総監督のひとりごと

今朝、私の携帯に連絡が入った。
「橋本さんが亡くなったよ。」知人からの連絡だった。

元水戸商業野球部監督、現水城高校監督の橋本實先生が亡くなられたのだ。

このときが来るのは、覚悟していた。
でも、あっけない最後だった。何でなんだ！心の中で何度もつぶやいた。

体調を崩して、思わしくないとは聞いていた。あまり、長くないとも聞いていた。

でも、残念としか言いようがない。

倅が水戸商野球部でお世話になっていた関係で、先生にはいろいろ教わることばかりだった。

一徹に「人間教育」を唱えられていた。

今でも覚えている。
「小学生の野球で大事なことは、なんですか？」　そう尋ねた。
明確にこう答えてくれた。
「野球を好きにすることですよ。」「野球が好きだったら、上に行ってもがんばれますから」

そのことを忠実に守ってきたつもりだ。
間違っていない。信じてやってきた。

そのような中で、エンジェルスO.Bも３人が橋本先生の下で甲子園を経験させてもらった。

水城高校の監督として、現場復帰され、これから茨城県もまた強くなる！そう思っていた矢先である。

残念だが、先生が残されたＤＮＡ（橋本イズム）は、着実に成果を出しつつある。
そこに期待しつつ、先生のご冥福を心から祈りたい。　合掌

昨日、ＢＳ放送でＵ-１８の世界選手権野球をやっていました。
１８歳以下の、野球（ちなみに高校生ですね）の世界大会です。

韓国と日本の対戦でした。
甲子園で見たときは、みんな大きい身体と思ったんですが、韓国選手と比べたら細い！細い！
身体つきが全然違います。

やっぱり、焼き肉の国なのかな？韓国は･･･

相手のエラーで、なんとか勝ったようですが･･･
日本人も、ガンガン焼き肉食わないとダメかな？

パラリンピックが始まりました。

テレビでやらないですね。応援したいのに･･･

スカパーで、一日に一時間ほど無料放送をしています。残念ですが、録画中継です。

この間まで、どこの民放でもNHKでも、がんがんテレビ中継をしていたじゃないですか。

この差は、何なんだろうね。

こんなに世知辛い世の中だからこそ、障害を持ちながらも一生懸命がんばっている姿を見て、勇気や希望をもらいたいのに･･･

そう思うのは、私だけでしょうか？

某民放テレビが「２４時間テレビ」なるものを放送していた。
その番組を、非難するつもりも、否定するつもりもないが、あさってから始まるパラリンピックを２４時間放送するテレビ局は、無いのかな？

ＣＭなし、テレビ局のスタッフも、出演者もノーギャラで、すべてボランティアで･･･

２４時間パラリンピック放送の方が、障害を持つ方々の理解を深められると思うのですが･･･

Youtubeから
http://www.youtube.com/watch?v=kKTamH__xuQ

オリンピックが終わり、少しはゆっくり寝られる日々が戻ってきた。

過去最多のメダルを獲得した日本チーム。

勝った人の言葉には、重みがある。
「一人のメダルじゃない。」
「多くの人に支えられて･･･。」
「感謝しても感謝し切れません。」
勝者に「感謝」という言葉が一番似合うのかもしれない。

しかし、グッドルーザー（良き敗者）という言葉を聞いたことがある。
潔く負けを認める･･･　それは辛いことかもしれないが、現実である。
盛者必衰の言葉もあるように、勝者であってもいつかは敗者になる。
その敗者の言葉にも、大きな意味を持つ物がある。

私たちは、その敗者の言葉からも「勇気」をもらっている。
勝ち負けは結果。たいせつなのは、それまでの「経過」

努力した物が、必ず勝てると言うことはない。
しかし、努力しなければ、絶対に勝てない。
理不尽かもしれないが、それが勝負の世界である。

最後に、このオリンピックで一番印象に残った言葉を･･･

ボクシングミドル級　金メダリスト　村田諒太選手の言葉です。

「金メダルを取った瞬間、ゴールなのか、スタートなのかちょっと見えなくなってしまった。」

自分を冷静に見れる村田選手の言葉に、私たちは学ばなくてはいけないと思う。

それまでの自分は、これからが作る。たいせつなのは、勝つことよりも勝ったあと･･･