こんにちはKOSE です。連休で家族サービスや行楽など、忙しくみんな過ごしていることでしょう。また最近見た映画とマンガの話題で息抜きしてください。(笑)
いつか見なくてはと思っていた、タケシ映画の「hanabi」を見ている。その後の「ブラザー」などとほぼテーマは同じ、まだ途中なのだが、もう映画のパターンは解っているので・・音楽が美しいのである。暴力のどうしようもない悲しい感じとその音楽の美しさが対比されて、悲しみは深まる。
「金融腐食列島」も見たが、「ヤクザリセッション」(ベンジャミン・フルフォード著、バックナンバー3/18参照)で現実のヤクザと政治家、官僚、業界の癒着を知ってしまうと、何だか踏み込み方がまだ甘いな?と言う感じかも・・もう今の時代、悪いやつが巧妙に私腹を肥やす、もっとひどいことになっていると思う。
「シザーハンズ」生まれつきてがハサミになっている男の物語。才能は有るが、社会に不適応な、適応が下手な人間の、素晴らしさと、理解されない悲しみを描いた映画といえるだろう。おかしくも笑えるのが、人妻で、自分の欲望を満たすために、「シザーハンズ」を誘惑したのに、当然のごとく、体よく断られると、まわりの人たちには、逆に自分がいやらしいことをされたと触れ回る浅はかな人格をよく描いている。よくいるよ、こういうやつ(笑)。
「ラバーズ」は、ジェットリーなどが出ていて秀逸だった「ヒーロー」のスタッフが作ったという事らしいが、内容はまあそれなりに楽しめる。ストーリーのどんでん返しが何回もあるのは、楽しい。
彼も彼女も、お互いに仕事のために騙すために男女の仲になっていくのだが、終いには、本気が入ってくる。ところが、彼女の恋人が、奏者の心変わりを責めて、二人の男は、彼女をめぐっての死闘・・・
ここで考えさせられるのは、どんな動物も、メスを獲得するために命をかけてライバルと戦うと言うこと。人間も、奏者の動物の一種族なんだなあと言うことを思い出させてくれる。それにしても、章子怡(チャン・ツィイー)が可愛らしいキャラなのが、この映画のひとつの魅力だろう。(写真)
中国人のカンフー、拳法などの体術の見事さは、さすが、何千年も戦争を繰り返してきた国の伝統なのだろうが、竹林で兵隊が、竹に昇ったり、足でつかまりながら下向きに滑走して降りてくることろなど、そうかサルティンバンコは、ここから技(ワザ)を持ってきたのかと思わせられた。(笑)そう言えば西洋のフルートも起源は中国の王宮の笛らしい。
太田垣康男の「ムーンライトマイル」は近未来の、月の上などを舞台にしたSFマンガ。息子が大量に友達から借りてきているので、読み出したらこれがはまった。楽しい。痛快アクションなのだ。(笑)「コブラ」を思い出した。
「プライド」は、太平洋戦争後の、東京裁判における東条英機らA級戦犯と言われた人たちの映画。絞首刑になるまで、誇り高く、自己正当化する東条英機らと戦勝国の論理で、自分たちの蛮行には目をつむり、全て敗戦国のせいにして、日本の牙を抜いてしまおうとする連合国との攻防。
どう考えても、広島長崎の一般市民の大量虐殺は正しくて、日本の侵略だけは罪とする東京裁判は、茶番だ。経済評論家の増田俊男先生の、アメリカ大統領に広島長崎の原爆による大量虐殺の謝罪をさせる運動には是非協力したいと思う。日本の為に尊い命を捧げた何万人もの兵隊さんに感謝の気持ちを捧げて、皆の知恵を結集して道を誤らないようにして、微力でも日本と世界の平和に貢献したいものだ。

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