尼将軍:貞子 爆誕!!!?? ブログ「貞子ちゃんの連れ連れ日記」が、有料まぐプレ「資産形成・マクロ経済 de あそぼ♪」の創刊とともに、リニューアル・オープン! 2009年4月末、大不況の入口で、ついに、貞子の進化系モンスター「尼将軍:貞子」爆誕!!!! 「自分だけ貧乏?」「自分たちの世代だけが貧乏くじを引いた??」「明日は今日より貧乏になる???」と感じたとき、悔しさや怒りを覚えるのは、心理学の見地から見ても、「正当」かつ「健全」な感情です。 わたし達や私たちの子供達は、将来も物心ともに豊かに暮らし続けたいと願う「正当な権利」を持っています。 このブログは、15歳の我が娘が大人になる10年20年後の日本経済を見据えて書き綴る日記です。 「持続可能な豊かさを維持してゆくことへの希望」を決して捨てません。 中長期的視野に立った金融・経済・福祉・心理学中心の「戦う母親ライター日記」です。

2009/10/6

今の日本経済はデフレスパイラルの瀬戸際に立っている!アゴラの池田氏と池尾氏に反論!  

総務省が9月29日に8月の全国消費者物価指数を発表した。

全国消費者物価指数は、1971年以来の最大の下落率だった。

総合では、対前年度比マイナス2.2%の下落。もう7か月も続いての下落だ。

生鮮食品を除く総合では、対前年度比マイナス2.4%。こちらは、6か月続いての下落だ。

日銀がマネーサプライで一番注目すべき「食品(酒類を除く)およびエネルギーを除く総合」では、マイナス0.9%と、こちらになると、なんと、10か月連続の下落だ。

これら消費者物価の下落率の幅は、月を追うごとに、拡大している。

以上は、あの総務省が発表している「消費者物価指数」の動向。

実体はもっと深刻だ。

最近では、PB(プライベートブランド)商品が沢山出回るようになっているから、消費者物価は、もっともっと深刻に大幅に下落していると思う。

一缶80円前後のPBビールまで出回るようになり、首都圏でも廃業する街の酒屋さんが出始めていると、知人から聞いている。

女性用下着でも、もはやユニクロの下着は高級品だ。ダイエーやマルエツ・イトーヨーカ堂へ行けば、ユニクロ下着の5分の2くらいの価格設定で、女性用の下着や服飾品が在庫一掃の処分価格で、投げ売りされいる。

スーパーのお惣菜コーナーは、高齢世帯向けの超安価なお弁当が充実しすぎているくらいに、充実しいる。コンビニ弁当まっ青のディスカウント状態だ。
そういった「目玉商品」を破格の値段で設定して、高齢世帯の平日来店の呼び水にしようとしているのだろうが、彼ら高齢世帯の財布のひもも固い。スーパーの買い物かごの中の品数は、明らかに減っている。

物価がここまで急速に下がるということは、消費者の購買力を高めているというよりも、消費者も購入したくても、購入できないということだ。

売る側も、売れないから、大幅な「出血サービス」をせざるを得ないということだ。

駒沢の個人営業のレストランの中には、平日の昼間の営業は止めて、平日は、夜の部だけの営業に切り替えるところも出始めた。

恵比寿ガーデンタワー(高層ビル)では、最上階のレストランで、500円のとんかつ定食が出現している。

それでも生活必需品を取り扱っているお店は、まだマシだ。

明治通りのテナントビルは、どんどん空きが出ている。明治通りや青山通りでは、「やや贅沢品」を扱っているお店年ばかりだから、表通りの角地に面しているテナントビル一棟が、すべて空室になっていたりするような「むごい状態」も、起き始めている。
大通りから道路一本入ってしまうと、もっと「むごい状態」だ。



総務省の消費者物価指数よりも、もっと深刻なのは、日銀の企業物価指数(あるいは卸売物価指数)だ。

国内の企業物価指数(卸売物価指数)は、今年2009年1月から、対前年度比での下落が始まり、その下落率が急速に拡大している。
国内企業物価(国内卸売物価)は、今年1月は、マイナス0.9%だったのが、企業が過剰在庫をなんとか圧縮でき始めた4月になっても、国内企業物価はマイナス3,9%。
そして、なんと、この7月と8月は、連続マイナス8.5%だ。



こういった「強力なデフレの進行」の中で、一番直撃を受けている産業が、小売業界だ。
詳しくは こちら10月1日のロイター記事をご覧ください。
  ↓
「デフレは経済指標以上に深刻化、可処分所得減で企業収益にも悪影響」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11755620091001?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0

(以下、ロイター記事を一部抜粋引用、太文字は、わたしがしたもの。)
小売り各社が進める低価格戦略が収益を圧迫している。デフレの深刻化が企業収益を圧迫、雇用や所得の回復を遅らせ、消費にも悪影響を及ぼすという悪循環に入りつつある。

