ショウタパパ、夏休みをとって初めて「かがやき園」に行ってみた。
かがやき園はショウタが通っているデイサービスの施設。
デイサービスといっても、子供だけを預かってくれる施設ではない。
普段は保護者も子供と一緒にかがやき園で過ごし、子供の障害に対しての対応の仕方、考え方などを他のお母さんたちと共に身につけていく施設だ。
日ごろはショウタママが付き添って行っており、
園での様子はママを通してでしかわからない。
お友達とどう接しているのか、どんな遊びをしているのか?
小さくなってコソコソと遊んでいるだけかもしれない・・・。
そんな疑問を抱えてショウタパパ、初登園!
園に着くなり、中のおもちゃで遊びだすショウタ。
大きな落書きをするショウタ、こんなの家じゃ出来ないし、見たことない。
お友達のすることをジッと見ては、自分もやってみようとしたり、
お友達と一緒にタライのプールに入ったときは
「せまいよ」
と言わんばかりに、コッソっとお友達の背中を軽く押して見たり・・・
たまたま行ったこの日は「母子分離」の日だった。私の場合は「父子分離」ですか。
ショウタを園の先生に見てもらって、保護者は付き添わない日だった。
なので、お昼前、水遊びをしているショウタを、そのままバイバイも言わずに置いて帰った。
2時頃、お迎えに行ったら部屋の奥のほうで遊んでいたショウタが笑顔で駆け寄ってきた。
園長先生が話してくれた。
「はしゃいで遊んでいましたよ。ご飯もよく食べました。自分で食べてましたよ」
へぇ・・・そうなんだぁ、ショウタもなかなかやるなあ・・・。
先生は続けて
「分離も大丈夫ですよ」
と。
へ?
「今日がはじめてなんですか?」
「はい」
なんとこの日、ショウタは初めて親のもとを離れて、一人で過ごし、食事をしたのでした。
そうかあ、ショウタもなかなかやるもんだ・・・
こんな感じで、ショウタパパの初登園は終了したのでした。

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