尼将軍:貞子 爆誕!!!?? ブログ「貞子ちゃんの連れ連れ日記」が、有料まぐプレ「資産形成・マクロ経済 de あそぼ♪」の創刊とともに、リニューアル・オープン! 2009年4月末、大不況の入口で、ついに、貞子の進化系モンスター「尼将軍:貞子」爆誕!!!! 「自分だけ貧乏?」「自分たちの世代だけが貧乏くじを引いた??」「明日は今日より貧乏になる???」と感じたとき、悔しさや怒りを覚えるのは、心理学の見地から見ても、「正当」かつ「健全」な感情です。 わたし達や私たちの子供達は、将来も物心ともに豊かに暮らし続けたいと願う「正当な権利」を持っています。 このブログは、15歳の我が娘が大人になる10年20年後の日本経済を見据えて書き綴る日記です。 「持続可能な豊かさを維持してゆくことへの希望」を決して捨てません。 中長期的視野に立った金融・経済・福祉・心理学中心の「戦う母親ライター日記」です。

2006/9/29

安倍新首相は頭脳明晰。(大増税時代への幕開け)Part2  

今後の10年に 何が起きるのだろうか。。。。

大増税時代の幕開け・・・・。

ジリジリ・インフレに歩調を合わせるようなジリジリ・増税時代の到来。。。。

それがうまく行かなかったら?

大規模なキャピタル・フライト?

国債や地方債へ貸し込みすぎた銀行が次々と破綻を始める第二のバランス・シート不況???(銀行の不良債権処理不況のときより もっと深刻な不況になるだろう。)

あるいは 局地戦争へと日本が突き進むのか?

(どの方向へ日本が向かっても 個々人の私たちがなるべく生き延びられるような資産の運用については 来週あたりにアップします。)

元来 保守本流政治とは 恐ろしいほど 『国民の命と財産を平気で侵害する』ものなのです。
ですから、 民主主義国家の憲法が こういった『元来の政治の性悪(暴走)』から国民の命と財産を守るために わざわざ民主主義を掲げて さまざまな国民の基本的人権を守ることを 『志』として掲げているのです。

今 東アジアが地政学的に極めてキナ臭くなっているときに、 平気で『憲法改正』を所信表明演説で掲げる安倍晋三。

安倍氏が頭が弱いわけではないことが分かった以上、彼が頭脳明晰な実務家であることが分かった以上、ちょっと怖すぎる。いや 怖すぎるなんてものじゃない。。。。

現行憲法の中でも 日本の自衛隊は 予算だけなら既に世界第三位か第四位の軍事大国なのです。
(ただ 軍事予算だけ見ても ここでも再び 予算が無駄に使われて 日本の国防が脆弱なのが問題であると思います。)
『抑止力としての核』を日本が持つことに私は賛成の立場に立ちますが、憲法改正(特に憲法第九条n改正)は絶対反対です。
集団的自衛権だろうが二国間自衛権だろうか、現行憲法の解釈だけで充分対応できるはずです。

なにゆえ 安倍氏は 教育基本法改革と憲法改正に熱心なのか。

教育基本法を変えなくても 義務教育の改革は可能なはずです。

やはり 安倍氏は 喜んで命と税金を差し出すことを『愛国心』であると勘違いできる『洗脳された納税者』を本気で沢山作り出そうとしているのではないでしょうか。

そういった中で かなり気になるブログ記事を見つけたので ご紹介します。
力作の続く国家破綻研究ブログさんのブログ記事の中で とりあえず二つご紹介。↓

『戦争は最後の不況対策』
『2009年、中国の攻撃で日中開戦」 日中戦争のシナリオ』


そういえば けっこう甘いマスクの中性的なイメージの強いヒットラーが マスメディア報道を巧みに操ることには天才的な才能を持っていたことを何故か最近時々思い出してしまう。

学生時代に第二次世界大戦前の恐慌論を専攻した私の頭の中で 最近次のような『リフレイン』が時折鳴り響いてしまう。

『あまりにもセオリーどおりに事態が進みすぎている・・・・本当なのだろうか・・・現実なのだろうか・・・人は進歩しないのだろうか・・・歴史は繰り返されるのだろうか・・・・』(←リフレイン)

今の日本は景気が良くなっているのに。 
誰も明日の食べ物に困っている人はいないのに・・・・。
少なくとも女性は 昔のお母さんより 人生をず〜〜っとエンジョイできるようになっているのに。
メディア報道が偏り過ぎている。幻想としての『心の恐慌』をマスメディアが報道しすぎている。
今ほど日本人の心が豊かになった時代は無かったはずなのに。(ただし 公務員は例外!!!)
心の貧しい日本人なら 今より昔のほうが断然多かったのに。
羊のように『良い人』を演じすぎて疲れ果てている人のほうが増えているくらいなのに。。。
大きい羊と書いて『美』と書く。
『美しい国へ』は『大きな羊の国へ』とも書けるのよね(T T)。
この国の保守本流は 日本の国にまだまだ『大きな羊』を増やしたいのだろうか。。。。



ジリ貧業界マスメディアを利用する政治家のテクニック(心理戦)だけが進化しているのだろうか?

