高野連の審判員も勉めたことがある長老の審判が声を大にして言います。
「高校野球の試合会場で、審判控え室がエアコンガンガン効かせている。ふざけるな!と言いたい。選手達が暑い中、一生懸命戦っているのに、控えの審判員がエアコン効いた部屋でヌクヌクとしていて良いのか・・・。」
もちろん、審判員も人の子。暑いのはたまらないだろうと思うけど、ましてや、次の試合の審判だったら、冷えたところからグランドに出たら、体調崩しそうですよね。
まあ、ネット裏の役員席だったら仕方ないと思うけど、それでもなんかしっくり来ませんよね。選手達が、倒れそうな暑い中、試合をしているのに、役員がエアコン効いたところで観戦しているなんて・・・。
もう一つ、エアコンの話し。
高校野球で、選手達はマイクロバスや、大型バスで会場入りします。そのバスも、実は、みんなエアコン効かしてやってきます。
指導者は、何も考えないんですかね。
今から、試合する選手達の体調を考えたら、少なくとも到着30分前くらいから、バスのエアコン切って、外気に慣らしておいた方が良いと思うんですが・・・。
もちろん、アップするから大丈夫!と言う指導者もいると思うけど、ガンガン冷えたバスの中から、暑いところに出たら体調おかしくなるよね・・・。
昔、甲子園に出場する選手達が、宿舎で体調崩す人が多かった・・・って、聞いたことがあります。
まだ、各家庭にエアコンなんて無かった時代、宿舎でエアコンつけて寝てしまって、体調崩してしまったらしい。(体調崩すのは、もう一つ原因があるんだけど・・・)
野球の試合を勝つと言うことは、グランドの上だけじゃないと思うのです。
試合する前から、暑さとの戦いが始まっていることを、指導者は気付いて欲しいと思います。

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