2008/3/14

Acutually、そして死  Pet Shop Boys

アルバムレビューActually

ちょっと早目にACTUALLY(1987年)のアルバム・レビューが出来そうなので、今日はトップ・ページだけ公開しておきます。

このアルバムは全曲シングルにしていいくらい、PSBのアブラが乗り切ったトップ・チャートに君臨時代のアルバムですが、”軽薄な80年代ポップス”なのにズシリと重い。

その重さの原因が何なのか、ということについては、一応レビューにも書いたのですが、当時のイギリスの社会と、2人の周辺に降りかかっている重たさなんですが、彼らは他の人たちのように軽薄に「そんなこと忘れて楽しもう」とはならないのです。ひたすら重さに耐え、現実をその目で確かめようとします。このアルバムは苦痛に耐え、その場に立ち尽くし、何も出来ないでいる2人の姿です。
「西に行こう」とようやく前進しようとするのは、その6年後です。



死といえば・・・。5年位前にロンドンでたまたま解剖人体展を見ました。これは献体された人体を腐らないように樹脂で特殊加工して、内臓や筋肉のしくみをわかりやすく展示したものですが、同様の展示会が日本各地を巡回していたので、ご存知の方もいるかも。その技法を確立したグンター・フォン・ハーゲンス博士の解剖DVD(イギリスのチャンネル4製作)を購入したからと、イギリスで一緒に展示会を見たA.K.さんからソフトを分けていただきました。

すごく面白くて(と一言でいってしまうのも何なんだけど)、かなりじっくり何度も見てしまいました。解剖するのはもちろん本当の献体遺体なんですけど、もう、魂が宿っていなければ、それは完全に物体なんですよ。死って、なんだか不思議です。結局カラダは入れ物でしかない。ワタシは「2001年宇宙の旅」の宇宙人のように、肉体なんて脱ぎ捨ててしまえばいいと思っている半面、創作活動ではひたすら肉体のディティールにこだわっている・・・矛盾です。

Amazon.co.jp: 人体解剖マニュアル ~一目でわかる人体の不思議~ DVD-BOX: グンター・フォン・ハーゲンス: DVD

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グンター・フォン・ハーゲンス博士がサクサク解剖をするんですが、青いオペ着+黒い帽子。なぜ帽子。教育目的の番組だけど、微妙にTVショーの様相もあり、なごやかな雰囲気にもなる。なんだか博士のキャラがかわいいし。
そして博士の黒い帽子&丸めがねは、「Opportunities」パート1PVのニール(牧師コスプレ)にそっくり!

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