先日、いつもお世話になっている福祉フォーラムの方々と忘年会をした。
その中で出た話。
いじめ、けんか、などの子供どうしの問題の話である。
保育所で子供同士がけんかをする。
おそらくよくあることだろう。
子供は家に帰って、それを親に言う。
それを聞いた親は、保育所へ抗議する。
そんなパターンがよくあるようだ。
しかし、それに対し、ある方はこう分析する。
昔は保育所から、子供らだけで帰っていた。
友達同士で帰っていた。
その帰り道、今日あった出来事について、子供らで話しあい、
子供らなりに処理(心のなかで解決)をしていた。
しかし、今はどの子も親が迎えに来て、
サッと家へ帰る。
子供たちにとって、今日の出来事、心の問題を処理をする時間が無いのではないか。
そしてそれを聞いた親も、何の処理をすることもなく、
その処理を保育所にぶつけてくる。
なるほど。
言われれば、なっとくである。
子供らには自分で問題を解決させる訓練が必要だ。
なんでも、思い通りにならなかったら、その問題処理能力の未熟さから、
自らその進む道を閉ざし、場合によってはしてはならない方法を選択することがある。
時々ニューースで聞く話だ。
親も一緒。
問題を誰がどう解決するか?
それを訓練されていない人が多くなっているのではないだろうか。
そんなことを感じる忘年会であった。
※子供どうしの喧嘩と、いじめとは処理の仕方が違います。
いじめは早期に親が出て解決しなければなりません。
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