2007/6/30

マット&デビッド  ドラマ

祝、「リトルブリテン」シーズン2放送決定(WOWOW)。

下品で差別的、キャンプでシニカルでアブノーマルなこのコメディ、去年のロンドン行きの飛行機(ヴァージン・アトランティック)で見たのが初めてだから、そろそろ1年になる。その間にWOWOWでシーズン1放送、DVDの日本語字幕版も発売され、マット・ルーカス&デビッド・ウォリアムズも来日して、いいともに出た。

もちろん最初にマット&デビッドを見たのは、PSBの「I'm with stupid」(’06,5月)PVである。

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全然似ていないブサイク2人がナゼ、エレガント&クールな2人を演じているのだ!と、ちょっとカチンときた。
が、どんどんハマって行くうち、マット&デビッドはニール&クリスに・・・外見だけでなく内面も・・・激似であることに気がつく。もともと2組は10年来の友人仲間で、特にデビッドは英国内のイベントならたいてい見に行くほどのPSBファン。2人とも変装の名人なので、似せようと思ったらいくらでもできるハズ。

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ほら、そっくり。
「I'm with stupid」PVでは、わざと似ていないように演じていたのだ。

マット&デビッドは、「リトルブリテン」で国民的コメディアンになる前、「Rock profile」(‘00〜01)という番組をやっている。これは、マット&デビッドがあらゆるミュージシャンに扮し、めちゃくちゃなインタビューに答える番組なのだが、ファンが見たら激怒ものの、かなりミュージシャンをおちょくった内容だ。だから彼らが大好きなPSBは演じていない。多分好きすぎておちょくれなかったんだろう。だけど上の写真は、その「Rock profile」のコーナー( Vox Pops /天の声として、PVに茶々入れる)で彼らが扮したPSB。ワタシは「Rock profile」のDVDを持っているけど、そのコーナーは本物のPVを使用しているゆえの権利問題かなにかでDVDには収録されていなくて残念ながら見る事ができないのだけど、ちょこっと出て来て文句を言うだけのようだ。でも似てる、1990年くらいの2人に。これが「I'm with stupid」のPVの元になっているのは言うまでもない・・・。

改めて、PSBのぞっこんファンだからこそ演じられるPVをどうぞ。
「僕、クリス・ロウ」
「僕、もう片方のほう」
こんな皮肉な台詞、ファンでなきゃ出てきません!



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2007/6/29

ファンがいた  ドール/仕事

うちは田舎である。言うまでもなく。
でもそんな田舎から私はほとんど出ない。車も持っているけど、基本的に自転車でいける範囲で生活している。
ちょっと前、歩いていけるところになかなかいいカフェができた。田舎風の喫茶店ではない、こじゃれたカフェだ。まだ昼しか行ったことないけど、ギネス(アイリッシュの黒ビール)の看板があったから、多分ギネスも飲めるんだと思う。
という訳で、アトリエに来る生徒さん、ランチの場所が増えましたよ。

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アイスコーヒーの氷が、薄まらないようにコーヒーを凍らせたものでできていた。小物もちょいちょいおしゃれである。雰囲気も、店員さんも、エース・カフェ(店員が高飛車)よりずっといい。
私の将来の夢は、お金を出して愛人にアイリッシュ・パブを持たせること。予定はまだない。

ちょっと不思議な出来事。
私の姪は、大阪で美大生をしています。で、その美大のイベントで、クラスメートたちと先日、作品展をやったそう。その中で、ある男子のクラスメートが作った人形が、ワタシの作る人形にそっくりだったらしい。

ワタシの作っている人形は“球体関節人形”といって、そう珍しいものでもない。サブ・カルチャーから言えば割とメジャーだし、大勢の人が作っているから、いまどきの美大生が球体間接人形を知っていてもちっともおかしくない。姪の方はといえば、叔母が作っているからといって、そんなに球体間接人形に詳しくないはず。
でも、雰囲気があまりに私の作品に似ていて、その男子に聞いたそうだ。

すると、彼は、球体人形は好きだけど独学で、今回の作品が初作品だという。とある人形作家のファンだけど本物は見たことなくて、HPをいつも見ていて、その作品の画像を元に今回の作品を作ったそうだ。姪は彼に作家の名前を聞いてみた。で、びっくりした。