 各種政策効果により、一時的に個人消費に明るさは出ているものの、可処分所得減が直撃する来期は、価格低下と需要減が企業収益に一段と悪影響を及ぼしそうだ。

 <販売価格低下が小売りの業績を直撃>

 1日に発表された3―8月期のセブン&アイ・ホールディングスの決算では、傘下の総合スーパー(GMS)、イトーヨーカ堂が43億円の営業赤字に転落した。上期で66億円のコスト削減を実施したものの、販売価格下落に仕入原価の低減が追い付かなかったという。イトーヨーカ堂の粗利益は、前年同期比1.3ポイントも悪化。村田紀敏社長は「デフレ的な要因が強く、販売価格が大きく下落している。価格への対応はやっているが、収益力という面では、仕入れコストダウンが遅れている」と述べた。

 販売価格の下落の企業収益への影響は、1日発表の9月日銀短観からも読み取れる。

・・・(中略)・・・・・

 <政策効果の後退で個人消費の先行き不透明>

 9月末に公表された8月の全国コアCPI(生鮮品を除く総合)は前年比2.4%低下して、過去最大の下落率を更新した。ただ、こうした経済指標以上に、物価下落は深刻化している可能性がある。総務省によると、CPIの調査対象店舗や品目は毎月見直しているものの、PBは「十分には反映できていない」(総務省関係者)。セブン&アイやイオン(8267.T: 株価, ニュース, レポート)が先行したPBは、中堅スーパーや百貨店にも拡大。PBの価格に押されるように、ナショナルブランド(NB)の価格も引き下げ方向となっており「タイムラグを置いて、CPIにも影響を与える可能性がある」(外資系証券アナリスト)。

・・・(中略)・・・・

第一生命経済研究所経済調査部の熊野英生氏は「日銀短観で非製造業で予想よりも改善の動きが広がっているのは、麻生政権時から実施してきた公共事業、エコカー・エコポイント、定額給付金など政策効果が予想以上に浸透しているため」とみている。こうした施策のほとんどは来年度にはなくなり、可処分所得の減となって、消費者の財布を直撃する。

 セブン&アイHDの村田社長によると、夏のボーナスが大幅減になったことで、消費者は一層生活防衛意識を高め、それに対応して、日用品などの価格下落も顕著になったという。冬のボーナスも減少が予想される中、政策効果の消滅などと併せ、価格引き下げ競争を需要増でカバーすることは期待薄の状況にあり、小売り企業の収益には厳しい環境が続きそうだ。

(以上、抜粋終わり)



この日本経済における「強力なデフレの進行」は、消費の冷え込み以外にも、日本国内の「過剰設備」が一因になっているとも考えられる。

8月18日に、日本総研が、「先進国の設備稼働率は低迷持続〜循環的な景気回復メカニズムはなお作動せず」といった題名の調査報告書をネット上でも公開している。
詳しくは ↓
http://www.jri.co.jp/thinktank/research/eye/2009/0818-2.pdf

この日本総研の調査報告書によれば、

先進国の中で一番設備稼働率が急速に低下しているのが、この日本。
日本の設備稼働率は、2009年初頭に、一時的に半減し、その後、やや「持ち直し」はしたものの、2009年6月になっても、日本国内のに節ぎ稼働率は、いまだ59%と、先進国の中では一番の落ち込みで、唯一60%を切っている。
(ちなみに、2003年から2007年までの日本こくないの設備稼働率は、およそ80%であった・・・)

こんな過剰設備を抱えていては、需給ギャップは、なかなか埋まらない。

多くの企業が、商品の投げ売り、在庫処分の継続に動くのは、当たり前だ。


こういった悲惨な「強力なデフレの現在進行形」の状況のもとで、雇用も回復していない。

日本国内の完全失業率も、5.5%と高止まりしている。この数値も、ハローワークを訪ねる人々だけを「失業者」として計算する「総務省統計の数値」である。



この夏を境に、日本国内で徐々に顕在化しはじめた「強力なデフレの進行」に対しては、誰が何と言おうと、マーケットは正直だ。

下は、日本株式市場のここ3か月のTOPICSの推移。
クリックすると元のサイズで表示します

日本企業の株式の「売り」がこの夏の終わりから始まっている。
企業経営にとっては、とにかく、デフレこそが最大の敵だからだ。


池田信夫ブログの
「恐慌は日本の大チャンス」では、
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/ce3c4599c087bf92d358b9481b443625
高橋洋一氏の「恐慌は日本の大チャンス」を指して、

「物価安定目標と人為的インフレ目標を意図的に混同するレトリックも相変わらずだが、著者の恩師バーナンキが後者をまったく採用しなかったことで答は明らかだろう。」とあるが、池田氏の指摘は多いに間違っているのだ。

今のアメリカは、「1990年代の日本のような深刻なバランスシート不況」の中にあるが、まだデフレ(物価下落)は、始まっていないのだ。
だからこそ、アメリカは、物価安定目標をかかげているのだ。当たり前の話なのだ。

