メジャーリーガーなら誰でもあこがれる「チャンピオンリング」
ワールドシリーズを制したときに球団から贈られる「指輪」のことです。
メジャーリーガーになることだけでも大変なのに、そこでワールドシリーズに勝って手にする「チャンピオンリング」とてつもないものなのです。
昨年秋、ヤンキースが優勝して、松井選手も手にしています。
その存在は知っていましたが、そんな代物に一生お目にかかることはないだろうと思っていました。ましてや、それに指を通すことが出来るなんて・・・・
いきなりピンぼけの写真ですいません。私の手にはめられたチャンピョンリングです。
あまりの興奮に、手が震えてピンぼけ写真になってしまいました。
2002年 ロサンゼルスエンジェルス(当時はアナハイムエンジェルスだったかな?)がワールドカップを制したときのものです。
個人の名前が・・・「KAWAMOTO」と入っていますよね。日本人の方です。
周りにキラキラ光っているのは「ダイヤモンド」だそうです。
実は、チャンピオンリングと言うのは「ワールドシリーズ」ベンチ入りした登録選手25名の他に、球団スタッフやフロントスタッフにも授与されるのだそうです。
それでも 選手25名+球団スタッフで50名ぐらいしか手に出来ないそうです。
このリングの持ち主は?
タック川本さんと言います。エンジェルスのフロントスタッフ(国際編成担当)の方です。皆さんも名前ぐらいは聞いたことがあると思います。最近、ラジオやテレビに良く出ていますから・・・
その、タックさんのお話を聞く機会を得ることが出来ました。
タックさんが、ポケットからおもむろに「チャンピオンリング」を取り出したとき、私は相当興奮していました。
チャンピオンリングを眼に出来るなんて夢のことのようです。
「指にはめたいですか?」ウソッ・・・信じられない・・・
聞けば、このチャンピオンリングに指を通した人は自分の夢を叶えられるという、ジンクスがあるのだそうです。
「藤田さんの夢は何ですか?」そう聞かれたタックさんに、とっさに応えていました。「チームの子供達と、メジャーリーグ・エンジェルスの観戦に行きたいんです。」
「そのような夢なら簡単ですよ。私も協力して差し上げますよ。」
これまた、夢のようなお話しをいただきました。
九州のとある県立高校に講演に行ったそうです。そこの監督さんから「甲子園に行きたいんですが、毎年、あと一歩のところで夢が叶いません。」そう聞いたタックさんは、野球部全員に、このチャンピオンリングをはめてもらったそうです。
そしたらなんと、その年、甲子園出場を決めてしまったそうです。
「甲子園出場が決まりました。」と報告の電話をいただいたタックさんは、もう一度その高校を訪ねたそうです。
「甲子園で勝てるように、もう一度、チャンピオンリングを皆さんではめてみて下さい。」
なっなんと、甲子園でベスト8まで行ってしまったそうです。
そのほか、このリングをはめた人が宝くじに当たったり、本当にラッキーなことがおきているらしいのです。
そのタックさんのお話は「メジャーリーグの人の育て方」 2002年エンジェルスが優勝できたのは「野球技術」でなく、いかに選手達の心の教育が出来たか・・・
「やはりメジャーリーグでは「人間力」必要なんです・・・」そうお話しする、タックさんに、私の心はわしづかみにさせていました。
皆さんにも是非、聞いて頂きたいようなお話しでした。
もし機会があるなら、水戸に呼んで「講演会」を開催したいと思っています。
さらに、来年は、是非、私たちの夢であるエンジェルス観戦が実現できるかどうか?
チャンピオンリングの御利益に期待したいところです。
タックさん 本当にありがとうございました。

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