卒業式の数日前、ミクがプリントを持って帰った。
それにはこう書かれていた。
「タイムカプセル開封について」
8年後の成人式の日の午後3時、○○小学校東門に誘い合って集合しよう。
※車は校舎内に入れないこと。
問合せ先・・・
・・・・・・
卒業を控えたミク達が将来の自分や先生に向けて手紙や写真を入れたらしい。
まだまだ先のような感じだが、8年なんてすぐ。
そういえば、私も小学生の時、学校でタイムカプセルを作って埋めた。
おそらく新校舎落成記念だったのだろう。
将来の夢をカセットテープレコーダーの前で発表し、録音したり、手形を取ったりしたのを覚えている。
さて、そのカプセル、いつ開封されたのか、私は知らない。
記憶では「10年後」とされていたので、私が18歳のころに開けられたのだろう、あとでこんな話を誰かから聞いた。
「あのカプセルは予定通り開けられたが、中身は腐っていた」
そう、土中に埋められたカプセルの中に雨などが入り、すべてがどうにもならない物になっていたという雨が入ってしまうカプセル・・・。
実は、私の時代のカプセルは、
甕に皮の布を被せ、紐で縛ったもの・・・だった。
10年の歳月には耐えられなかったのだ。
ミクたちのカプセルはまさか甕壷ではないだろうから、きっと8年後懐かしい自分と再開できるだろう。
子育て日記
ランキング挑戦中!!
クリックお願いします。


0