みさとぉの想い・・・

ジングルベルの鳴る街並み・・・
もうじき・・・・
クリスマスがやってくる・・・

誰にでも・・・
サンタがやってきて・・・
プレゼントを・・・
贈られる・・・

あたしも・・・
プレゼント♪・・・・

あなたの喜ぶ顔が・・・
見たいから・・・
あなたの望むものを・・・




会えないとさびしい？・・・

さびしくないよ・・・・

そう言うあなた・・・・



そっか・・・・
もうあたしは必要ないよね・・・


ベルが鳴る・・・

じゃ・・・
あたしは列車に・・・
乗ることに・・・
決めた・・・・

出発のベルが鳴る・・・
遠くからジングルベルの鳴る街並みを後に・・・



恋人たちが集う街を・・・
離れて・・・

もう・・・・
必要ないよ・・・
そうあなたが言うの・・・

だから・・・
あたしは世界地図を広げて・・・
引っ越しの準備を始める・・・
うふふ・・・・

でも世界地図も必要ないかもね・・・
地球は狭すぎるもの・・・

もっと・・・
もっともっと・・・・
遠くに・・・

そこまで行かないと・・・
あたしはあなたを探すだろうから・・・
道行く人を見るたびに・・・

口癖のように・・・
いつもあなたが言っていたでしょ・・・

望みはかなえてあげる・・・
だってあたしは・・・

純白のバラの花束を・・・・
抱えて・・・
会いに来た・・・

雪の降り積もったそこは・・・
冷たく・・・
どこまでもどこまでも白く・・・
あなたに渡したバラは・・・
周りの景色と一体となって・・・
景色に溶け込んで・・・
バラを受け入れて行く・・・・

