以前のことですが、仕事でいわゆる「問題のある家庭」を訪れたときのことです。
玄関先まで行った時、家の中から聞こえてきたのは子供に怒鳴り散らす母親の声でした。
チャイムを押す前に私は自然とため息がでました。
夕飯前の家庭にとっては幸せなひと時であるはずの時間が、
この家は修羅場と化していることが、可哀想で・・・。
この子はどんな風に成長していくのだろうか・・・
いや、このお母さんも、もしかするとそのように育ててこられたのかもしれない。
ある日、この家庭を再び訪れたとき、この母親の顔は大きく腫れていました。
おそらくDV・・・。
家族をつなぐ愛情を形にしたもっともシンプルでかつ、重要なものが言葉だと思います。
おそらくこの家庭は、その言葉のリボンは朽ち果て、茨のごとく
家族に巻きついては、それぞれを苦しめ続けているのだろうと思います。
しばらくして、この一家はいなくなりました。
どこへ行ったのか・・・
言葉は子供を育て、
家庭を円満にし、
人を生かし、
社会を明るくできるもの。
使い方ではそのまったく逆の効果も簡単に引き出せます。
先ほどの家族ほどではないにしても、
乱暴な言葉の飛び交う家族、仲間。
今一度自分のこととして、考えてみてもいいのではないでしょうか。
子育て日記
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