悔しいから みんなで TVのスイッチを切ろう。


大きな飴(国家を頼ること)も 大きな鞭(大増税)も大嫌いな貞子からの報告でした。

【追記】ポピュリズム政治から 国粋主義政治への過渡期の『幻想としての閉塞感』を心理分析する図書としては 『インナーマザーは支配する―侵入する「お母さん」は危ない 』
(斉藤学(著))が大変役に立ちます。
「お母さん」は この図書では 実際の母親のことではなく、漠然とした見えない「世間や組織」をも指しているようです。


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2006/9/29

安倍新首相は頭脳明晰?(大増税時代への幕開け)Part1  

阿倍晋三新首相の所信表明演説を聞きました。
来週あたりから 日本株式市場が暴騰を始めても不思議ではないような気がする。(
なお 短期での私の相場感覚は いつも はずれます。)
安部晋三氏は 長期政権になるかもしれない。
安部晋三氏は 高負担中福祉(低福祉ではない!高福祉でもない!)国家を本気で狙っているようである。
安部晋三氏は 政敵を少しずつ倒しながら 最後は公明党とも手を切ることも考えているかもしれない。
『世論の不安』を隅々まですくい取りながら、強力な保守王国日本の基盤を整えたら、2〜3年後には 相続税・消費税を中心に大増税時代が幕開けするだろう。


私は9月8日のブログ本当は怖い『美しい国へ』で 私は 安倍氏を『少し頭が弱いのだろうか。。。』などと記してしまいましたが、私の拙速でした。
彼は恐ろしいほどに聡明な人物であると本日気が付きました。

今日の安倍晋三の所信表明演説を聴きましたら、急に行財政改革についても、具体的な数値を挙げていました。『平成28年までに国家の累積債務を対GDP比で半減させる』と明快に表明していました。
彼の怖いところは 『福祉国家』という言葉を一度も使わなかったことです。
さらに、彼の怖いところは 小泉氏が愛した『小さな政府』などという言葉は一切使わなかったことです。
その一方で、将来の増税については 明確に(一回だけですが)『聖域としないで切り込みます!』と断言したような気がした。(【追記】おかしい。新聞報道とは違うけど 私の空耳だったのだろうか。。。。誰か私のほかに 安部氏の所信表明を生中継で聞いた人はいませんか?)

以前から 安倍氏の顔面
の左右があまりにも違いすぎるのが気になっていました。全体としては『とても甘いやさしそうなマスク』をしていますが、手のひらで向かって右半分を隠して 向かって左半分だけを見てみてください。彼の左半分の顔はすごく気難しそうな険しい表情なのです。お世辞にもハンサムとはいえない。その反対に 手に平で向かって左半分を隠して 右半分だけの顔を見ると 彼の右半分の顔は 極めて極めて情の深い優しい表情をしています。</font>
私は人相学は何も勉強したことが無いですけど 一般に 顔面の左右対称が崩れ過ぎている人は 二面性が強すぎる傾向が強いと聞きます。
(((重ね重ね申し上げますが 成熟した人間とは 一般には表(公?)と裏(私?)の顔をある程度は使い分ける二面性を持つものであります。ただその程度だと 左右のバランスが崩れすぎることは無いらしい。)))
どこかで 向かって左だったか右だったかが『もって生まれた性格』で もう一方が『その後の環境で変化して鍛え上げられた性格』であると聞いたことがありますが。。。どっちだったか忘れてしまいました(^^;。

安部晋三氏が 左右が余りにも印象の違う表情をしていることは十二分に注意したほうが良いと思います。少なくとも国民としては 彼の極端なまでの二面性程度は リスクとして覚悟したほうが良い。
(余談になりますが 周期的に痴漢容疑で逮捕されてしまうという悲運の経済評論家・植草教授も 人相学的には極めて左右アンバランスです。)

阿部氏が 元々厳しい性格に生まれ落ちたけど 政界の荒波にもまれて やさしいマスク(仮面)を身につけたのか、あるいは 元々は気の優しい性格で生れ落ちたのだけど 政界の荒波にもまれて 険しい&厳しいマスク(仮面)を身に付けたのか、 私にはどちらであるかは分かりません。

ただ、 あまりにも単細胞:小泉政権のワンフレーズ・シャウト・ポピュリズム政治に私たちは慣れすぎてしまって、 少し政治家を舐めてかかる習性が身についてしまったことを 反省すべきかもしれません。(くれぐれも自戒の意味をこめて・・・)

安倍晋三氏は マスコミを利用した有権者との緻密な心理戦に関しては 天才かもしれません。

ここ半年続いたマスコミの『幻想としての「格差の拡大」』報道および『そこそこ普通に暮していたらまず遭遇しそうも無い めったに起きない物騒&不吉な事件』報道は、 もしかしたら 自由民主党とジリ貧産業・マスメディアの連係プレーだったのかと疑いたくなります。

統計上は どう考えても増加傾向にあるとは言えない事件・社会現象を 針小棒大に有権者や高齢者の不安を煽るような形で(不可解)報道するマスコミ・キャンペーンは、安部晋三政権の下で まだまだ続くかもしれません。
そして、 なるべく多くの有権者が マスメディアの不安報道に疲れ果てて 心細くなった頃を充分見計らって、小さな政府への改革はそこそこにする。
マスコミを利用して、有権者の中に『自立恐怖症』ともいうべきダブルバインド(かなしばり)を充分培ってから、『高負担中福祉』国家へと大きく舵取りを切り替える。
こういう筋書きもありかと。。。

