写真は、最新のコンパクトな鍵盤楽器である。楽器の教室は普通は音楽スタジオ、ピアノスタジオ、楽器店のスタジオで行うのが普通だが、我が菊地康正サックス、フルート道場では、カラオケ屋さんを使うのである。理由は、
1.通常のスタジオに比べて、料金がかなり割安、
2.管楽器の練習にはギター、ベースアンプ、ドラムセットなどは不要なのと、カラオケの機械に接続すれば、オーディオ再生が可能なこと。
3.シダックスチェーンは、店員教育が行き届いていて、清潔でマナーがよいので使いやすいのである。カラオケ=酔っぱらい、馬鹿騒ぎというイメージもお持ちの方も居ると思うが、例えば渋谷シダックスビレッジなどでは、120室以上有る部屋で楽器の練習、レッスンも結構多いのである。
4.シダックスカードを作るとルーム料金3割引、これは大きいのではないだろうか?スタジオ代で年間100万近く使う我が道場としては・・。更に1%のキャッシュバック、これも良心 的だ
ただし、レッスンでは練習曲をしょっちゅう止めて指導するので、マイナスワンはあまり使わない。もっぱらキーボードでピアノ伴奏して指導するのだが、毎日、東京〜横浜〜名古屋〜大阪と移動するので機材はどうしても壊れてゆく。
今回もコルグのコンパクトタイプのシンセサイザーが壊れたので、修理に出す間、PCにソフトシンセを導入、新しい鍵盤(コルグマイクロキーボード)で音を出してみた。ソフトシンセとは、シンセサイザーは元々電子的に音を合成する機械なので、それをソフトウェア化して、コンピューターで動かすようにしたものなのである。
驚いたのは、調べてみると、昔の有名なシンセ、ミニムーグや、アープオデッセイもいまやフリーソフトになって誰でも無料で使えるではないか?
コルグマイクロキーボードには付属でM1というシンセのプログラムが使える認証コードが付属していたので使ってみた。これが快適に実際のM1シンセをシュミレートしていて、2700種類のの音が使えるではないか?
ところが問題発生!レンティンシーといって、コンピューターで音を作るときに、鍵盤で叩いてから、どうしても音が遅れて行くのだがそれを防ぐために、オーディオインターフェイスなるものをかませているのだ。
調子よかった音が全く鳴らなくなり、オーディオインターフェイスが疑わしいので持参して販売店にて相談したところ、全く問題ないという。そこでネットで色々調べたが、導入していたAsio4 all というやはり音を早くするドライバーソフトが悪さをしていたようだ。アップグレードしたら、めでたくいい音が帰ってきた。いやいや、コンピューターというものは色々なソフト、部品を繋げて仕事をさせるものなので、誰が犯人かを突き止めるのはいつも大変な作業なのだ。
以前も数台自作パソコンを組み立てたが、セットアップ後どうしても崩れるのはメモリーカードの不良だった。突き止めるまでどんなに苦労したかを思い出した。今回は比べると短時間で解明できた方だ。さて、レッスンの機材も準備万端、明日は名古屋へ向かいレッスン、17は大阪で、KOSE plays Stan Getz ライブである。楽しみである。最近の企画ものライブはお陰様で講評である。先週のジョンコルトレーンライブも楽しかった。こういう企画ものは、自分が一番勉強しなくてはならないが・・・・(汗・・)
★今週土曜日9/17は、大阪梅田ジャズオントップで、KOSE Plays Stan Getz というライブです。スタンゲッツのナンバー中心にお届けします。ゲスト歌手:山添ゆか) tel 06-6341-0147 開演:7:30〜 チャージ:¥3,500 大阪方面の方は是非お待ちしております。
http://kose-sax-flute.jp/liveinfor.htm

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