2008/3/10

ヴァンパイア  Pet Shop Boys

SBS学苑 静岡校 - 語学コース -

新聞の折込みに入って来たカルチャースクールのチラシ(実はワタシもここのある講座に通っている)をフト見たら目に飛び込んで来た、

「クリスの日常英会話レッスン」

妄想。クリスが英会話を教えてくれるの。ランカシャー訛りでね。もちろん一対一よ。うふふふふふ。あはははは。楽し〜〜〜い。

あ、もちろん現実は静岡に住んでいるクリスさんという講師の先生ですがね。妄想は無料でしょう?
クリスと言う名前は、ものすごくお坊ちゃまっぽくてかわいくて、キュートな気がする。それがたとえ48歳のおっさんの名前だとしてもね。



とある舞台に誘われて行く事になった(まだ先の話)。その舞台はヴァンパイアのお芝居。映画、小説、マンガ、芝居、本来人間にとって忌むべき存在であるヴァンパイアがなぜこんなにも人を魅了するのだろう。特に乙女にとってはヴァンパイアほどわかりやすい”耽美”なメタファーは他にないんじゃないかと思うくらい。

永遠の「生」/滅び行く「死」と密接に関連してはいるけど、先日ここで書いた「FUNDAMENTAL=(現実の)死を暗示」(だから耽美要素が足りないと書いた)とは真逆の世界がヴァンパイアだと思う。
いつかアルバム「NIGHTFIFE」のレビューでちゃんとやるつもりだけど、PSBのその名も「Vimpires」は、いつも現実世界に足をすえたPSBには珍しくヴァンパイアと言うファンタジーを扱っている。ただし、もちろんこれは「闇でしか生きられない人間」のメタファーだ。元々はミュージカル「Closer to heaven」で使われている。

ヴァンパイアといえばアン・ライスのレスタトのシリーズが有名で、アメリカのゴスっ子の入門書として人気が高い。昔トム・クルーズとブラット・ピットが出演した「インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア」の原作だ。作者本人が認めているかどうかははっきりしないけど、このシリーズは日本の少女マンガ「ポーの一族」にインスパイアされている事は明らかだ。ということは、元々は日本の伝統文化、日本の乙女たちが親しんで来た「やおい黎明期」の世界だ。

そしてPSBの「Vimpires」は、アン・ライスのシリーズからインスパイアされている。はっきりとした言及はまだ見つけていないけど、歌詞の中に「New Orleans pretty(ニューオーリンズのかわい子ちゃん)」という部分がある。ニューオーリンズはアン・ライスのシリーズの舞台のひとつだからね。ということは、PSBと日本の少女漫画はつながっているのかも?

ただし、PSBの「Vimpires」は、セクシャル・マイノリティのメタファーだ。同じ「boy loves boysの世界」であっても、男性目線と腐女子目線では、酷似しているけど明確に異なる。でも、ワタシの様にこの曲を「はみだした人間」の歌と捉え、本気で泣いた人間もいるから、解釈は多少広くて良いと思う。ただ、ニールはやさしく歌い、ワタシたちに言う。

「ブラザー、大丈夫だよ。シスター、心配しなくていいんだ。
僕もヴァンパイア、君もヴァンパイア。」と。

ああ、もしかしたらこの曲が、ワタシが彼らを”神に代わる存在”とあがめ、彼らに一生ついていこうと決めたきっかけかもしれない。

↓昔作ったヴァンパイアをイメージした人形

http://bebeisobe.cool.ne.jp/bebe/marilyn/psb/doll-jack.htm

↓そしてPSB「Vimpires」のライブ。妖しくて大好き。



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