2009/10/29

秘密基地  思い出

朝焼けや夕焼けの時分に
自宅から街の中心である駅とは反対の方向へ
歩いていくのが好きだ。

ここいらへんにはまだ畑や田んぼが多く残っているから
遠くに高層のマンション群を眺めながら土や草の匂いを嗅ぐのは
横浜町田インター近くの万葉の湯で
湯河原温泉気分に浸れるのと同じだ。

違うか。全然違うか。

川のそばを歩いていると
草むらの中から数人の子供の声がしました。


やった!できた!

ここが入り口だよ、

あっ待って待ってここをこう通ってここから出るのね。


ははーん。
さては秘密基地を作っているんだな。
いい塩梅に草が大人の背丈ほどに茂っていて
声の主たちの姿は全く見えない。
でも声が大きいので秘密基地が秘密ではなくなってるぞ。


私も昔は秘密基地を作ったおぼえがある。
たぶんほとんどの大人は
秘密基地を作ったおぼえがあるだろうと思う。

私の場合は、
家の近くにあった林に誰が呼んだかジャングル山と
名前をつけて毎日の遊び場としていた。
もちろん秘密基地ありのツタにぶらさがりながらの
お約束のアーアアー(ターザンごっこ)ありので。
その場所にも今では家がぎっしり建っていて
かつての秘密基地も今では立派な一戸建てになりました。

茂みの中の子供たちの話し声を聞いて
そんな思い出をよみがえらせた秋の夕暮れでありました。
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