すなわち、『中くらいの飴(アメ)と大きな鞭(ムチ)時代』、言い換えたら『大増税時代』が始まる可能性は極めて大きいと私は見ています。



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2006/9/27

財政の粉飾を考えてみよう♪Part3  

国債および『国債もどき』(=国債と言う呼び名を持たない国債)について 少し分かりやすい喩えをしてみます。
あなたの友人で 絶対倒産しそうも無いエクセレントカンパニーで働いている人がいたとします。しかしながら その人は かなりの高給取りではありますが、目に余る放蕩癖もあり、 さらには かなりの見栄っ張りだったのです。分不相応の豪邸を長期の住宅ローン(これが国家で言えば本来の国債です!)を組んで購入してしまいました。でも 生活はいつまでたっても派手でした。無駄使いは止まりませんでした。

気が付くと 彼は かなりの高給を貰っているにもかかわらず、毎年の住宅ローンの返済はおろか 住宅ローンの金利支払いさえも 苦しくなりました。
幸い彼は勤め先がりっぱです。カードローンなどのさまざまな消費者金融(これが 『国債もどき』の正体です!)だったら 彼にいくらでも短期でも長期でも お金を貸してくれました。
彼は カードローンから借金しまくって お金を手に入れて なんとか 住宅ローンの金利の返済はクリアしています。けれども 彼の放蕩癖は変わりません。彼は借金慣れしてしまったのです ついには住宅ローンの元本そのものを返済する気はまるっきり無くなってしまいます。自転車操業する悪知恵だけを身につけるようになります。

その彼が『家計運営にウルトラCの裏技(借金だけをどんどん増やす手法)を次々と編み出せる自分って すごい頭脳かも。。。。今のところ住宅ローンの借金は雪だるま式には増えなくなって来たし、金利の支払いも何とかクリアしている。幸い 景気も上向いてきたから カード会社がいくらでもお金だけは貸してくれる♪ んんんん????おれって やっぱし すご〜〜っく天才&ハッピー???』
などと言っていたら あなたは その友人を『手堅い人』だと感じますか。

私だったら その友人を 破滅への道だけを着実に歩んでいるトリックスターと判断します。

今の国家財政や地方財政は このようなトリックスター像と同じなのです。

一見 国家の借金の膨張率は止まりかけているように見受けられるかもしれません。
このまま景気回復が続けば もしかして ひょっとして 借金の膨張率が一瞬止まったかのように見える時だってあるかもしれません。(あくまでも見えるだけですが・・・)

でも その国家財政の中身は 大量に短期の借り入れ(政府短期証券などの国債もどきや短期国債)が急膨張している『自転車操業』なのです。 
ほんのちょっとだけ長期の国債や長期の国債もどきの発行量が減少したかのように見えるときも 会計上の小手先の『みせかけ』なのです。『大量の短期の借り入れで 長期の借り入れを差し替える』という『みせかけ』なのです。これを粉飾と言わずして 何を粉飾と呼ぶのでしょうか。

このわずか半年間で 短期の借入金は 少なく見積もっても 3兆3、000億円も増加しています。
日本国家の短期借入金の発行残高は2006年6月末現在で 152兆円以上にも膨れ上っています。
これこそが 国家規模での粉飾そのものの動かぬ証拠です。


今の日本の行財政システムは ちょっとでも監視の目を緩めたり手綱を緩めてしまうと もはや縮小するという発想が皆無なのです。それが今の腐れきった官僚機構の正体なのです。

『美しい国、日本』などという曖昧模糊のキャッチフレーズに騙されてはいけません。
安部氏が 年収の30%を国へ返上するという美辞麗句に騙されてはいけません。
『美しい国』が好きなら 閣僚は全員 無報酬で働け!!!
一国の首相が 官僚機構にまんまと騙されていて(?) 『美しい国、日本』だと????
一国の首相が 寝言ばっかり抜かすではない!!!


国家の無駄使いは継続しています。

旧態依然と肥大化した行財政システムの借金は 国債の発行名そのものを変えるという巧妙なトリックを使いながら、国民に広く知られること無く、手を変え品を変え、形を変えて、長期になったり、短期になったりして、膨張を続けていることは 肝に銘じたほう良いです。

いわゆる『国債もどき』の代表格としては 特殊法人が発行する『財投債』&『財投機関債』&『政府保証債』などが有名です。
『財投債』と言う名の国債もどきを発行し続ける代表的な特殊法人は 『平成16年度の会計検査院』の報告によれば 下記の通りです。国債もどきの代表格である『財投債』121兆円の運用先も以下の通りです。

(ちなみに、( )内は 各種特殊法人の年間の財源のようです。この財源のおよそ三分の一程度の121兆円が 『財投債』と言う名の国債もどき(借金)で賄われています。相変わらず会計検査報告は迷路のようで分かり難い。)

国民生活金融公庫 2400億円 、住宅国民生活金融公庫 8兆2440億円 、住宅金融公庫 52兆8822億円 、農林漁業金融公庫 2兆8171億円 、中小企業金融公庫 6兆4836億円
公営企業金融公庫 16兆9902億円 、沖縄振興開発金融公庫 1兆2568億円 、日本政策投資銀行 12兆2765億円 、国際協力銀行 11兆6770億円

日本道路公団 21兆5452億円 、首都高速道路公団 4兆1172億円 、阪神高速道路公団 3兆3896億円 、年金資金運用基金 20兆7966億円 、日本郵政公社 38兆2000億円

独立行政法人都市再生機構(注1) 14兆5616億円 、独立行政法人福祉医療機構 3兆2870億円 、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 3兆3219億円 、独立行政法人水資源機構 1兆1369億円 、独立行政法人日本学生支援機構(注2) 1兆5079億円

地方公共団体 94兆0188億円

(明日の朝 燃え尽きていなかったら Part4に続くかも・・・疲れたぁ〜(^^;
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2006/9/27

財政の粉飾を考えてみよう♪Part2  

財政は難しいけど ちょっとだけ有権者&納税者として 私と一緒に考えてみませんか?

