いじめから子供を守ろう!ネットワークからの転載です。
☆2012年11月14日☆
[いじめから子供を守ろう! メールマガジン]
■□ ネットいじめに対する岐阜県の取組 □■
娘が通っている高校から通信が来た。
「ネットいじめに対するアンケート」というものである。
岐阜県の総合教育センターの作った
『親子で行う携帯電話(インターネット)の安全チェックシート』を見ながら、
親子で話し合いの機会を設けて、回答を学校に提出するようにとなっている。
ネット情報に詳しいのは子どもの方が多いという現状の中で、
「親は対応ができるのだろうか?」と不安に思いながらも、
「回答を出さないと忘れ物になる!」とのことなので娘と一緒に回答した。
アンケートの最後に、「迷惑メールや成りすましメールで困ったことがあったら、
先生や県警のサイバー犯罪110番に相談してください」とあった。
県警のサイバー犯罪対策室なら犯人の特定もできるだろうから、
こういった啓蒙は犯罪の抑止にも効果的ではないかと思う。
教育委員会から啓発用リーフレットとして、
今年は『めざせ!ネット安全ドライビング』(平成24年5月)が配布された。
そこには、スマートフォンや不正アクセス禁止法についての記事が
わかりやすく子ども向きに書かれている。
昨年も、メールや掲示板、プロフやゲームの危険性についての啓発が行われた。
これらのねらいは子どもの為といいながらも、
実は親に対する「ネット情報リテラシー教育」の為に作られたのではないかと思っている。
確かに、親がネットいじめに対する理解があれば、
子どもを守ることも、ネット問題について啓蒙することも可能になると思う。
岐阜県総合教育センターでは、インターネット上に
『保護者の皆さんへのお願い〜いじめの問題に関わって〜岐阜県教育委員会 学校支援課(小中学校用)(高校用)』
を掲載している。
その冒頭には、「全国的にいじめが問題視されている中、岐阜県においては、
1000人当たりのいじめの認知件数が全国で3番目に多いという状況にあります。」とあり、
「いじめの発見には保護者の目が重要な役割を担っていることが統計的に出ていることから」
気になることがあったら、ぜひ学校まで相談下さいと結ばれていた。
また、いじめ対策についても、岐阜県教育委員会が発行している教師用生徒指導の手引である
『ほほえみと感動のある学校をめざして― いじめの早期発見 早期対応のために一(三訂版)』(平成24年3月)も、
100ページにも渡っていじめ対策が記載されている。
行政にも少しずつだが、いじめの対策やネット問題への対応ができつつあるように感じている。
この方向性をさらに発展させて『いじめ防止条例』の制定を期待したいものだ。
【いじめ防止条例に期待すること】
「いじめ防止条例」に期待することとして
1.自治体、学校、教職員、保護者は、「いじめは犯罪。いじめは絶対ゆるさない」と宣言し、繰り返し伝え続ける。
2.いじめの予防・いじめの早期発見・早期解決の義務(安全配慮義務)があることを宣言する。
3.いじめを訴えた子の目線で救済すること。
4.いじめ加害生徒には、悪質さに応じた処分をすること。
5.学校は、定期的にいじめのアンケートをとること。
6.学校に、いじめ対策委員会等のチームを構築
7.教職員向けいじめ対策研修会の実施
8.生徒向けにいじめ防止教育の実施
9.保護者向けにいじめ対策・いじめ防止教育の実施
10.学校・教職員がいじめに加わったり、隠蔽などした場合の罰則を設ける。
「いじめ防止プログラム」 を策定し実施することを期待する。
交通規則が自分も相手も警察も守るように、
いじめに対する規則が自分の子も相手の子も現場の先生も守るものになることを祈って。
私達はたくさんの智慧をもって解決に取り組んでいます。
担当: 興梠 規和
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