今のアメリカ経済が抱えている「大量の不良債権」そのものが、「強力なデフレ圧力」になっていても、今のアメリカ経済は、まだ「強力なデフレの進行」は、始まっていないのだ。
アメリカが直面しているのは、「まだ訪れていないデフレ」の圧力(プレッシャー、恐怖)だけなのだ。


その一方で、
今の日本経済では、既に、物価下落そのものが始まってしまっているのだ。今の日本経済は、すでに「強力なデフレが進行」し始めているのだ。
日本とアメリカとは、全く立ち位置が違うのだ。


ここで「学者の方々には、決して間違えないでほしい」ことは、
     ↓
アメリカ経済が直面している「強力なデフレ圧力(=強力なデフレの「予感」とでも呼ぶべきか・・・)(まだ物価下落が始まっていない状態で、かつての90年代の日本のようなデフレスパイラルに陥らなないようにと、とっても心配して用心している状態)と、

今現在、日本経済が直面している「強力なデフレスパイラルの入口に実際に入ってしまっている状態」「実際にデフレが進行し始めている状態」とでは、

金融政策の上では、急務な対処法が、全く違うということなのだ。


アメリカの場合は、物価安定目標で、いまのところ、デフレを阻止できているのだ。 デフレ圧力はあるけど、デフレは起きていないのだ。

今のアメリカでは、個人でも企業でも、とにかく「借金返済」が最優先課題であり、その「借金返済」を「なりふり構わず」なんとか取りあえず「やり遂げつつある状態」なのだ。
だから、今のアメリカが人為的インフレ目標を設定するのは、時期尚早なのだ。今のアメリカなら、物価安定目標で十分だ。

けれども、日本の企業も個人も、いまは、アメリカのような「深刻なバランスシート不況」には陥っていないのに、日本経済は、「強力なデフレ」そのものが現在進行形の形で進行しているのだ。
それなのに、今の日銀が、人為的インフレ目標を設定しないどころか、「なにがなんでもデフレだけは阻止する!」「二度とデフレスパイラルという名の90年代の跌は踏まない!」といった「物価安定目標」さえも設定しないことが、とてもとても「深刻な問題」なのだ。

このまま、日本が、「現在進行形のデフレ」を阻止しなかったならば、日本の企業も個人も、再び、90年代のような深刻なバランスシート不況へと、後戻りしはじめてしまうのだ。

企業は、マイルドなインフレなどの「高望み」はしていないかもしれない。
まずは、デフレを止めよ。
その程度のヘリコプターマネーは是非とも必要なのだ。

このまま現在進行形のデフレを日銀が放置していたら、数年後には、「日本全国、バンパイア状態」というか、今はゾンビじゃない企業や個人でも、数年後には、「日本全国ゾンビ祭り」「ゾンビだけの盆踊り大会」なんてものが始まってしまうかもしれないのだ。

今の日本国内の企業は、大も中小も、零細の区別なく(!)、なんとか15年不況を生き伸びてきた企業たちなのだ。

JALみたいな例外はあるけれど、「デフレが原因で退出すべき企業」などは、今の日本国内では、ほとんど存在していないのだ。
たいていの企業が、大中小・零細の関係なく、官製不況の中にあっても、なんとかスリム化して、生き延びてきたのだ。

今は、1990年代とは、全く違う。
まずは、デフレを止めて、企業の売上の急激な減少を食い止めるのだ。
売上のマイルドな減少なら、まだ対処のしようがあるが、売上の急激な減少は、多くの企業とその従業員を無駄に苦しめるだけなのだ。

そうでないと、労働市場の規制緩和なんてものも、夢のまた夢になってしまう。
雇用を吸収できるような新産業や新企業そのものだって、こんなデフレ進行の中では生まれるはずもない。
失業者が増えたら、失業手当に必要な財源だって膨らんでしまう。
だったら、失業者が増える前に、その分だけ、ヘリコプターマネーを巻く必要があるのだ。

構造改革はもちろん大切だし必要だ。

けれども、「超の付く金融緩和」と「構造改革」とを、今すぐ同時に推し進めなければ、まがりなりにも構造改革がふたたび推進されるようになった暁(あかつき)になっても、その時は既に遅く、「本来は健全だったはずの日本国内の企業」のほとんどが、ゾンビになってしまっているかもしれないのだ。いや、ゾンビになる前に廃業しているかもしれない。

今ここで、大なり小なり思いきったヘリコプターマネーのアクションを起こさなかったら、数年後には、「財閥系を除くと、み〜〜〜んなゾンビ!」なんてことも、実際に起こりうるのだ。

誤字脱字多いかもしれないけど、
取り急ぎアップ。
65



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ

2009/10/8  8:41

 

「今の日本経済はデフレスパイラルの瀬戸際に立っている!アゴラの池田氏と池尾氏に反 

2009/10/6  19:42

 

映像は昨夕4時20分頃から1時間半弱のJR中央線沿線の三駅...荻窪〓阿佐ヶ谷〓 

2009/10/6  19:39

 

ユニクロ:パリジェンヌが行列 オペラ店オープンとのこと、先年のロンドン進出は十分 



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