会いに来たあたしに・・・
あなたが笑っているような気がして・・・

あなたの眠ってる横に・・・
あたしも横たわる・・・
冷たいはずの雪は・・・
暖かく・・・・
包み込んでくれる・・・・

あたしから・・・
涙がこぼれおちる・・・

ひとしずく・・・・
ひとしずく・・・・
ゆっくりと・・・・・・

バラは・・・・
赤く染まって行く・・・・

あたしの上に雪が降り積もり・・・
景色と一体となって行く・・・


やがて・・・
深紅のバラに・・・

冷たい白いの世界に・・・・・・
深紅のバラの花束だけ・・・・
鮮やかに・・・
色づいてく・・・・

面倒なら・・・・
捨てればいい・・・・

今までだってそうしてきたように・・・・
切り捨ててきて・・・・
いまさら・・・・


面倒な荷物なら・・・・
持たなきゃいい・・・・

今までだってそうしてきたように・・・・
抱え込まないできて・・・
いまさら・・・・・


面倒な存在なら・・・・
遠ざければいい・・・・・

今までだってそうしてきて・・・・
遠ざけてきた・・・
なのにいまさら・・・・



何をいい人ぶる必要が・・・・
あるんだろう・・・・

意味は？・・・・

あなたが尋ねる・・・・
「どこにいるの？」・・・・

あたしの答えは・・・
「どこにもいないよ」・・・・


いるはずがない・・・・
だってあたしに用意された場所は・・・
ここにはないのだから・・・

あなただって・・・
本当はわかってるくせに・・・

あたしに用意された場所は・・・
どこにもないって・・・

意地悪に聞く・・・

聞いておきながら・・・
ここは違うよ・・・・・
だから違う場所に行きなさい・・・
そこにいられたら困るんだと・・・
あなたの言葉が言ってる・・・・



わかってる・・・・





この世には・・・・
あたしの居場所なんか・・・
どこにもないことぐらい・・・・

早く・・・・
私の居場所に・・・・
行きたい・・・・・・・・

ずっと・・・・
願ってるのに・・・・


ずっと・・・
ずっと・・・・
自分の居場所に戻りたいって・・・

あの空に・・・

心の中の深いところでは・・・


いつまでも・・・・
変わらず・・・・

幸せを願ってるし・・・
笑顔が好きだから・・・・
喜んでほしいと・・・
今も・・・・
どんな時も・・・・
思ってる・・・・


ただ・・・・・
ちょっとだけ・・・・
空に早く帰りたい・・・
そう願う気持ちが・・・
強くなる時が・・・
あるだけ・・・・

だって・・・
この世界には・・・・
聞きたくない言葉も・・・
見たくない景色も・・・
たくさんありすぎて・・・・

苦しくなるから・・・

生きてるのが辛くなるから・・・・

もう・・・・
そんな言葉は聞きたくないだけ・・・

たくさん・・・
傷ついた心が・・・・
耐えられないって・・・・
もうそんなのはいらないって・・・

あとどれぐらい・・・・
そんな想いをしなくてはいけないの？・・
そう思ったら・・・
早く・・・
空に・・・
帰りたいなって・・・・

いつまでも・・・・
幸せを願ってる・・・・
あなたが笑顔でいてくれることを・・・・

あなたは・・・・
傷つきやすくて・・・
繊細・・・・
少しのことでも・・・
気にとめて・・・・
今にも壊れそうな・・・・
ガラス細工のような心の持ち主・・・・

自分でもそんなことぐらいで・・・
そう思って悔んだりするけど・・・

それが・・・・
あなたの長所でもあるんだよ・・・

誰も傷付かないように・・・
気遣い、配慮することができて・・・
思いやりを持って接することができ・・・
人の心の痛みがわかる・・・

あなたは・・・
とても・・・・・・
優しい、愛ある人・・・

あたしが・・・・
あなたを守ってあげる・・・
もうそれ以上傷つかないように・・・

だから・・・・
安心して・・・

あたしは・・・・
あなたを・・・・・
いつまでも・・・・
愛してるから・・・・

すべての人に・・・・
愛を・・・・

すべての人に・・・・
笑顔を・・・・

目の前にいる人が・・・・
笑顔になることだけを・・・
それだけを望んで・・・

傷つけるものから・・・
守り・・・
そして癒して・・・

暖かな手を・・・・
暖かなぬくもりを・・・
生きて・・・
愛される喜びと・・・
愛することができる・・・
喜びを・・・・

すべての人に・・・・
愛を・・・・

どこでどうなったら・・・・
そこでその話になるの？・・・・

その言葉が出てきたら・・・
あたしには・・・・
もう来るなと・・・
言われてる気がする・・・・

あたしは・・・・
いらないと・・・・

それでいて・・・・
意味不明な言葉を・・・・
あたしに言う・・・
態度もちぐはぐ・・・
言葉と行動が・・・
かみあわない・・・

どこをどう信じればいいのかなんて・・・
わからない・・・

どれが嘘で・・・
どれが本当か・・・・

たぶん・・・・

あたしはいらないということだけは・・・
本当だと思う・・・・



じゃぁ・・・
早く消してほしい・・・

簡単なことだから・・・


面倒なことなんてなにもない・・・・


嘘偽りの世界から・・・
消し去ることなんて・・・

なんでそんなこと・・・
言うの？・・・・

何度も何度も・・・
繰り返し・・・
繰り返し・・・・・

わかっていることを・・・・
突きつけられれば・・・
突きつけられるほど・・・・
たぶん・・・・
心は離れて行く・・・・

信用できなくなる・・・・
信頼なんて・・・・
できない・・・・

嘘ばかり・・・
その場を繕う嘘・・・・
できもしないこと・・・

そんな世の中なら・・・
壊れちゃえばいいのに・・・

すべてこの世から・・・
なくなっちゃえばいいのに・・・








あたしが・・・・
いなくなればいいのに・・・・

口ではなんとでも言える・・・
わかったふりも・・・
理解してるふりも・・・・

でも本当は・・・・
なにもわかってなんかいないし・・・
何も理解なんかしていない・・・

体も態度も・・・
言葉のはしはしからも・・・・
あたしのことなど・・・・
何も考えてなんかいないのが伝わる・・・


わかってるなんて・・・・
全部・・・・

うそ・・・・・・・


うそつきは・・・・
嫌い・・・・・・・・・・

吐きそうになる・・・・

体が拒否反応を起こす・・・・



人は嘘をつくと・・・
頭では理解していても・・・・・
拒否反応を体が示す・・・・


うそ偽りの世界はもうたくさん・・・


嘘のない世界に行きたい・・・・

真っ赤に染まる空・・・・
黒い一筋の闇・・・

闇を引くと・・・
空一面・・・・
端のほうから・・・
徐々に闇に覆い尽くされていく・・・

闇にぶら下がった・・・
糸についてる光り輝く星・・・

たまに糸が切れて落ちてくる・・・



あなたを思うあたしの心・・・
赤く燃え盛るあなたへの気持ち・・・
一点の闇が・・・
徐々に覆っていく・・・
希望と言う名の輝く星は・・・
たまに消滅していく・・・


心の扉をシャッターで覆いつくすように・・・

後悔したくなかったから・・・・
あなたに会っておきたかった・・・・
あなたにやさしくしたかった・・・・


やり残しておきたくなかったから・・・
心に残る恋愛がしたかった・・・・
あなたとデートしたり、旅行したかった・・・・


あたしが生きた証がほしかったから・・・
気持ちを伝えておきたかった・・・

夢を叶えたかったから・・・
やりたいことを優先した・・・・


最後に・・・・
あなたの一言一言を・・・
忘れずに取っておきたかったから・・・
すべてを記憶することにした・・・
出来事すべてを・・・・
記憶しておきたくて・・・・
あなたの一言一言を・・・・
記憶しておきたくて・・・・

思い出がたくさんほしくて・・・
たくさん会いたかった・・・

たくさん・・・・たくさん会いたかった・・・

きらきら輝き・・・
澄んだ空気の中・・・・
穏やかな時間が流れる・・・
そんな綺麗な世界に住んでいたい・・・

嫉妬・・・・
ねたみ・・・・
人を見下し・・・
陥れる・・・
偽り・・・
騙し・・・
そして嘘・・・・

そんなものが無い世界で・・・
生きていきたい・・・・

傷つけ・・・
傷つき・・・・
そんなものがない世界へ・・・

汚いものが流れてる血は・・・・
体は・・・・
剣で刺して・・・・
全部、出し切ってしまいたい・・・・

自分の心にある汚いものは・・・
えぐり取って捨ててしまいたい・・・

汚いものを・・・
すべて排除して・・・・
綺麗な世界に・・・・

あなたは・・・
嘘をついている・・・

あたしには伝わってくる・・・・

あなたがどんなに自分の心を・・・
ごまかし、偽りうまく騙せたと思っていても・・・

あなたの心があたしには・・・
伝わってくる・・・

心から本当は・・・
そう思っていないことなんか・・

全部お見通し・・・

どう思っているのかなんか・・・




あたしの心は・・・
すべてあなたに伝わっているのだろうか・・・