「その人、ワタシの叔母さんだよ!」
と、姪は言ったそうだ。
なんと、彼がファンだという人形作家はワタシだった。ああ、見たかったなあ、その男子が驚いた顔!
姪にそう聞いて、ワタシは彼に言う言葉を付け足してやりたかった。
「で、その元になった人形のモデルはあんたの目の前にいるコ(姪)なんだよ!!」って。


↓「Cubism」DVDより、「So Hard」。これもニールが出ていないけど・・・めちゃめちゃカッコイイ!エロい!




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2007/6/28

記念日  Pet Shop Boys

今日は、個人的な記念日です。
 6月28日は、ニールに会えた記念日。
というか、マーガレットがニールを呼び止めて、ニールが振り向いて、話をして、サインもらって、2ショット写真を撮ってもらって、完璧にフォーリン・ラヴした記念日。

 でもね、こんな奇跡的出来事なのに、残念なことに私自身、頭の中が真っ白で、あまりよく覚えていないの。だって、「ニール、二−ルゥ!」って呼んだら立ち止まって振り向いたんですもん!まじでぇっ。とてもご尊顔なんかまともに見られなかったわよ!しかもワタシはめっちゃくちゃな英語でなにかしゃべったんだけど、なにをしゃべったのかもよく覚えていない。よくサインくれて、一緒に写真を撮ってくれたと思う。ワタシはアワアワしながら、それでもサインペンとうちわ、それからカメラを持っていたから、まあ、このあたりはニールが「ああ、このコはサインがほしいんだな、写真を撮りたいんだな、いいよ。」って思ってくれたからだと思う。もしこれがクリスだったら立ち止まりも振り向きもしなかったと思うわ。

 まあ、あまりのエレガントさにドギモ抜かれちゃったわよ。あと、頭の小ささね。2ショット写真はお宝だけど、なにがイヤって、ワタシの顔のほうが大きいことよ!・・・しかもものすごく変な顔してるし、ワタシがね。ニールはちゃあんとこっちに顔を寄せてくれているのに、ワタシは逃げ腰なのようっ!バカバカっ。でも、こっちもはしゃいでニールのほうに馴れ馴れしくベタベタするなんていう、オバサンみたいなことはできない!乙女なんだから、ワタシ!
 とまあ、1年たってもあの時の興奮を忘れられないんですわ。今年、全く出待ちが叶わなかったことを思うと、あのとき、徒歩で出てきたのも、出待ちファンがさほど多くなかったことも、奇跡中の奇跡、まさに妖精さんがワタシにくれた幸運だったのよね。 …まあ、そのせいで今まで以上にのめりこみ、叶うことない禁断の恋心に身を焼くことになったんだけどさ。

でも、実は全く逆の考えもあるんです。会わないほうがよかったかもって、考えが。
ワタシは自分の入れ物(外見)が大嫌いというか、もてあましている。
突然ですが、キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」をご存知?
私はあれに出てくる、“高度に進化した宇宙人”が理想です。つまり、肉体を捨て去って、精神だけになった生命体です。入れ物のない、純粋に中身だけの生き物ね。そうすれば、現在一般的にはびこっている外見至上主義はなくなるでしょう。まあ、でもこの考えも、外見至上主義を捨てていない証拠なんだけど。だって、どうでもよければどんな外見でもコンプレックスはないでしょ、そのままを受け入れて。そんなに勇気はないなあ。

↓ライブDVD「Cubism」で最もアレンジが好きな「Rent」。歌っているニールが見えないのもかかわらずベスト。こんなに悲しいメロをこんなにポップに仕上げるなんで、ただ単純にすごいと思うわ。まあ、実際にこの曲でクリスって天才だわ、と思った。




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2007/6/27

イロイロです  音楽(洋楽)

