていることを申し添えたい」
原発のコストが一番安いといいながら、その中身の詳細は、企業秘密だとして明らかにされなかった。しかも、核のごみの管理費用やメディア操作のためのコストも明らかにされていない。それで一番安いと言っても、そりゃ自己満足なだけだ。

「自然エネルギーは新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法(新エネルギー法)で保護されていて、電力会社は市場価格を上回る料金を支払い、風力、太陽光発電による電力を買取っている」
ばかげたRPS法のおかげで日本の自然エネルギーの伸びが抑えられているのは、みんな知っている。自然エネルギー促進議員連盟が提案した買い取りの義務づけを実施していれば、今のようなことになっていなかったはずだ。

「ウラン資源の有効利用のためにも、軽水炉の次には現在国際協力プログラムで開発を進めている高速増殖炉(第4世代原子炉)の導入が強く望まれており、高速増殖炉の運転にはプルトニウムが必要になる」
高速増殖炉の商業化にめどを立ててからいうべきことだろう。

「現在電力会社が進めているMOX燃料利用はこの高速増殖炉の燃料を準備するために不可欠なものである」
高速増殖炉の商業化ができなかったら、どうなるのだ。

「日本は太陽電池では世界一の生産国であり、風力発電機の製造・輸出も盛んである。十分世界をリードしていると言える」
ほんとうにそう思っているのか。最近の日本の状況を把握していないのではないか。

「将来自然エネルギーで全てを賄いたいというのは1つの夢ではあろうが、エネルギー密度が低いため多大の敷地面積を必要とし、利用には限度があることを認識いただきたい」
核のごみ捨て場も確保できない原発に本当に将来があるのか。
自然エネルギー100%が人類が向かうべき方向だと思っている。問題は、それをいつ達成するのかということだろう。
夢だというならば、高速増殖炉よりも自然エネルギーのほうを追求するべきだと思う。


この程度の愚痴をいうために、電力会社はもっともらしい人の名前を並べた書類をあちこちに送りつけている。
映画の上映が中止されたというならば、電力会社の圧力で封じられているまともな議論についてもメディアは報道するべきだ。

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2008/4/17

霞が関の食物連鎖。  

池田 信夫Blogの霞が関の食物連鎖より、以下、全文抜粋 引用。(引用文にはリンクを張りませんので、是非、実際に飛んで行って 池田 信夫Blogの「霞が関の食物連鎖」をご熟読ください。)

Jパワーの審査を行なった外為審の外資特別部会の部会長が吉野直行氏だと知って、90年代に郵貯についての討論番組をつくったときのことを思い出した。当時、郵貯が巨大化し、財投が無駄な特殊法人の資金源になっているという批判が強く、専門家にも郵貯を擁護する人はほとんどいなかったが、たったひとり郵貯を擁護していたのが(郵政省の審議会の委員をしていた)吉野氏だった。

サラ金の2割がつぶれて「官製不況」の原因になっている貸金業法改正の「懇談会」の座長をつとめたのも吉野氏だ。ここでも彼は、規制強化したい金融庁や後藤田正純氏など自民党の意を受けて議論を誘導し、改正後に「闇金が増えている」というNHKの番組に出演して「高利で借りる人を市場から排除するのが今回の改正のねらいだ」と公言した。

そして今回のJパワーの件で吉野氏は、記者会見で「原子力事業は20年から25年の長期にわたって考える必要があるが、(TCIが志向している)3〜5年の投資では、長期投資を控え短期的な配当を多くするよう行動する」と断定した。これに対してTCIのジョン・ホー氏は「そんな説明はしていない」と否定し、「それなら株を取引するのを20年間禁止する法律が必要ではないか」と反論した。

吉野氏も経済学者なら、ホー氏のほうが正しいことぐらいわかるだろう。吉野氏のような論理が成立するなら、電力会社の株主はみんな株を20年以上もっていなければならない。それに彼は、TCIの買い増しで「原子力政策に不測の影響が及ぶ」と何を根拠に断定したのか。TCIの目標としている20%では拒否権も行使できないし、ホー氏は「株式を信託して重要な意思決定には関与しない」と約束しているのに。

