新6年生は、明日から常陸太田で合宿に入ります。
最近、私自身が忙しくて、合宿に同行できないことが多いのですが、各コーチとも私の考えを理解して、充実した合宿を行っています。
エンジェルスの合宿で有名なことは、食事を一切残させない・・・と言うことです。出されたものはすべて食べる。食べ終わらなければ、食事が終わらない。
これは、好き嫌いをなくすことと、食に対する感謝の気持ちを育てることにあります。
作物を作ってくれた人、食事を作ってくれた人、そして、その合宿の費用を出してくれた両親、いろいろな人に感謝しながら食事をすれば、残すことなど出来ないはずです。
食事の内容を見ただけで、泣き出す人もいます。家庭では、お母さんが、本人の嫌いなものは出さないでしょうし、万がいち残しても許されてしまいますよね。そんなこと、エンジェルスの合宿では許しません。
これは、私が水泳選手だった頃、当時の県水泳連盟の高野理事長に教わったことです。私は、好き嫌いなどありませんでしたが、中にはどうしても食べられない選手も・・・。
食事が終わりませんから、最後は「ゲンコツが良いか、それとも最後まで食べるか?」と選択を迫られます。根性のあるやつは、泣きながらも最後まで食べます。根性のないやつとか、要領の良いやつは、ゲンコツ一発もらって一安心です。
最近のエンジェルス合宿では、一人でも終わらないと全員が終わらないので、どうも、選手同士が机の下で、おかずを横流し・・・しているとか?
たまには、それもチームワーク?と思いながら、見てみないふりをするコーチもいるらしいです。
練習以上に、食事がきつい、エンジェルス合宿です。

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