先日、仕事で訪れた家で。
1才と数ヶ月くらいの女の子が、玄関先で出て行ってしまった飼い猫のことを気にして
「ニャー、どこ?ニャーは?」
心配そうにそういいながら、辺りを見ていた。
ショウタはそろそろ3歳。
まだお喋りはできない。
「まんま」
はっきり分かる発音はこれだけかな。
あとは、何かを一生懸命言おうとしてたり、周囲の人が言ったことをマネして、何とか言おうと努力しているのは伝わってくる。
いつお喋りできるようになるのかなぁ・・・
猫を心配している女の子を見ながら、私は、ショウタが生まれて間もない頃、ショウタママが言った言葉を思い出した。
「ショウタの心とお話できるようにならないかんね」
心と話す
難しいようだけど、私はそうは思わない。
テレパシーとかのことを言っているわけじゃない。
この子はいま、何を考えているんだろう・・・
どうしてそんな態度をとるのだろう・・・
何が原因で、泣くのだろう
こんな笑顔は初めてだ。ホントに嬉しいんだなあ
ショウタも猫を気遣う女の子と同じように、心ではいろいろな感動、心配、訴えをもっている。
小さな胸の中ではいつもいろんな事を考えている。
だから心と話すんだ。
幸い、私らは日本人だ。
人の心を察するという能力をDNAで持っている。
ショウタがお喋り出来るようになるまで、いや、出来るようになっても、
ショウタの心と話すということは、重要なコミュニケーションの方法になるだろうな。
思い出写真館3

撮影日:平成17年1月5日
心臓手術前のカテーテル検査終了して。

0