財務省発表の『平成18年6月末現在の国債及び借入金並びに政府保証債務現在高』をなるべく簡単に見て行きましょう。
 
財務省公式発表の日本の借金は 全体としては この半年間で 3143億円また増えています。国債と国債もどきの発行残高は2006年6月時点では 828兆円にまで膨張しています。
膨張は決して止まっては居ません。

今までの国債発行残高の膨張率に比べると 心なしか 増え方(膨張の仕方)が緩慢になってってきているような気がしないではないです。

この背景には 景気回復による国家税収の増加と言う要素が かなり貢献しているといえるでしょう。

そして こういうとき 必ずマスコミは行財政改革の継続の必要性について報道しなくなります。
25年前の行革のときもそうでした。25年前も バブル景気が始まって税収が上向くと いつの間にか 行財政改革の必要性については マスメディアから率先して忘れ去るようになります。
経済オンチのマスメディアから率先して 喉もと過ぎれば熱さ忘れるのです。。。。

その間にも 日本の財政システムや官僚機構は 着々と増殖して 私たちの税金を使い放題していたのです。しかしながら ほとんどの日本人は そのことを忘れていました。

行財政改革はすっかり忘れ去られて、そしてバブルが弾けると、日本の経済が再び不景気になりました。
日本の景気がどん底になって 本当の意味で財政出動が必要になっても 日本の官僚機構&行財政は既に肥大化し過ぎていました。 ほとんど機動力(効率的な財政出動の余地)を失っていました。
それどころか 肥大化しすぎた行財政システムそのものが 民間企業の活力の足を引っ張ってしまっているのが現状です。 無駄使いばかりする行財政システムそのものが 日本経済の持続可能な景気回復の足かせそのものになってしまっているのです。

21世紀 景気回復の兆しが始まった今こそ 行財政改革の手綱を緩めては 決していけないのです。景気回復している今こそ 大きなデフレ要因とも言える行財政改革を勇気を持って断行する絶好のチャンスなのです。

さて 国債および国債もどきの膨張の中身をじっくり見て行きまましょう。
この半年間の借金の膨張の中身を見ると、以下のことが分かります。

1、普通国債の発行残高が ほんのちょっとだけ減っている。
2、全体の借金(国債および国債もどき)の合計は増えている。
       ↓(つまり)

3、政府短期証券(一般にTBと呼ばれる)と言う名の短期の国債もどきの発行額が2兆8,000億円増えて、発行残高は100兆円に膨張している。

4、さらには 普通国債の短期国債(1年以下)も 5,000億円増えて 発行残高は52兆円近くに膨張している。
       ↓(つまり)

5、公式発表の数字でさえ、国家ぐるみ 財務省ぐるみで 短期の借り入れを中心に 国家の借金どんどん増えています。
一時的に国の借金の膨張速度が減速したかのように見えるときは、大量の短期の借り入れを 中長期の借金の返済に差し替えたり、中長期債の借金の借換に差し替えたりして、 膨張していないかのように『みせかけ』ているだけです。
これをして 財務省ぐるみの 国家ぐるみの『粉飾』と言わずして 何と言おうか?


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2006/9/27

財政は理解不能で当たり前です。Part1  

国債ではない『国債もどき』の多さに、毎年一回は呆れ(あきれ)果てる貞子からの報告です。
『日本国家財政SafetyNet 』さんが 財務省発表の『平成18年6月末現在の国債及び借入金並びに政府保証債務現在高』
をアップしてくださっています。
日本国家財政SafetyNet さん いつもご苦労様でございます。

日本国に借金は(財務省の公式発表でも)、この半年間でも 2006年3月末の827兆4805億円から2006年6月末には827兆7948億円へと 3143億円増えています

財務省発表の『平成18年6月末現在の国債及び借入金並びに政府保証債務現在高』
をちらっとだけでもご覧頂くと分かると思いますが 率直な感想として あまりにも『国債もどき』の多さに驚きます。長期・中期・短期の普通国債のほかにも、『財政融資資金特別会計国債』(=特殊法人が国の債務保証無もなく発行する『財投債』のこと)、 『交付国債』(=地方交付税を賄うための国債か???)、 『出資国債等 』(海外協力への出資金を賄う国債か????)、 『日本国有鉄道清算事業団債券等承継国債 』、『政府短期証券』(=どうして短期の普通国債と違う名前のものが現れるのか???)、『政府保証債務』(=特殊法人が国の債務保証の元で発行する『政府保証債』のことか???)などなど 山ほどの『国債もどき』の専門用語の名前が並んでいます!!!!


