昨日、野球選手には大なり小なり、隠れたドラマがある・・・と書きました。
今日、もっと凄いドラマを耳にすることに・・・、体が震えました。
全国大会予選初日の朝に、早くからグランドでティーバッティングをしていたK親子のことを書きましたよね。見事に結果を出した・・・と。
実は、同じ日の朝、もっと早くからバッティング練習していた親子がいたと言うんです。
今日、私のところにチームスコアラーをつとめてくれているH君のお父さんがやってきました。
優勝した那珂市大会と、全国大会予選のスコアをまとめて持ってきてくれました。
そのトータルスコアを見て、ビックリしたことがあったんです。
那珂市大会で、全然打てなかったO君。大会を通じて通算打率が1割(10打数1安打)でした。何かを感じたのでしょう。必死でバットを振り続けたのでしょう。当然、大会初日の朝も、早く起きてグランドでバッティング練習をしていたのでしょう。
記録を見て驚きました。なんと、全国大会予選4試合通算で打率が7割(10打数7安打)なのです。
那珂市大会で打てなくて、相当悔しい思いをしていたのでしょう。
バットを振って振って振りまくって、見事、結果を出したんですね。
誰も判らなかった、彼の努力が、結果として表れていたんです。
これをドラマと言わなくて、何がドラマでしょう。
でも、今のエンジェルスは、誰もがこのようなドラマを持っているんだと思うのです。
誰が見ていなくても、黙々と練習している。辛くても、うれしくても顔に出さず、黙々とがんばっている。
それが今、エンジェルスの成績となって表れているのです。
ひとつひとつの、小さな小さなドラマが、やがて全国大会で大きな花となって咲くような、そんな気がしてなりません。
おまえらなら、必ず出来る・・・。目指せ全国制覇!

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