2月20日、どことなく心が和んだ、何となくほっとした一日でした。
@ 常磐大学野球部野球教室
常磐大学野球部の皆さんが、エンジェルスのために野球教室を開いてくれました。
その常磐大野球部の石川監督さん。本当にいい方なんです。東北出身のほのぼのとした、どことなく東北なまりの残った話し方をするのですが、本当に子供達のことを思ってくれているという感じがします。
野球部の選手達にとっては、良き親父さんと言った感じでしょうか?
それでも、過去には何人もの選手をプロ野球に送っています。
その常磐大のグランドに、すばらしいバッティングゲージが2台入っていました。アルミ製の折りたたみ式、プロ球団が使っているようなやつです。監督さんに聞いてみると、常磐大から実業団に進んで、今春プロ入りが決まった選手が寄贈してくれたものだそうです。実業団からプロ入りしたのに、お世話になったと、大学の野球部に寄付をするというのですから、監督さんにどれだけ恩義を感じているのか解りますよね。
練習を見ていると、その石川監督のファンと思えるような人たちが、続々とグランドを訪ねてくるんです。皆さんが野球部ファンと言うより、監督ファンといった方々ばかりです。
もちろん野球教室も内容が濃く、小学生のレベルに合わせた充実した教室でした。
常磐大野球部の皆さん、本当にありがとうございました。
A 水戸西ライオンズクラブ40周年記念パーティ
毎年秋に開催している「水戸市近隣学童野球大会」に多くの協賛金をいただいている水戸西ライオンズクラブ様。その40周年パーティーに招待されて行ってきました。
ここで、また、心がほっとするような出来事が・・・
来賓紹介や、メンバー紹介などで、名前を呼ばれたとき、ほとんどの方が大きな声で「はい」と返事をされているんです。それはそれは、気持ちのいい光景でした。
最近、特に気になっていたことなのですが、名前を呼ばれても、返事が出来ない大人が大半なんですね。ライオンズクラブでの集まりがいつもそうなのか?解りません。来賓で一番先に紹介された、参議院議員の岡田広先生が、大きな声で「はい」と返事をされたから、後に続いた方々も返事をしたのか・・・。 とにかく気持ちが良いひとときでした。
B 盲導犬「ジェノム号」
水戸西ライオンズクラブが日頃行っている奉仕活動の大きなものは、青少年健全育成とアイバンク支援事業だそうです。もちろん、少年野球大会を支援していただいてることも青少年健全育成事業の一環です。
そして、もう一つの大きなものは「アイバンク支援」事業。目の不自由な人たちのために大きな支援をしているのです。そしてその事業の中で「盲導犬育成」に多大な支援をしているのです。
そのようなことから、この日もその事業で盲導犬となった「ジェノム号」が会場に来ていました。真っ黒なレトリバー犬なのですが、とてもお利口さんです。そして、周りにいる人たちを、とても和ませてくれるんです。
あいさつに立った盲人のご主人を、しかっりとした足取りで舞台まで導くその姿は、りりしいというかたくましいというか、とても犬とは思えませんでした。
一緒に参加した、私ども水戸市スポーツ少年団野球連盟の藤田精治会長も、思わずそのジェノム号近づき、ふれあっていました。
「水戸市近隣大会の時にグランドに来てもらおうよ。子供達に、もっともっと盲導犬のことを知ってもらおうよ。」 さすが市会議員の藤田会長です。野球のことのみならず、いろいろなところを考えておられる様子でした。
今年の近隣大会は、盲導犬が参加するかもしれませんよ。
パーティーが行われている間、ご主人様の脇で、じっと待っている姿に藤田会長も思わず「お利口さんだね・・・」と声をかけてしまいます。
パーティーからの帰り道、すがすがしい気持ちで帰路についた一日でした。

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