現在PSBはヨーロッパツアーがひと段落して、後はフェス参加を残すのみ、10月のバルセロナで今のFundamentalツアーは終了だそうです。寂しいけど、私らにはまだサマソニでナマが見られるし、DVDだって、ある。そうそうDVD。
何度もリピートしているうち、だんだん脳内麻薬が出てきて、楽しくなってきました。所見の違和感はどこへやら。やっぱ楽しい、楽しすぎる。
ワタシは、パフォーマンスとしては軍国主義をキャンプなオネエワールドに変えてしまった「Sodom & Gomorrah show」がベスト、じっくり聞く曲は「Rent」が最高。アレンジがすごくいい。

ところでコメンタリーはナゼ英語字幕がないんでしょう?英語でコメント確認したかったです。だって、字幕と微妙に違う。ニールが「キャンプなダンス!」と言っているのに字幕では「このダンスいいね。」になっているとか。←こういう風にプロのお仕事に文句言われるのがイヤだからか?

6月25日の「Message」でニールが「Funny」とコメントしている「Inner city presser」ですが、これ、「West end girls」のパロディなんですね。誰かがチェックし教えているんでしょうけど、ニールってホント敏感です。逆に、なにかオマージュ捧げたモノを作れば、ニールにチェックしてもらえるんじゃないかとも思う。
http://www.hbo.com/conchords/video/index.html

7月22日にPSBが出演するコーンウェルのフェス“Eden project”には、ルーファス・ウェインライトも出演するそうで、もしかしてゲイ・イベントかなあ、と思ったけど・・・ラインナップがPeter Gabriel, James Morrison, Rufus Wainwright, Amy Winehouse, Lily Allen and Pet Shop Boys(豪華ね〜)なので、違うみたいです。
http://uk.gay.com/article/5642

ルーファスの新アルバム2ndシングル「rules & regulations」は、七三分けのまじめな顔でルーファスがオモシロ演技しています。全身シロタイツですよ!CD聞いているだけじゃわからないけど、ルーファスはこういう人なんですよ、実際。もっともっと日本で評価されるべきです。新作アルバム「Release the stars」は前4作よりずっと聞きやすくなっています。ルーファスの幸せっぷりが感じられるアルバムなので、是非。(もちろんニールもお勧め)


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2007/6/26

ヒデ姐  映画&アート

マジで凄い!10Pぶち抜き!米GQ誌であの中田英寿がファッションモデルに! : ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会

ヒデ姐、なにやってんだよ。どこ行きたいんだよ。

ヒデ姐が、アメリカのファッション・音楽誌「GQ」で脱いで…じゃない、おされ番長全開っぷりを披露している。アメリカじゃヒデ姐はメジャーじゃないのに、こんな有名誌で!

ヒデ姐ってダレだ、と思いました?世界のナカタですよ。サッカーやめて世界を放浪中の山梨県民のアノ人ですよ。
ワタシはまあ、サッカーについては人並みの知識しかないけど、静岡県人はもともとサッカー値が高いので、日本の女子としちゃあまあ詳しいほうかもしれません。ヒデ姐は10代の頃から話題の人でしたし、ワタシ的には違う方面でゲイダー立ちまくっていたんで。
いや、もちろんヒデ姐がカミングアウトしていないのは言うまでもないので、この文章を発見されてヒデ姐に裁判起こされたらワタシは負けますが、度を越えたおしゃれ度・ナル度・美学が、もうキャンプでキャンプで。もしゲイじゃないとしたら、セクシャリティだけがノンケのゲイ=メトロセクシャルなんでしょうな。まあ、あのキテレツ衣装は最初は山梨県民ならではのファッションセンスだと思ったんですが(褒めています)。

ヒデ姐、一時期イングランドのプレミアリーグにいたじゃないですか。アーセナル・バカのクリス・ロウがいつスポーツ新聞でヒデ姐をチェックするか、ハラハラしていていました。ベビは昔アーセナルのイアン・ライトのために曲を書いてあげましたが、いつジャパニーズ・ボーイをテーマにした曲を発表する日が来ちゃうかと。
いや、いいんですよ、ジャパニーズ・ボーイを堪能していただくのは結構なことです。日本を好きになるきっかけになっていただければ。でもカラダはともかく、顔が好みじゃないと思う・・・。
(ちなみにベビは浜松のRolandのキーボード愛用、Kawasakiのバイクに乗ってんだよね。もちろん洋服はY-3愛用。日本大好きじゃん。)

とにかく「GQ」のヒデ姐、100%ゲイ・グラビアじゃないですか。ボウズ、ヒゲ、マッスルボディ、イモいフェイス、オレ様ポージング、どれを取っても完璧です!女子の支持率より男子のほうが高いハズ!