これでは 一体全体 日本国の借金はどういう仕組みでどうなっているのか、平均的な国民には理解不能であっても不思議ではありません。
そして この不親切なまやかしとも判断しかねない『公式発表』こそが 財務省の狙いです。
(もしかしたら 一国の総理大臣である阿倍晋三氏は こういった『からくりの危険』に気が付いていないのではないかと 私は一抹の不安を感じます。
阿倍氏が財務省からこの手の報告を受け 彼なりにいろいろ素朴な質問感じても、それをストレートに財務省へ投げかけたら かえって自分の不勉強か自分のア●さ加減がバレてしまいそうなので 気位の高い安倍氏自身が財務省に何も質問できていない状況であるという可能性だって否めないのです。)

しかしながら、財務省発表の『平成18年6月末現在の国債及び借入金並びに政府保証債務現在高』
を一瞥して 日本国家の借入金の現状をすぐ把握できなくても ちっとも恥ずかしいことではありません。
財務省は 最初から 説明責任を放棄しているのです。財務省は 本当はプロなのですから 分かりやすう注釈を入れたり 分かりやすい説明が出来るはずなのです。
しかしながら、財務省は 一般の有権者がこの図表を見ても何も分からないことを目的に わざと難しい専門用語を駆使して『公式発表』&『情報公開』しているのです。
日本のエリート官僚の実態ってこんなものだと思うと 情けなくなってきませんか?
ですから、一般の有権者が国家財政が理解不能であるのは 財務省官僚の怠惰のせいであって 有権者の責任(勉強不足のせい)では決してありません。


財務省発表の『平成18年6月末現在の国債及び借入金並びに政府保証債務現在高』は、有権者である国民に広く理解してもらわないことを目的にした『公式発表&情報公開』ですから、一部のマニアじゃなかったら理解不能であるのが当たり前です。

専門用語に習熟して 何年も国家財政を追っかけているような奇特なマニアでなかったら まず理解不能であることは 何も恥ずかしいことではない。

ましてや 国民の人気者になるために 拉致問題という極めて情緒的な外交問題に政治生命をかけてきた安陪晋三が 日本の財政問題が苦手であるのは ごく自然の成り行きでしょう。
 自分より若干数字に強い東大出&年上の谷垣元財務大臣を 安倍晋三氏がつい疎んでしまうというのも なんとなく同じ人間として私は分からないではない。誰だって勉強不足が露呈したり 年上の東大生に『お馬鹿扱い』されるのは嫌なものです。
甘ちゃんサラブレッド:阿倍晋三が 国家財政については ちょっと口調の優しそうな大田 弘子経済財政分析担当というお姉さまに頼ってしまう気持ちも なんとなく理解できるような気がしないではない。

話がそれました。

本題に入りたいのですが、
字数制限が来たようです。
(Part2に続く)
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2006/9/26

アベの晋ちゃん 一人カラオケ長々演説  

もし仮に私の親戚に妻に先立たれた親戚のオジサンがいたとして、そのオジサンが この人を新しい再婚相手として我が家に連れて来たら、私は再婚することを絶対反対するだろう。
同じ女性としての直感なのだが、 綺麗とか汚いとかの問題ではなく 性格が良いとか悪いとかの問題でもなく、沖縄北方担当相のこの人は もっと違う次元で 人間が『善』じゃないような嫌な予感がする。

新内閣が発足しました。
またもや盛り下がらせて頂きました。

新内閣発足後の安倍信三の記者会見演説も すごく つまらなかった。つまらないのに ものすご〜〜っく長かった。
『はいはい、ぼくちゃん、あたり触りの無いお話だけは そこそこ上手なのはよ〜〜っく分かったから、そのつまらない演説 早く止めにしてくれない?』って感じでした。
(私が中学の頃の生徒会でも 生徒会長の男の子はもっと面白い演説をしていたような記憶がある。)
アベの晋ちゃんは 声に張りも無いし艶も無い。

今夜 アベの晋ちゃんは明らかに自分に酔っていた。悪乗りしているときのクレヨンしんちゃんよりも自分に酔っていた。
だってパパが志半ばに倒れて パパの遺志をついで とうとう日本の総理大臣にまで上り詰めたのですもの 感無量でしょう。
アベの晋ちゃんも もう思い残すことは無いだろう。
短命政権になってください。

私個人は 安倍政権短命崩壊後 小泉純一郎にカンバックして欲しいような気がして来てしまった。
小泉爺さぁああ〜〜〜ん!!!カンバッ〜〜〜ァク!!!サプライズ!アゲぇえ〜〜〜ェン!!!
(不謹慎ですみません)

しかしながら、演説者が一人で酔っている演説は 聴く人を全く酔わせない。
安倍晋三の一人カラオケ演説だった。

新内閣の中で一人だけちょっと好感度の女性を発見したのでご紹介♪↓
経済財政担当相に大田弘子さん。
小泉政権時代の経済財政諮問会議では かなりご活躍された実績をお持ちになります。↓
『経済財政諮問会議の戦い』太田弘子(著)

彼女の小泉政権時代の活躍は ↓
『小泉内閣の政治経済学』
(経済財政諮問会議が)自民党や霞が関の各省庁などの「抵抗勢力」と互角にやり合うために・・・(中略)・・・・政策決定の出発点となる提言「民間議員ペーパー」は必ず(経済財政諮問会議の)4人の連名で出してきた。常に竹中と綿密にすり合わせ、しばしば竹中の方から知恵も出して自民党や各省を慌てさせる過激な政策提言を繰り出してきた。諮問会議で民間議員と各省が衝突すると、司会役の竹中が仲裁に入るふりをして、巧みに政策論議を前に進めてきた。絶妙の役割分担が続いてきた。・・・・(中略)・・・・・ 内閣府に民間議員を支える事務局「特命チーム」がある。長くヘッドだったのは政策研究大学院大学教授から内閣府に飛び込み、局長ポストの政策統括官まで務めた大田弘子だった。霞が関との闘い以上に竹中と民間議員の結束維持に腐心した大田弘子・・・・・


他の閣僚の方々ですが・・・・甲乙付けがたい(><)から、全員 丙〜!!!??

