2008/6/9

Falling  Pet Shop Boys

PSB公式HPのメッセージによると、PRODUCTにニールが一人で作った1979年の曲「All things to all men」(もちろん未発表曲)が出ています。ギター弾き語りふう。ん〜〜〜クリスの手が入っていのでフォーク調。ノンケっぽい曲だね。

アルバムレビューVery – Falling (Demo for Kaylie) -

カイリーにあげた曲。でも、カイリーのバージョンとは同じ曲だとわからないくらいまったく違う。2人はあまりカイリーのバージョンを気に入っていないようだ。

90年代前半のカイリーは、デビューした頃のアイドル時代と、現在の歌姫との中間で、正直言って低迷期だった。彼女自身はアイドルから脱皮したくて、(やや時代の使い捨て感の漂う)ストック・エイキン・ウォーターマン・スタイルの軽いポップ・ダンス・クィーンからアーティストになりたかった。実際この「Falling」もプロデューサーにハウスのファーリー&ヘラーによるアートでコアなディープ・ハウスに仕上がっている。この曲はシングルにはなっていないが、収録されているアルバムはオーストラリアとイギリスではまずまずの成績を収めた。でも、PSBは、カイリーにはアート方面ではなくダンスで行くべきだと進言している。ちなみにこの時期カイリーはやや迷走気味で、雑誌でヌードをも披露する“エロ系”にシフト。彼女の言葉によれば、それは「男が私を変えた」んだそうで。

実際、いわゆるゲイ・アイコンと呼ばれる女性アーティストの中で、カイリーはダントツにノンケの男性からモテる。普通、ゲイ・アイコンになった女性は女性を超越してしまった存在が多く、ゲイからは支持される代わりにノンケ男性からはモテなくなるのが普通だ。でも、カイリーはゲイ・アイコンであるにもかかわらず、近年ますますセックス・シンボルの地位を確立している。マドンナがセックス・シンボルであることとはまったく違う。マドンナはどちらかというと性表現の解放者であり、「欲しいものは何もかも手に入れ、強くカッコイイ、男を組みしだくような女」として女性からの支持が強い。カイリーは逆、同じセクシーでありながら「すごくがんばっているけど、どこか足りなく、男が守ってあげないとだめになっちゃう」んである(でもだからと言って同性に嫌われるようなカマトトではなく、実際に女性からの支持も厚い)。

ゲイ(オネエ・クィーン系)にモテるのは、あの華奢で頼りなく、限りなく人工っぽい感じが「ああなりたいわ〜〜」という郷愁をそそるからだと理解できるけど、ニール&クリスのような男系ゲイ(そんな言葉あるのか)にも好かれるのは不思議だよね。性欲を感じていない限り、彼らにも、ものすごい奥底には“ああなりたい願望”が存在するのだろうか。少なくとも2人のカイリーに望む“こうであれ、カイリー”像は確実にあると見た。

PSBは1999年に、再度「In denial」でカイリーとデュエット・コラボしているのはご存知の通り。ミドルエイジ男性が若いセクシー美女とデュエットのチャンスだというのに、選んだ設定が「ゲイの父とその娘」という、仰天テーマだったのがPSBらしぃです・・・(遊びでも虚構でも、ノンケは演じるもんじゃないのね)。

カイリー姐も先週40歳になったんだよね。アタイと同い年なんだよ。
まあ、生まれ持った素地がまったく違うのでワタシはカイリーのようには生きられなけど、1週間だけ代われるよ、と妖精さんがいったら、喜んで代わります。顔パスでゲイバー遊びする前に、とりあえずクリスに迫ってみます。カイリーで玉砕したらオンナでは諦めます。

↓カイリーの「Falling」


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