その前日、大洗青年会議所の講演会で大阿闍梨と呼ばれる塩沼亮潤さん(ものすごい修行を積まれた方です)のお話を聞いていなかったら、大暴れしてしまいそうな精神状態でした。
全国的に見ても画期的なことになりそうだった、シニアとボーイズの交流戦の事です。
数年前から、ノーブルホーム鰍フバックアップで「ノーブルホームフレッシュマン大会」を行ってきました。
二年生以下にも大会の経験を積ませてあげようと始まった大会です。
今年の春先、そのノーブルホームの福井社長から「シニアとかボーイズとか言っていないで、一緒に大会が出来ないか?」と、話しがあったのです。
自らも高校野球の監督をして、2年で県大会準優勝まで行った、野球に対して強い情熱を持っている方です。
心の中では、ボーイズとかシニアとか言っている場合じゃないだろう・・・そんなお気持ちが厚く伝わってくるのでした。
両リーグの上層部も大筋で合意し、大会に向けて準備のスタートが切られたのです。
その福井社長のご厚意で、新聞社主催も決まりました。普通なら自社で主催を名乗りたいところでしょうが
「新聞社の冠(かんむり)がついたほうが、大会自体も権威が上がる。」そう考えてくださったのです。
そのうえ「せっかくだから良い球場でやらせてあげよう。お金のことなら心配しなくていいから・・・」と、県営球場・市民球場を使えるようにご尽力もしてくれました。
プログラムも選手の名前を載せて、立派なものを作ってくれることになっていました。
新聞社も、画期的な大会なら盛り上げていきましょう・・・と、組合せが決まったら新聞の半面を使って大会の広告を出してくれることになりました。
また、試合結果も記事として掲載し、スコアテーブルまで乗せてくれることになっていました。(スコアテーブルとは、選手名・守備位置・打数・安打・四球・打点などがのった記録です。まず、中学生の大会で考えられないことなのです。
私は、この大会の準備を任せられ、誠心誠意頑張ってきました。
この大会が成功すれば、中学生で硬式野球をしたい・・・と思う選手が増えると思ったのです。
シニアとかボーイズとかでなく、中学生硬式野球のキャパシティが大きく広がると考えました。
それだけになんとしても成功させたかったのです。
リーグの上層部が、お互いにどのような交渉・協議をしていたか? 私は聞かされていませんでした。順調に進んでいると信じていました。
ところが、急きょ、ボーイズが参加できないと・・・
残念で悔しくて仕方ありません。
何があったか、本当にわかりません。
にも関わらず、ネット上の掲示板で、事情も知らない方が、好き放題書き始めたのです。
私も知らないようなことが憶測として書かれているのです。
醜いとしか言いようがありません。
子供達は、違うリーグのチームと対戦してみたい・・・と思っていました。そう思うのは当然です。また、そのような選手じゃなきゃ、高校へ行ったって伸びないでしょう。
そんな気持ちを、大人達は、どうして平気で踏みにじるのでしょう。
子供達に、交流試合で戦わせてあげたいと思えば、少しの事は我慢できるはずです。させてあげたいと思えば、少々の困難は、大人なんですから乗り越えていけるはずなんです。
せっかく成功に向けてのテーブルに着いたのなら、その情熱で、困難なことも乗り越えないといけないんです。
シニアが悪いとか、ボーイズが悪いとか、そんなことどうでも良いのです。
健全な指導者なら、成功させるように努力しなきゃいけないんです。
それを、お互いのことを非難していることに、憤りを感じます。
子供達は、高校へ行けばボーイズもシニアも関係ないのです。みんなが甲子園目指して頑張るのです。
それを大人が、理解しないでどうしますか!
それを大人が、応援しないでどうしますか?
きついこと書きましたが、もし、御意見があればお聞きします。
私は、名も名乗らないで、匿名をいいことに書き込みしている人たちを非難します。
もし御意見がおありなら、堂々と私の所に来て下さい。
トコトン、お話ししてみたいと思います。
子供達のことを考えて、大会のスポンサーになって頂いたノーブルホームの福井社長の野球に対する厚い情熱に応えて、子供達に立派な大会をさせてやろうと思わない指導者なら、そのような指導者を私は認めません。
今、私は、涙を流しながらこのブログを書き終わりました。
この涙が、いつになったら子供達の笑顔になるのか?
遠い遠い道のりなんでしょうか。誰か教えて下さい。

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