2008/3/9

ツイン・ピークス  ドラマ

PSBの公式HP、ニュースは2月24日から、PetTextは2月17日から更新されていない。うう、生殺し状態だわ。いっそのこと殺してくれ。

今日は一日中、ほとんどアルバム「ACTUALLY」レビューをやっていました。すでに全体の半分くらいアルバム・レビューをやって、煩雑だなあ、と思うのは、人物や事柄の注釈だったりする訳です。50歳前後のイギリス在住ミュージシャンと、ファー・イーストの田舎育ちの若干ヒッキーなワタシとでは、知っているものの範囲がハナから違う事に加え、特にニールの”物知り度”は半端じゃないので、それこそ血塗られたロシアの歴史からディープなクラシック音楽界、はたまた80年代前半のエイズ禍時代前のロンドン・クラブ・カルチャーやゲイ・スラングまで、ついて行くのだけで必死です。確実に周回遅れです。googleとWikiをフル稼働です。

「ACTUALLY」(1987年)はPSBの商業的絶頂期・黄金期ですが、うらはらにテーマは予想以上に重いです。1993年の「VERY」が最大限へヴィーですが、その次くらいに重い、特に時代背景が。この頃のイギリスは保守党支配で(ニールは熱心な労働党員だった)不況で失業率は最悪だし、エイズは侵食して来るし、アンチ・ゲイが急増してゲイの暗黒時代だし、そのくせ音楽界はうすっぺらい方向に行くし。

「ACTUALLY」の中にはアンジェロ・バダラメンティがアレンジを手がけた曲(ライザ・ミネリ版「Rent」と「It couldn’t happen here」)があります。バダラメンティと言えばデビッド・リンチ、そして、ワタシが初めてハマったアメリカTVドラマの「ツイン・ピークス」(1990年)!

もともとリンチは「ブルー・ベルベット」が好きで、「ツイン・ピークス」を見るために(レンタル店ではいつも貸し出し中でなかなか借りれなかったので)当時開局して間もないWOWOWにも入り、きっちりはまりました。リンチの世界って、決して気持ちいいものじゃなくて、むしろ悪夢的だからこそトラウマ的にハマる。ついでに言えば、田舎のコミニュティの恐さをわかっている地方出身者の方がより深くわかると思う。話の内容よりも、その世界観・・・丸太やチェリーパイやレコーダーなどのフェチとも言えるディテールの方がよく覚えている。思えばこのへんてこFBIで、事件を捜査したい欲望が生まれて警察に入ったんだわ。うう、もう一度見たい・・・そうやってハマった現30〜40代のために、DVDボックスも発売されましたね。WOWOWでまたやんないかな。

↓”甘い悪夢の始まり”を予感させるオープニングで、トラウマな気分を呼び起こして下さいませ。



そんなことを考えながら実家に立ち寄って、今日の新聞(朝日)を見たら、芸能欄になんと、「ツイン・ピークス」の記事&イラストがぁ!こわひ、リンチはこれだからコワヒ。まるで、いつでも潜在意識に潜んでいて、ふとした時に顔を出す、リンチはやっぱトラウマそのものなのかも。
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