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台湾ではこんなことを。多分ノンケ・ファッション誌だと思うが。日本のハイエナのように下品でガサツなワイドショー・レポーターは食いつかんのか?
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2007/6/25

ジョージ vs PSB  音楽(洋楽)

今日はジョージ・マイケルの44歳の誕生日なので、彼についてちょっと書こうと思います。まあ、どうせ脱線するに決まっているけど。

 44歳って、意外にまだ若い。少なくともここ日本ではジョージは“昔のアイドル”“ゲイなんでしょ”“まだ歌っているの?”くらいの認識が一般的なのかも。伝わってくる話題が全くもってスキャンダラスなものばかりだからいたしかたない。日本人ってのはスキャンダラスな人を見下す傾向にある。しかも日本でコンサートをやったのは、ソロになってすぐの15年以上前だし、去年の来日もドキュメンタリー映画のためだった。
もちろんイギリスではまだ絶大な人気を誇るし、ベストアルバムも出たし、コンサート・ツアーだって行われている。去年から今年にかけて立て続けに起こした、お薬ガラミの交通事故騒ぎさえ、ツアーをやっているところを見ると、みんな「しょうがないか、ジョージだから。」って許してくれてる感じさえ受ける。

 30歳半ば以上にとって、Wham!あるいはジョージ・マイケルは甘酸っぱい青春の味がする。短パンのバカっぽいアイドルに見えて、曲はすべてジョージの手によるものだったし、解散後のイケてるソロ・アーチストとしての転身は見事だった。が、ここに不満のある人たちが一組。

 ハイ、出ましたよ、ニール&クリスです。ニールはジョージが嫌いらしく、しょっちゅうネタにしている。87年のソロ転向時、「今日からアーチストになります、なんて冗談言うな」といって、「How can you expect to be taken sonorously?」(マジでシリアスだと思って欲しいワケ?) を書き、PVではご丁寧にジョージのコスプレまでしている。
 また、87年のヒット曲「I Want Your Sex」のPVで共演したモデル女性との恋人説の元になった写真(↓微妙な相手のブスっぷりがゲイ・セレクトらしい。皮肉にもこの写真が載っているのはPSBが表紙の90年の「Rock’in on」なのだが)を見て、「Bet, she is not your girlfreind」(それ、ホントは君の彼女じゃないんでしょ)を作った。ジョージがカミングアウトするのは10年も後のことなので、ニールはジョージが本当はゲイであることを知っていて、女性とのスキャンダルを自らでっち上げたことを責めているように思える。

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 ただ、「Bet, she is not your girlfreind」については「学生時代の自分」というコメントもあり、ニール自身周りからのゲイ疑惑を払拭するように、ガールフレンドと街を歩くということをしていたみたいだけど。「でも僕は醜い童貞」という歌詞は自らに捧げたものか、それともジョージに…。

 クリスはニールほど毒舌じゃないけど、よくジョージを皮肉ネタに使う。自分のコンサートで、熱狂的な観客を見ると必ず「これ、ジョージ・マイケルのコンサート会場だろ」という。あれ、これは褒めてんのか?いやいや、クリスは簡単に他人を褒めないから、皮肉でしょうね。でも、ジョージとクリスには共通点がある。ほぼ同時期に恋人をHIVで亡くし、Queenの歌を捧げていることだ。ハタから見れば仲良くなれるような気もしないでもないが、音楽以外では極力目立ちたくないクリスは、悪目立ちばかりするジョージをミュージシャンの悪いお手本とでも思っているのかもしれない。ちなみにクリスは「モリッシー」が笑いのツボらしい。

 組合員同士の抗争といえば、ジョージは英国音楽界の組合長であるエルトン姐さんと犬猿の仲で、孤立している。一時期はデュエットまでしたというのに。姐さんが何か言ったらしいが。ただ、姐さんの結婚披露宴には出席したようなので、仲直りはしたようだ。↓仲直りの記事。
http://www.barks.jp/news/?id=1000009513

