新横浜駅へ、旅行中の高校の同級生D氏のお見送りに。しばし歓談の後、お見送り。その後、東京へと出かける予定があったのでせっかくだからと、新幹線に乗ることに。多少かかるけど、まあええかと、奮発。入場券ではなく、1320円の特急券・乗車券を購入。
午後3時前、帰阪するD氏を見送った後、上りホームへ。こだま・のぞみ・のぞみと続けて3本くるみたいである。時刻表を見ると楽しげな文字があります。
「500系のぞみ」
当然、それを選びました。
先に出る300系こだま・700系のぞみを見送り、500系の到来を待つ。
そして15時11分、博多から来た銀色に青の長い帯したアイツがやってきました。
やっぱかっちょええです、500系。
3号車自由席に乗り、まったり。車内は家族連れが多く、新幹線に大興奮のお子様も多数。そういやあ、私も昔、親戚の結婚式で新幹線に乗ったそうですが、当時3歳の私、大興奮だったとか。三つ子の魂百までというのか、旅行といえばまず新幹線派であります。
20分ぐらいで東京へ。降り立ったホームは、お子様づれでにぎわっています。どこの調査か忘れましたが、新幹線の一番人気は、この500系のぞみだとか。細いパイプみたいなボディですから多少狭いんですが、私もなぜか500系があるときはつい選んでしまいます。
折り返し、博多行になるので、車内清掃をしているのをみつつ(これが結構凄い。無茶無茶手際いいし速い!)端から端までホームを歩いてみる。かなり長い。あちらこちらで父母が子供の写真を撮っています。私もその昔、新幹線に乗るたび、兄弟3人写真を同じ角度で写真をとられていました。タイガースの帽子を被った生意気そうなガキの写真がいまでも実家に残っております。
そして最後にもう一度先頭部へ。そこには新幹線開通の父、国鉄十河総裁のレリーフが。建設当初、「航空機の時代に新幹線は戦艦大和やピラミッドに並ぶ愚行だ」とまで言われていたのに反論し、島秀雄氏と共に今日の便利な新幹線交通を築いた偉人であります。飛行機に比べて大量輸送やCO2排出量の点で地球に優しく、気軽に乗れる早くて便利な新幹線、ありがたいことです。
しばらくしてのぞみ41号は博多に向けて出発していきました。1300円、20分旅は結構有意義でありました。これからも新幹線には大変お世話になります・・・実家も自宅も空港が遠すぎますし、新幹線、楽ですから。

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