2009/8/20

「やわらかい手」  映画&アート

2007年のイギリス映画「やわらかい手」。

開き直った女の、なんと清々しいことか…。

田舎に住む地味な未亡人が難病を患う孫のために見つけた高給の仕事は、ロンドン・ソーホーの“日本式ハンドジョブ・ワーク”。最初は戸惑い悩む彼女だけど、たちまち彼女は店のナンバー1になり、オーナーからも信用され、孫の手術代を工面することに成功する。

女は強い。男はうろたえる。

地味な未亡人を演じる女優は、マリアンヌ・フェイスフルMarianne Faithfull。

45歳以上の男性なら、グっと来るであろうポップ・アイコンの彼女。

かつて、映画「あの胸にもう一度」で、愛人(アラン・ドゥロン)との情事のあと、素肌にレザースーツを着て、バイクにまたがって疾走する姿は、あまりにも伝説的だ(「ルパン3世」の不二子のモデルにもなった)。
また、ミック・ジャガーの“美しすぎる彼女”としても有名。

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「やわらかい手」の彼女を見て、男は「なんてこった・・・」と言うだろうし、女は「素敵に年齢をとっている」と言うでありましょう。

もちろん若く綺麗な彼女も素敵だけど、地味で“ハンドジョブ”にピンとこない田舎のおばさんが開き直る瞬間も素敵だ。
男はこれをしっかり見て、女が年を取ることがいったいどういうことか、ちゃんと学んでほしい。若くて綺麗なだけが女の価値だなんてたわけたことを思っている男は、いずれ自滅するだろうから。

ところで、マリアンヌ・フェイスフルはもともとアイドル歌手である。
まあ、女の人生いろいろあるさ、彼女もダスティ・スプリングフールドのように、ドラッグやスキャンダルでどん底まで落ちたことがある…でも映画のヒロインのように、どこかで何かをふっ切ったんだろう・・・。

彼女は2度の違った人生を生きているみたい。

ニールが企画・プロデュースしたノエル・カワードのトリビュート「20th Century Blues」のショーとCD/DVDで「Mad About the Boy」をしぶ〜〜〜く歌っているので、聴いてみてください。

↓これはデビッド・ボウイとデュエット、1980年。



↓どんどんドスが利いて来た、2005年ライブ。


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