 一応正組合員である(のか?)ニールはエルトン姐さん側についているようだ。まあ、でも大人なのであからさまな批判は最近ではしないし、どこかで遭ったら写真くらい撮ってあげるさ。

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90年代初頭頃、ブラジルの空港で偶然バッタリ。

 ジョージもまだ44歳だし、もう44歳だ。去年結婚するといっていたパートナーのケニーとはまだゴールインしていないし(だってジョージがつまみ食いばっかりしているんですもん)、そろそろやんちゃはやめてはいかがでしょう。人として成長できるきっかけはいっぱいあったし、味わった苦労が花になることをみんな期待しているのよ。
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2007/6/24

PSB vs ロシア  映画&アート

そうか、そうだったのか。
なにがそうかって?

PSBと“ソ連/ロシア/社会主義”との繋がりを、私は今の今まで意識していなかった。
りょうたさんのブログ(に し へ ゆ く〜Orientation to Occident)で、エイゼンシュテインの「イワン雷帝」のことが書かれていて、目からうろこが落ちたような気がした。PSBと“ソ連/ロシア/社会主義”が繋がった。

ニールは学生時代社会主義を学ぶほど、昔から“ソ連/ロシア/社会主義”が好きで、作品や発言にもたまに登場する。文化的にもカンデンスキーやショスタコヴィッチのファンだと公言している。ただ、私はこの方面がちんぷんかんぷんで、聞き流していたフシがある。“ソ連/ロシア/社会主義”って、全然キャンプじゃないし、かわいくないし、難解で固すぎて。だから2人がエイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」のオリジナルサントラをTennant/Lowe名義で作曲し、大々的にコンサートまでやったのは、「クラシックと社会主義への傾倒」「エレクトロ・ポップ・サウンドの対極であるものへの探求」くらいしか思っていなかった。もちろん、映画「戦艦ポチョムキン」の芸術的価値は映画ファンなら認めるところだけど。

今でも多分旧社会主義国では欧米より、マイノリティの肩身が狭いと思うが、エイゼンシュテイン・ディアギレフ・チャイコフスキーなどの時代の性的マイノリティかつ偉大な芸術家は、”芸術”を表現しづらかったに違いない。芸術ってすごくその人の本質的なもの、性・生・死への考えと密接にかかわっていると思うから。だからオブラートに包んで表現するしかなかったのだが、同じ考えを持つ人には内包された表現をキャッチできたんだと思う。

今さらながら私は、エイゼンシュテインが性的マイノリティだと初めて知った。難解だからと、今までエイゼンシュテインを調べもしなかった。映画も「ポチョムキン」しか見ていない。そういえば、私の好きなロシアの映画監督、故セルゲイ・パラジャーノフの映像美もゲイでしかありえない(そうではないかといわれているが、実際にゲイかどうかは不明)。ロシアのお家芸、バレエなどは100%ゲイゲイしい。

で、PSB。エイゼンシュテインの同調電波信号を受け取っていたと思われる2人。クリスにいたっては、「ピアノを弾きながらチャイコフスキーとチャネリングして曲を創った」との発言もある。そうか、クリスは現代のチャイ子なのね。
もちろんすべてがゲイ繋がりとは思えないけど、創作物の中に見え隠れするゲイ的信号をより過敏に受け取ることができるのはゲイ脳の持ち主だからだと思う。
まあ、「Go West」PVにロシアのマッチョ・タイツが大勢出てくるのは、ただの趣味だよね?

ニールは現在バレエを書いているそうだけど、これも自分の本質的な部分と、大好きな”ロシアン・カルチャー“とのコラボになるんだろうなあ。で、言うんだろうなあ、「セクシャリティとは関係ない!」って。いや、あるから。
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2007/6/23

誰!?  日常

NewsWatch | Profiles | Chris Lowe

先日ロンドンで滞在中、ホテルではTVのBBCのニュースチャンネルをつけっぱなしだった。
それで、先々月だかにポルトガルで行方不明になったイギリス人美少女・マデリンちゃんの事件の最新情報がよく入ってきていたのだけど、スタジオからその中継場所に行くとき、毎回「では、クリス・ロウ、お願いします。」とキャスターが言っていた、ように聞こえていた。

