2007/6/24

PSB vs ロシア  映画&アート

そうか、そうだったのか。
なにがそうかって?

PSBと“ソ連/ロシア/社会主義”との繋がりを、私は今の今まで意識していなかった。
りょうたさんのブログ(に し へ ゆ く〜Orientation to Occident)で、エイゼンシュテインの「イワン雷帝」のことが書かれていて、目からうろこが落ちたような気がした。PSBと“ソ連/ロシア/社会主義”が繋がった。

ニールは学生時代社会主義を学ぶほど、昔から“ソ連/ロシア/社会主義”が好きで、作品や発言にもたまに登場する。文化的にもカンデンスキーやショスタコヴィッチのファンだと公言している。ただ、私はこの方面がちんぷんかんぷんで、聞き流していたフシがある。“ソ連/ロシア/社会主義”って、全然キャンプじゃないし、かわいくないし、難解で固すぎて。だから2人がエイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」のオリジナルサントラをTennant/Lowe名義で作曲し、大々的にコンサートまでやったのは、「クラシックと社会主義への傾倒」「エレクトロ・ポップ・サウンドの対極であるものへの探求」くらいしか思っていなかった。もちろん、映画「戦艦ポチョムキン」の芸術的価値は映画ファンなら認めるところだけど。

今でも多分旧社会主義国では欧米より、マイノリティの肩身が狭いと思うが、エイゼンシュテイン・ディアギレフ・チャイコフスキーなどの時代の性的マイノリティかつ偉大な芸術家は、”芸術”を表現しづらかったに違いない。芸術ってすごくその人の本質的なもの、性・生・死への考えと密接にかかわっていると思うから。だからオブラートに包んで表現するしかなかったのだが、同じ考えを持つ人には内包された表現をキャッチできたんだと思う。

今さらながら私は、エイゼンシュテインが性的マイノリティだと初めて知った。難解だからと、今までエイゼンシュテインを調べもしなかった。映画も「ポチョムキン」しか見ていない。そういえば、私の好きなロシアの映画監督、故セルゲイ・パラジャーノフの映像美もゲイでしかありえない(そうではないかといわれているが、実際にゲイかどうかは不明)。ロシアのお家芸、バレエなどは100%ゲイゲイしい。

で、PSB。エイゼンシュテインの同調電波信号を受け取っていたと思われる2人。クリスにいたっては、「ピアノを弾きながらチャイコフスキーとチャネリングして曲を創った」との発言もある。そうか、クリスは現代のチャイ子なのね。
もちろんすべてがゲイ繋がりとは思えないけど、創作物の中に見え隠れするゲイ的信号をより過敏に受け取ることができるのはゲイ脳の持ち主だからだと思う。
まあ、「Go West」PVにロシアのマッチョ・タイツが大勢出てくるのは、ただの趣味だよね?

ニールは現在バレエを書いているそうだけど、これも自分の本質的な部分と、大好きな”ロシアン・カルチャー“とのコラボになるんだろうなあ。で、言うんだろうなあ、「セクシャリティとは関係ない!」って。いや、あるから。
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