2007/7/28

少女が演じる少年  映画&アート

Theatre du Soleil - Wikipedia, the free encyclopedia

前から気になっていたけど、演劇、舞台、ドラマ、ヴォイスアクト(声優)などで、少年役を実際は少女(あるいは女性)が演じることがある。

誰が言ったことか忘れてしまったけど、オスカー・ワイルドの「サロメ」のお小姓(サロメに恋する侍従に横恋慕している)に対して、「ワイルドが聞いたら怒るぞ!」と、女優が演じていることに憤慨していた。シェークスピアの「真夏の夜の夢」の妖精パックも同じように、女優が演じることが多い。

ワタシは完璧な少年俳優を見たことがある。
パリ滞在中、日本から来た友人と演劇を見に行った。彼女は日本の演劇界では人脈がスゴイ人なのだが、まさかテアトル・ド・ソレイユの首脳陣と知り合いだとは思わなかった。テアトル・ド・ソレイユは、演劇マニアが聞いたら「おお!」というくらい凄いプロ集団で、ヴァンセンヌの森の特設テントで芝居をしている劇団だ。アートとエンターテイメントの融合、しかもなかなかチケットが取れない劇団で、日本の商業演劇とはちょっと一線を画している。昔の新宿・花園神社の赤テントみたいなもんかな。

まあ、とにかくそこで見た芝居に出ていた1人の少年俳優がすごくグレードが高かった。夜中までやっているので、もしかしたら少年ではなく、女性かな、とか大人かな、とかかなりガン見したけど、やっぱり中学1〜2年くらいの少年だった。聞いたら、劇団員たちはここで暮らしながら芝居をしているので、子供とかもいるらしい。ちょっとサーカスっぽいが、それで成り立っているというのだから、フランス・エンターテイメントの世界は奥深い(芝居を見た日も、平日なのに観客席は満員だった)。

残念ながらそれ1度きりで、テアトル・ド・ソレイユは見ていないが(数年前、来日したけど)、アノ子はまだ劇団員なんだろうか。たとえそうだとしてももう10年も前のこと、立派な大人なはず。少年・少女のあやうさはそのはかなさ、一瞬にあるんだなあ、と思う。

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