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2006/9/23

地方自治体の財政破綻について(入門編Part3)    

(引き続き 片山鳥取県知事のコラム記事第8回「自治体の破綻法制を考えるポイント」
の一部抜粋・引用 続く・・・)

【貸し手の審査にまさる破綻防止策なし】

 そもそも破綻法制とは、債権者のリスクを法律上制度化することにほかならない。(これ 本当の話か??!!!)

決して例外的に発生したとはいえない夕張市の破綻も債権者のリスクを現実化しなければ解決できないだろうし、事実上ヤミ起債に手を貸した金融機関の貸し手責任も問われてしかるべきだ。(ここまで 開き直られると・・・『やっぱ そうかもしんないなぁ・・・』と思ってしまう私って 軟弱?)

また、たとえいかに精緻な財政指標を考案し、あるいは貸し手でもない政府の関与を強めたとしても、所詮はリスクを背負った貸し手(金融機関)の審査にまさる破綻防止の手立てにはなり得ない。(うーーーん、いくらなんでも ここまで開き直られると、やっぱ借り手(自治体)の責任もかなりあったような気がしてくる・・・これがモラルハザードと言うものの現実なのだろう。。。。)
破綻法制の検討に金融界も大いに参画してもらいたいと筆者が考えている所以(ゆえん)でもある。


気前良く貸し続けた(地方債を買い支え続けた)金融機関が悪いのか、借り続けた(短期も含めた地方債を発行して粉飾借金を続けた)地方自治体のほうが悪いのか・・・・。
どっちなのだろう。。。
少なくとも どちらも大人の世界の出来事とは到底思えない。

そもそも『巨額の赤字を粉飾するためのヤミ起債』を平気で発行し続ける地方自治体って 粉飾の犯罪者じゃないの????まぁ 日本国政府も似たような手法に手を染めているのですが。。。

片山鳥取県知事のコラムは 『お上にだけは忠実だった国家依存症組織』が一回歯車が狂って迷走し始めると いとも簡単にモラルハザードを起こして いとも簡単に犯罪に手を染めて 最後には開き直るというプロセスが如実に現れている名著です。(^^;


地方財政は 中央政府(国家予算)ほどには借金まみれになっていない。
なのに この『ていたらく』です。
中央政府(国家予算)の闇はもっと深いです。

個人投資家の皆様においては 何とぞお気をつけ下さい。


【追記】読みやすいように 一部表現を書き直しました。
【追記】9月28日に一部の表現を訂正しましたが、 『週間!木村 剛』より9月29日にトラックバック&引用を受けたので、 ブログ管理人:貞子の責任の元で 引用箇所に誤解の無いように 訂正前の文章(9月27日までに公表した文章)に戻しました。
一部の読者の方には深くお詫びします。
わたくし貞子は ブログを書き上げるとすぐアップしたくなる習性に加えて、手の空いた時間に 自分の文章を加筆訂正したくなる習性があります。なにとぞお許しください。
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2006/9/23

地方自治体の財政破綻について(入門編Part2)  

次は今年2006年8月31日の片山氏のコラム第8回「自治体の破綻法制を考えるポイント」を引用します。
夕張市の財政破綻について触れています。片山氏は 再び 『金融機関からお金を借り続けた(起債を続けた)地方自治体もアホだけど 地方自治体へお金貸し続けた(起債を買い支え続けた)金融機関のほうがもっとアホだ!』という片山氏独特の『責任のなすり合い』『『責任転嫁』論を繰り広げてくれています。あまりに分かりやすくストレートな表現なので かえって『お笑い劇場』でも見ている感覚に襲われます。そうなんです。行政府と銀行がもたれ合って繰り広げる『現実』は 時折 悲劇なのか喜劇なのか理解に苦しむものが断然多いのです。

北海道夕張市の「財政再建団体入り宣言」以来、にわかに自治体の財政破綻(はたん)が現実味を帯びてきた。では、そもそも自治体の財政破綻とはいかなる状態をさすのか。実は破綻法制のあり方が論じられる割には、肝心のこの点が必ずしも明確にされていない。その上「自治体にデフォルト(債務不履行)はない」などという総務省の根拠不明の主張が議論を混乱させている。

【「財政破綻=デフォルト」の誤解】

テーマパークを経営する夕張市の第3セクターは巨額の負債を抱える。

 例えば夕張市の場合でも、巷間伝えられるところでは同市は市債残高が187億円、第3セクターなどの負債で市が負担しなければならないものが120億円あるほか、巨額の赤字を粉飾するためのヤミ起債を含む短期借入金が300億円近くもあるとのことだが、それでも市の支払が滞ったとの報道には接していない。つまりデフォルトは起こっていない。
(とうとう 県知事自ら『粉飾』『ヤミ起債』という言葉を使ってしまった!!!)

【「気前良く貸し込む金融機関」のおかげ】

 しからば、夕張市ほど悲惨な財政状態でも財政破綻が現実化しないのはなぜか。それは金融機関が気前よく貸し込んでいるおかげである。
短期借入金はルールに従えば年度内に全て返済しなければならないのだが、夕張市にそのルールを適用すると即刻デフォルトに陥ることから、金融機関が今日までずるずると支えているのだろう。(かつての銀行団によるダイエーへの2兆円以上の借金貸し支えを思い出すではないですか!!!)