その度私はTVのほうに顔を向けるのだが、クリス・ロウがポルトガルでレポーターをやっているはずがない。今日はライブだし。まあ、私の頭の中の45%くらいはいつもクリス・ロウのことを考えているので、空耳だろうと思った。でも、1時間ごとに現われるそいつは、いっつも「クリス・ロウ」って呼ばれている、様な気がする・・・。

ふと思い立って調べたら、いたよ!間違っていなかったよ。正真正銘、クリス・ロウってやつが。同姓同名。つづりも同じ、Chris Lowe。まあ、フルネームは“John Christopher Lowe”だけど。PSBのクリスのフルネームは“Christopher Sean Lowe ”(ちなみに“ロウ”は、ジュード・ロウのように”Law”と綴る人もいる)。BBCのほうはスコットランド人の58歳。彼のほうが年上なので、PSBのクリス・ロウが現われたときに「同じ名前かよ!」と思ったと思う。クリスがBBCに行くとややこしいことになりそう。

ついでに不明なChris Loweがもう一人。↓この人、誰?

http://www.hmv.co.jp/product/detail/1843952

キャリア:Pet Shop Boysって書いてあるけど、こんな人、見たことないよ!なんか泣けてきた!

↓「CUBISM」DVDより、「Left to my own devises」。
ダンサーのネイサン&アイヴァンがステキです。クリスが激踊っているみたい!



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2007/6/22

マーガレット通信Vol.53  Pet Shop Boys

margaret

↑マ通信53号は「CUBISM」レビュー。まだ3回くらいしか見ていないのですが、とりあえずDVDの概要と率直な感想です。
以下、書き切れなかったもっと素直な感想。

DVDはコメンタリーつきで何度かローテーションして、見ています。
でも、何故かワクワク楽しいというより、軽い寂寥感を味わっています。いったいナゼなんだろう。
もはやワタシはPSBを愛しすぎて、頭がおかしくなってしまったんだろうか、歪んだ感情しか抱けなくなってしまったんだろうか。うう、そんなの悲しい。ピュアにファンでありたい。

このFundamentalライブは、セットリストが違うとはいえ、4度も見たライブ。でも、確かに実際のライブではアドレナリン出まくっているし、冷静に舞台構成がどうとか見ることはできなかった。それゆえ、DVDは“冷静に見る、初めてのFundamentalライブ”。しかもDVDはカメラワークなどがプロの監督による構成だ。ある意味「ここではこれを見ろ」との強制でもある(実際にライブでは、どんなに舞台中央でパフォーマンスがされていても、ワタシだけが微動だにしないクリスをガン見していても自由なのだ)。それゆえ観戦のテンションが違ってて当然なのかもしれないが、なんだかショックなほどに冷めているのは自分でも解せない。

今回のコメンタリー、収録時に2人は忙しい最中だったのかもしれない。あまりとっちらかった楽しいコメントが少ないし、それになんだかちと辛口だ。まあ、いつも過去の自分たちには厳しいんだけど、それにしてもいつもの“余裕”が感じられない。「Popart」「Performance」のDVDコメンタリーようにクリスの笑い声があまり聞こえない。特に否定的なことを言っているわけではないし、いつものようにニールの頭脳明晰かつ客観的な分析っぷり&クリスの天然ちゃん発言は健在なのだが、2人の仲良しはしゃぎ具合があまり感じられない、残念ながら。

でも、恐らくこんなこと感じるのはごく僅かだろうし。このツアーを初めて見る人にとっては新鮮で楽しいものだし、プロ・パフォーマーとしてのニールも熟してますますカッコイイ。実際のライブではそんなに見る余裕のなかったダンサーも、あらためて素晴らしい。クリスはあまり映っていないが(←小難しいこと考えているが、まさか原因はこれだけだったりして)。

先月から聞いているルーファス・ウェインライトのおニューCDにはまってしまって、DVD→ルーファス→DVD、のローテーション地獄。でも、これもニールが絡んでいるからこそよ。ワタシったら、ホント、見返りなど何もないってわかっているのに貢いで身を滅ぼすタイプよね…。

