ロンドンオリンピックで多くの選手が大活躍。特にサッカーの快進撃が止まらない。
野球指導者の中には「これだけサッカーが、がんばると子供達がサッカーに流れてしまうな・・」そうおっしゃる人もおります。もっともだと思いますが、そこは野球人の懐の広さを示して「何でもいいさ、子供達に勇気と希望を与えてくれれば・・」と、思って欲しいところですね。
ところで、先日も水戸出身のサッカー選手の活躍について「うれしくなっちゃいますね。」って書きましたよね、その大津選手についてです。
もう四十数年前のことです。
常磐女子高(現在の常磐大学高校)陸上部に「大津明子先生」という、偉大な先生が居ました。
アジア大会女子やり投げで優勝し、その後常磐女子高陸上部の指導をしていました。熱血あふれる指導で、当時の常磐女子高陸上部は県内ダントツの強豪校でした。
当時、私も何度かお会いして、お話を聞かせて頂いたことがありました。
その大津先生には3人のお子さんがいて、一番末っ子の男の子が、いつもグランド周りをウロチョロして常磐女子高陸上部の選手達にかわいがられていたそうです。
当時、私の女房は、その常磐女子高陸上部のハードルの選手でした。当時から保母さん志望だったので、この男の子をいつも面倒を見て、一番なついていたと言います。
その「正志少年」は、母親と同じ陸上の道に進むんですが、大学を出てどういう訳か県立高校の野球部指導者になりました。
この正志少年(失礼!今は立派な先生ですが・・)の息子が、なんとロンドン五輪サッカーでゴールをあげている「大津祐樹選手」なのです。
それを聞いたうちの女房は「あの正志の倅がオリンピック選手だったなんて・・・」と言いながら涙を流していました。
あの大津選手のおばあちゃんは、女子やり投げのアジアチャンピオンだったんです。おそらくその大津明子先生がご存命だったら、テレビにでも出て何かコメントしていたでしょうね。きっと、今頃、天国から可愛い孫の事を、じっと見守り応援していることでしょう。
益々、日本代表サッカーにがんばって欲しくなりましたし、大津選手の活躍を期待せずにいられません。
がんばれサッカー日本代表! がんばれ大津祐樹選手!

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