しかし、こんな危うい状態をいつまで続けられるだろうか。金融機関が中小零細企業の不良債権を厳しく査定していることとの取扱い上の違いをどう説明できるのか。

「自治体の債務には政府の保証があるはずでは」と、金融機関の関係者から尋ねられることがある。(プロであるはずの金融機関がそういった素朴な疑問を貸し手である自治体に質問するのは おかしいんじゃない???)
たしかに自治体の起債すなわち長期債務に政府の関与はあるが、だからといって政府保証などは毛頭ない。まして短期借入金は政府の関与の外だ。(同じようなことが 特殊法人が発行する国債にもいえます。財投債、財投機関債は金融機関は一般に国債同様の扱いをしているのが通例ですが、政府保証は全くついていません。)

 「自治体には自前の課税権があるから破綻などありえない」との主張もよく耳にする。しかし人口1万3000人の夕張市で毎年徴収される税収はわずかであるのに、支払うべき債務の額は膨大だ。仮に短期借入金も長期債務も一律に10年で返済するとした場合、毎年の返済額は60億円を超えることになるだろうが、その額は市の標準財政規模である45億円をはるかに上回る。これでは課税権があっても焼け石に水だ。

【解決策ウルトラC「200年分割払いへの債務書き換え」】

 自治体は教育や福祉などの公共サービスを提供しなければならないので、民間企業のようには破綻させられないとの説明は必ずしも間違いではない。ただし、正確には財政破綻をしても潰すわけにはいかないということだ。自治体自体の清算はできないが、債務の圧縮や債権放棄など必要な債務処理は行わなければならない。

 債務圧縮をしないでデフォルトを避ける方法がないわけではない。債務の書き換えによる返済の繰り延べだ。筆者の荒っぽい計算によると、夕張市の負債を200年分割払いにでも書き換えれば、無理のない財政再建が可能となる。(利払いを一切無視したら 夕張市の負債の合計600臆を200年で割れば年間3億円ずつの元本返済となって 無理の無い再建だ。)

実は幕末期の薩摩藩が強引に採用した再建策が、250年分割払いに書き換えることによる返済の繰り延べだった。幕末から250年といえばまだ返済期間中になるが、薩摩藩を継ぐ鹿児島県が律儀に上方商人に返済しているはずもない。結局は維新のどさくさの中で「踏み倒し」になっている。

 自治体の再建型破綻処理の仕組みはこれまで何も決められていない。再建には思い切った歳出削減や住民の負担増などを当然伴うが、夕張市のような財政状態ではそれでは間尺に合わない。抜本的解決策としては大幅な債務の圧縮ないし超長期の返済繰り延べぐらいしかなさそうだが、いずれにしても債権者にリスクを強いることになる。


(Part3に続く)

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2006/9/23

地方自治体の財政破綻について(入門編Part1)  

地方自治体の財政状態について 私が2年前から愛読している鳥取県・片山知事のコラムをふたつ紹介します。
片山氏は 歯に衣を着せぬ明快な文章を書く人 彼の文章はとても分かりやすいです。

NIKKEINETのBiz Plus
片山鳥取県知事の直言・苦言・提言の2004年の11月のコラムを 以下一部抜粋して ご紹介。
なお 時折 私の感想が時折( )として現れますが ご了承下さい。

現在全ての地方団体は財政難に喘(あえ)いでいる。鳥取県もご多分に漏れず財政状況は危機的で、そのため筆者が知事に就任して以来 必死で財政の構造改革に取り組んできた。この数年で公共事業は半減、前知事時代に計画されていた箱物建設事業は軒並み中止、人件費も大幅カットという具合である。しかしこれだけやっても財政は好転しないのである。歳出の中で大きな比重を占め、かつ、どうしても削減できないものがあるからだ。それが公債費すなわち過去の借金の返済に要する経費で、その額は膨大である。

 この間の事情は全国の地方団体に共通である。何故に地方団体はかくも膨大な借金を拵(こしら)えてしまったのか。それは政府の政策に忠実に従っていたからだ。
(なお、この『忠実に』って言葉を二年前に始めて目にしたとき・・・私は血の気が引いた。真面目に血の気が引いてしまったのだ。私の中では 忠実という言葉は まさしく死語の世界の言葉、ギャグ言語になっていたからだ。以下本文抜粋続く・・・)

 政府はバブル崩壊後毎年景気対策を実施した。本来マクロ経済の管理は中央政府の仕事であるが(そうかなぁ?マクロ経済の管理を地方がしてはいけない法律って無かったような気がするが・・・)、
日本では地方団体も巻き込み景気対策が行われるのが通例だった。(あ また通例だったのね(TT))。補正予算で追加される公共事業の多くは地方団体で実施されたのだが、その際の地方の財源は地方債で賄われ、その償還財源は全て後年度の交付税を上乗せして補填するとされていたのである。(この『されていた』というのが どうも良く理解できない。中央から通達があったか。ただの口約束だったのか。ただの国の口車に忠実な地方団体が乗ってしまったのか。)

 自己の持ち出しなくして仕事ができる。こんな一見有利な制度が用意されていれば事業をやらない手はない。地方団体はこぞって追加の公共事業に取り組んだのである。これを称してモラルハザードだと言うのならまさにその通りだ。(こういった潔い開き直り表現を片山知事はよく使ってくれる。だから 片山氏の文章はとても読みやすい。)

しかし同時に、地方団体の歳出膨張を招来する仕組みを作った政府こそモラルハザードに陥っていたのである。(政府に騙された地方団体もアホだったけど、『騙した中央のほうがもっと悪だ!』という片山氏お得意の論法は けっこう私は好きである。)

政府が交付税制度を悪用して、全国にモラルハザードを蔓延(まんえん)させたといっても過言ではない。もっと言えば、当時比較的冷静で公共事業の追加実施に乗り気でない地方団体に対しては、積極的に応じるよう個別に政府から強力な指導と慫慂(しょうよう)すらあった。
かくして全国の地方団体は借金まみれとなり、今その元利償還のピークに達しているのである。