要するに、吉野氏は経産省があらかじめ決めた結論に合わせて理屈をつけ、北畑次官の「資本鎖国論」を学問的に偽装したのだ。それが御用学者の処世術というものだろう。おかげで彼の所属する慶応の経済学部には、無内容なプロジェクトにCOEで2億円も研究費がついて、同僚が使い道に困っていた。

通産省は80年代から「規制緩和」の旗を振って許認可権をみずから手放してきたが、最後に残った規制の砦が電力である。私の体験では、会社の効率の悪さは、トップに取材するとき広報や秘書が並ぶ数でわかるが、かつて東電の平岩会長にインタビューしたときは、7人も並んだ。これは銀行やNTTをも上回る最高記録だ。

そういう「恐竜」の既得権を守って経産省は残り少ない天下りポストを死守し、それに異議をとなえる外資を排除することで、御用学者は食物連鎖の末端でおこぼれにあずかっているわけだ。彼は霞ヶ関では、あちこちの審議会に引っ張りだこで、大御所になったつもりかもしれないが、官僚が裏では「吉野さんは便利だからね」と笑っているのを知っているだろうか。


かつて東京電力などと一緒にエネルギーや電力、とくに原子力発電の調査の仕事をしたことがあるので、池田先生の話は、実に「真実」である。


ところで、エネルギー行政には多くの天下り策としての独立行政法人や特殊法人や公益法人が存在する。
今は名前を変えたけど、中東問題研究所、日本エネルギー経済研究所、原子力産業会議、電力中央研究所、核燃料開発事業団、高エネルギー研究所(こちらは、原子力よりも放射能が強いはずの重水素・核融合の平和利用を目指している)、新エネルギー研究所(NEDO)、海外電力事業研究会などなどの大御所をはじめ、電力&資源エネルギー関係だけでも、キラ星のごとく特殊法人や公益法人が存在している。
そして、彼らは、どこでも似たり寄ったりの研究をバラバラに行っていることが多い。

ただ、こういった研究所のプロパーの研究員は、一人一人はとても「良い人」だ。平素仕事が大変ではない分、民間人の問い合わせにも、ひとつひとつ丁寧に答えてくれる人が多い。その応え方も横柄なところが全くなく、「自分はここまでしか知らないけど・・・」とか、「これ以上調べたいなら、こういった財団がありますし、そちらの連絡先は・・・」などと、とても気さくに親切に応え下さる研究員は多い。
彼らプロパーの研究員たちは、あまりに平素から「かごの鳥」として民間から隔離されている場所で一応「民間のために」という建前で情報収集しているので、「たまに情報を欲しがる民間人に会うと、嬉しくなるのかな〜〜〜〜?民間人が恋しいのかなぁ〜〜〜?」などと感じてしまうくらいの律儀さや親切さだったりする。

21世紀は、資源エネルギーの時代だ。(あるいは、穀物の時代であるともいえる。)
電力やエネルギーについて中立的な研究を進めたり、グローバルな情報収集をする場所(スペース)は、是非とも必要だ。
しかも、インターネット上に資源エネルギーに関する情報や統計や研究の「巨大データベース」をプロパー研究員たちの手で造り上げて、それをオープンにして、誰でもダイレクトに情報にアクセスできるようにすることは、21世紀では比較的簡単である。
21世紀では、行政サービスの「巨大データベース」化によって、プロパー研究員の人員を削減することなく、天下り確保のためだけにキラ星のごとく無数に存在する資源エネルギー研究所や公益法人を、簡素化して一本化することが可能になっている。
そのほうが行政サービスとしては効率的になるし、行政サービスとしての質も上がる。そのほうが癒着も減って、官が「民間のアシスタント」としての立場に徹し安くなる。

【追記】一部読みやすいように文章を手直ししました。
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