昨日、仕事であるお宅を訪問しました。
結局、ご主人も奥様もご不在で、娘さんが一人おりました。
よく見かけるダウン症の女の子。
時々自転車に乗って、楽しそうに近所のスーパーなんかに行っているみたいで、
(あぁ、この子のウチ、ここなんだ・・)
と思いながら「こんにちは」と挨拶をしたのです。
女の子は軽トラックの荷台の上から挨拶を返してました。
そう、その子は軽トラの荷台にいたのです。
そこで彼女はなにをしていたのかというと、いつも乗っている自転車を荷台から降ろそうとしていたのです。そして彼女は僕にいいました。
「これ、降ろして」
そんなことお安い御用!
と、さっと駆けより自転車をヒョイと抱え、・・・・
としてあげたかったのですが、なぜいつもの自転車が軽トラに積まれているのか、きっとそれにはわけがあると思ったのです。本人は降ろしてもいいから、と言うのですが・・・
もしかすると、何かの理由でお父さんに自転車禁止令なんか出されて、自転車を取り上げられているのかも・・・
いや、どこか故障していて、修理に持っていく準備をしているのかも・・・
「自転車!おろして!お願い!」
・・・
結局僕は、「お父さんかお母さんが帰るまで、待ちより・・ゴメンよ」言って帰りました。
そのあと思ったことです。
「降ろしてもいいから」という言葉をどこまで信じてあげていいものか・・・。
相手が障害者でなければ、言った本人に責任を持たせ、降ろして上げられるのだけど・・・この場合そうはいきません。
そのとおりしてあげることが、その子のためになることなのか、ならないことなのか・・・
はっきり言って、その子とだけ話しても分かりません、解決しません。
そこに親や身内の方などの人を介して初めてわかるのです。
この子もいろいろと社会性も身に付いているようだけど、ここが壁になるんだ・・・。
と思いました。と同時に、それはウチのショウタにも置き換えられること。
これから、ショウタも大きくなるにつれ、こういったケースが出てくるんだな・・・
自分でどこまで責任を持って生きていくことができるのかな・・・
なんて、お風呂に入りながら思いました・・・
ショウタランキングは・・・

0