元利償還がピークなら、上乗せすると政府が約束した交付税の額もピークでなければならないのだが、現実の交付税総額は平成12年度当時と比較し大幅削減である。これは一体どうしたことか。政府の説明を聞くと、ちゃんと上乗せしてあるとのことだ。確かに交付税の算定の中身を見ると、過去の地方債元利償還費は計上している。しかし、それ以外の部分を大幅に削減したので、交付税として交付される額は大幅に減っているというわけだ。
これをたとえて言えば、「残業手当は満額支給するから、しっかり残業してくれ」と言う社長の言葉を信じ、一生懸命残業に励んだ従業員が、いざ給料をもらってみると手取りは大幅に減っていた。再び社長の言によると、「約束どおり残業手当は満額支給している。しかし本俸の方をこっそりと大幅に削らしてもらったので差し引きの結果手取りが減っているに過ぎない。」ということだ。これではまるで詐欺かペテンにかかったようなものではないか。

 政府の官僚は今三位一体改革をめぐって国会議員やマスコミへの根回しに余念がない。総務省は現在の地方財政危機の原因が自治体の規模が小さいせいだと強調して、市町村合併に躍起になっている。財務省にいたっては自治体予算の粗探しまがいのことに熱心で、過疎町村の出産奨励金制度などを見つけて喜々としている。どちらも政府の失政によって地方財政が肥大化し、交付税が危機に瀕していることは口が裂けても言わない。
自らの政策の失敗については棚に上げているのか、それとも失敗だったとの認識すらないのかもしれない。(2004/11/17)


良く考えると 地方と中央政府とで『責任のなすり合い』をしているようなのだが、ただ、 片山県知事の『責任のなすり合い』コラムは なんとはなしに詭弁が少なく『痛快ななすり合い』である。
マスコミはあまり報道しないけど、地方から見た『三位一体改革(中央政府の地方への交付税の削減)』とは 実のところこういった感じのものだったのだろうと 妙に納得してしまった貞子である。

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2006/9/21

スタグフレーション時代の資産運用Part2  

財務省が国債や財投債などなどを発行し続けて、国内金融機関のみならず日銀までが国債や財投債や財投機関債や政府保証債を買い支えて、日本紙幣を刷りまくってきたのですから、冷静に考えても 景気が上向いてきたらインフレが起きない訳がありません。

日本の借金時計

なお 財部誠一氏のこの日本の借金時計には 日本の普通国債しか計上されていません。

では、私たちは いかにしてスタグフレーション時代を生き抜くか。
(以下 抜粋始まり。)
さらに 私の4月13日の過去記事も一部手直しして張りなおしておきます。
繰り返し 新資産三分割法についてPart2

(以下 抜粋始まり)
個人投資家の方々は ひとつの投資対象にのめり込むことなく 資産をデフレ対応型・インフレ対応型・日本国内外(アメリカのみならず新興国も含める)へと 広く浅く視野を広げて グローバル規模での資本主義へと分散投資してください。そういうときに 信頼できる公募債(ファンド)を利用するのは とても賢明です。

重ね重ね申し上げますが 資本主義は グローバル規模では 拡大再生産の道を歩むのが『サダメ』であり 人類は 資本主義以外に 未だに有効なシステムを見出せていないのが現状です。

資源価格高止まりの中 
@万が一アメリカが萎め(しぼめ)ば ブラジル・ロシア・インド・中国(順不同)などのBricsが必ず相対的に急成長します。
アメリカも イラク派兵やテロ対策に懲りて そんなに簡単に局地戦争を始められなくなることを祈るばかりです。

Aテロリスト活動に懲りることなく アメリカが再び局地戦争を仕掛れば Bricsが予想以上に成長軌道に乗らないような可能性も生まれてきます。
アメリカの一人勝ちが当面は続くわけです。
こういった理由で 投資の対象としても アメリカは決して無視できない巨大な経済・軍事大国なのです。

個人の方は ユダヤ人を見習って 
Bアメリカか EU(ヨーロッパ)か Bricsなどの新興国か ・・・・いかなる地域に勝利の女神が『牌(パイ)』が投げても 生き延びられるように あらゆる地域へと分散投資しましょう。
日本国内でサバイバルした強い製造業は 愛知県や静岡県のみならず 1960年代から 多国籍の道を歩んでいます。

個人の投資家の人々も なにとぞ サバイバルしたユダヤ人や日本のグローバル企業を見習ってください。

大切なのは グローバル規模での長期分散投資です。
(以上抜粋終わり)

こういった基本を踏まえて さらに 今後日本がスタグフレーション(所得が伸び悩む中でのインフレーション)へと突き進むと判断する方は 自分の資産分割(=ポートフォリオ)における『インフレ対応型金融商品』(Part1で説明済み)の比率をやや多め設定して 長期分散投資してください。

なお 投資は必ず自己責任でお願いします。
30年後に勝利の女神があなたに微笑んだら わたしのブログ・ファンになって下さい。


名古屋に初めて引っ越してきたとき 幹線道路沿いに『愛昇殿』という見慣れない白い建物のチェーン店を何軒か発見しました。
数年間 『愛昇殿』をてっきりラブホテルかと思い込んでいた貞子からの報告でした。
(『愛昇殿』はセレモニー会社だった。セレモニー会社は地方都市へ行けば行くほど 成長産業だそうです。)


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