2007/10/29

すぐ終わってしまうから恋なんてこの世にないほうがいい(byニール)  日常

マーガレット、初めてBL小説を読む

BL(ボーイズラブ)に詳しい知人が、BL小説を貸してくれた。
あえてタイトル・作者はあげないけど、ワタシに合わせて、「目の青いアングロサクソン人」が出てくる話をセレクトしてくれた。主人公は26歳の会社員で、ふーん、“ボーイズ”って、未成年じゃないのか、と思った。まあ、50過ぎてもボーイズ名乗っている人が実際にいるからいいか。

クリックすると元のサイズで表示します

ボーイズですけど、なにか問題でも?
他にビースティ・ボーイズやビーチ・ボーイズとかいっぱいいるし。

で。

内容の出来・不出来、信憑性、現実度などについてあれやこれは言うつもりはない。BL小説に詳しい人にとっては“なにをいまさら”なのかもしれないけど、何しろ私は生まれて初めてBL小説を読んだので、的外れなことを言うかもしれないけど、お許しを。

まあ、これは大いなるファンタジーであること。それは、読む前から予想していたことだ。現実とは逆で、登場人物の8割が男性ゲイという世界の惚れたハレタのストーリー。が、読前イメージよりも現実の社会を逸脱していないから、実際の男性ゲイの人が読んでも”半分くらいはあり得るかも“という、ほどよい現実味。(多分知人はそういうのを極力選んだんだと思う。)

(私の他の知人に、プロの小説家の人がいる。彼女はBLも書いていて、成田空港の書店に置いてあった本を、たまたま日本に出張で来ていたアメリカ人の男性ゲイの人が購入し、なんとか読破して、感動したと言うような内容の感想をアメリカから作者に送ってくれたそうだ。だからBLは全てのゲイ男性に”相手にされない“ワケじゃないと思う。ノンケ男性には無理かもしれないが・・・。)


ワタシはそのBL小説を読んで、ちょっとレディース・コミックスを思い出した。正直20年位前に読んだことしかないから現在レディ・コミがどうなっているか知らないけど、その時代のレディ・コミは、世の中に「女性向けにこんな過激なものが現れた」というような感じの受け止められ方で、正直、性描写の過激さだけが話題になったような気がする。そしてあまり有名じゃない人が描いていたのか、たいてい絵が見るに堪えないほどドヘタだった。・・・ブスで大根のAV女優のカラミなど見たくないだろ・・・マニア以外。
まだ小説のほうが(イカニモ系の挿絵はあるものの)、想像の余地があるからからいい。

ともかく、”カラダは淫乱、心は乙女“というファンタジーが、(昔の)レディ・コミとBLのキモかな、と思う。さんざんやりつくしたあとにたどり着く、真実の愛みたいなもの・・・「Like A Virgin」(byマドンナ)とつぶやいてしまうようなベタ感覚は、やっぱり女性的な願望・ファンタジーなのかな。「女性作家による女性読者のための男の恋愛物語」というのは、もはや「男」ではなく「男の姿をした性別のない記号」。・・・だからBLの主人公は、ほとんど女性に置き換えることができる(たいていネコだし)。ワタシはあまりその主人公には感情移入しなかったけど、お約束で読者に感情移入できるようになっているんだろう。そういう妄想ツールなのだな。そう思うと、この世知辛い世の中のちょっとした避難場所なんだと思える。

描写のドギツさから言えば、男性向きの雑誌(ゲイ・ノンケとも)とそうたいして変わらないし、ファンタジーさに関しても、男女それぞれに妄想が織り交ぜられているから、そこは笑って許そう・・・何が何でも「こんな奴いねえよ」とフィクションに対して目くじら立てるほど、寛容性がないわけじゃない。まあ、あえて突っ込ませてもらうなら、相手役のキャラクターが理想的過ぎることかな・・・こんな奴いねえよ(笑)。でも、ワタシがニールを例えて簡単に表現するのなら、こういう完璧なキャラになるんだろうな〜と思う。

もともと、いくら好きでも、ほとんど非現実に近い相手と自分との恋愛ファンタジーまでには妄想を発展させられない、ある種”乾いた”妄想感覚のオーナーであるワタシの場合、BLを読み込むにはもっと修行が必要かな、と思うけど、そこまでするつもりもない・・・ワタシの場合、現実と妄想の切り替え作業に慣れていなくて、ゲイ・ファンタジーを見ると、イヤでも特定の、実在の人たちを思い出してしまうから・・・脳が勝手にカップリングしてしまうのは人権侵害(そこまで言わなくても)かな、と・・・まあ、それが現実だったとしても。でもどこにツボが転がっているかわからないし。知らない世界に足を踏み入れるのはちょっとしたドキハラ体験で・・・。今回はひとつ勉強になりました。

0



この記事へのトラックバックURLはありません
トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