↓そのDVDより、「Suburbia」。後半ニールの「アハハ〜ン」って合いの手に一票。


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2007/6/21

PSBinドラマ  ドラマ

http://www.wowow.co.jp/drama/cold/

WOWOWで放送しているアメリカのドラマ「コールドケース」は素晴らしい。
ヒット・メーカーのジェリー・ブラッカイマーが手がけているだけで“お金かけてるな!”と思うけど、コールドケース=未解決凶悪事件を掘り起こして解決する1話完結の刑事ドラマ。「時効警察」みたいにオフビートじゃないけど。

このドラマのなにが素晴らしいって、音楽。事件があった過去に話が戻るとき、そのときに流行っていた音楽が使われ、見ている者をその時代に、否が応でも戻してしまう。自分の青春時代の音楽を使われた日にゃ、懐かしくて涙が出ちゃう!意外にTVドラマに有名ミュージシャンの曲が使われるのって珍しい。さらにドラマ後にはその楽曲をきっちり紹介してくれるから、相当音楽にはこだわっている。「コールドケース2」(現在再放送中)のエピソード#21など、全編「ロッキー・ホラー・ショー」をフィーチャー!(ちなみに私は「ロッキー・ホラー」ハードリピーター。パリでもロンドンでも見た)

で、ここからが本題か。
7月から放送のシリーズ3作目「コールドケース3」エピ#1でついにPSBフィーチャー。1988年、PSBがアメリカを荒らしまくっていた頃ね。使われるのはアメリカで最も人気がある1曲「Always on my mind」とのこと。他に使われる曲も全部懐かしい。
ちなみにPSBの曲(Opportunites)はドラマ「Beauty & Geek」の主題歌としても使われているらしい。

↑この放送は7月1日(日)、無料放送なのでWOWOW入ってなくても見れます。


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「Always on my mind」といえばこのコスプレ。

ニール&クリス本人たちのドラマ出演や音楽以外のテレビ出演、これはもう80年代にオファーはいっぱいあったらしいけど、みんな断ったらしい。それでよかった。見たい気もするけど、ドラマは軽く消費される運命だからね。

他にも7月のWOWOWはなかなかのラインナップ(わたしゃWOWOWのまわしものか)。

「Littre Britain」のシーズン2も放送決定(シーズン1も再放送)。シーズン2は1よりさらに下品になっとります。

ロンドンで一番のライブハウス「KOKO」(先日シザーシスターズ&ニールがライブをやったトコでもある)からライブが放送されるロンドン・ミュージック・シーン番組「London Live」が週1でスタート。

フジロック・フェス直前、過去ライブのおさらい、2007年版も即日放送予定。行けない人にはありがたし。2002年の完全版もやって欲しい(PSBが出演したから。でも、(たぶん闇)DVD持っているけど)。

7月1日、ロンドンでダイアナ没後10年追悼に行われる「コンサート・フォー・ダイアナ」(当然のことながらチケットは即完売だった)を放送。ダイアナが好きだった&生きていたら好きであろうバンドを王子たちがセレクトしたらしい。エルトン姐さん、デュラン・デュラン、テイクザットほか、豪華ゲスト登場。実はダイアナはキャンプな人が大好きらしい(まあ、彼女自身HIV撲滅の活動をしていたから、行動がカブったんだろう)。ジョージ・マイケルやPSBも大好きだったはずだが、この2組の出演は、ないのね。PSBには「Dreaming for the Queen」をやって欲しいのに〜。

ミュージカル映画特集で「プロデューサーズ」「レント」のほか、「ロッキー・ホラー・ショー」の映画も。もちろんDVDは持っていますが。ところで、17年ほど前、私が東京在住のとき土曜日の深夜に放送した「ロッキー・ホラー」は吹き替え版だった。すごくはまっていてよかったんだけど、番組後に声優キャスト名が出なかったんだよね。あの時フランケンフルターを演じていた声優さんはいったい誰ー!?(なにせ映画自体1975年公開だから・・・。)

最近あまり好みの映画&音楽がやってなくて「だめじゃん、WOWOW・・・やめようかな」と思っていたところなのです。またやめるきっかけなくしちゃったワ。
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