昨年秋、私のお店(はんこ屋)に、一人の青年が来ました。
お米の袋におすゴム印を注文に来たのです。
お話しをしてみると、少し知的障害あるようでした。
それでも、一生懸命お話ししています。
「もうじき、美味しいお米が出来るんです。」「買ってもらえませんか?」そのような会話でした。
それから、しばらくして「お米の見本を持ってきました。食べてみて下さい。」
お父さんと一緒に、一生懸命米作りをして、それを自分で売っているんですね。
食べてみたら、とても美味しいんです。
早速、注文の電話を入れました。お父さんが出て、いろいろ息子さんのことを話してくれました。
「いろいろ社会のことを教えてるんですがなかなかうまくいかなくて・・・。でも、本人は一生懸命頑張っていますから・・・」
暮れには、今度はお餅の注文を取りに・・・ このお餅もとても美味しかったです。
その彼が、昨日、またゴム印の注文に来ました。
「お米を買ってくれるところを紹介して欲しい。僕が配達しますから。」「でも、カーナビがついていないから。地図を見ながら、いつも迷子になっているんですよ。」そう話しながらも、一生懸命、笑顔で話してくれます。
応援してあげたくなりますよね。
美味しいお米、いりませんか?
良かったら紹介しますよ。

3