
ようやく時間が出来たので、土曜日の我が道場の発表会セッション
http://kose-sax-flute.jp/jam2011S.html
にゲスト出演してくれる、ジャズコーラス隊、林まきえグループのための4管アレンジに取りかかる。アレンジは、アドリブと違って紙の上に書いていく作業なのだが、頭の中の作業は似ているところが多い。曲は、スタンダードのサニーサイドと、ウディーハーマンでおなじみの、フォアブラザーズ。コーラスアレンジはもう出来上がっているので、サックスソリがどう出るかが楽しいところ。師範代の3人のメンバーのキャラも考えつつ、フレーズを書いていく。午前から取りかかり2時間半で2曲を書き上げた。サックス・マシーンズ時代の限られた時間で集中するアレンジの記憶が無限に立ち上がる。(笑)
さてアレンジが出来たところで、写譜だが、便利な時代になったものだ。パソコンで写譜ソフトを使うと便利なのは、コピーアンドペーストが出来ること。丸ごと移調などが簡単にできるなど、今まで紙に書いていた作業の大幅な時間の短縮が出来るのが素晴らしい!有り難い。パート譜も、アルトサックス1,2などは、ユニゾンの場所も多いので、違う音だけ音符を移動すれば出来てしまうと言う有り難い道具の進歩よ。また、パソコンと、隣の部屋のコピー機は、ランケーブルで結ばれているので、印刷も造作ない。僕は、しぶとくオーバーチュァという古いソフトを使うので、ウィンドウズ98環境を仮想的に作るソフトでそれを動かす。
完成した譜面を持参して、練習会場の渋谷のカラオケに移動すると、師範代3人と4人でリハーサルと発表会打ち合わせである。また、合奏するのは、ソロとは違い全く別の技術が必要なのを実感する。セッションが楽しみだ。音程、リズム、アーティキュレイションをもっとああしろこうしろと、皆に檄を飛ばすと、演奏はどんどん良くなる。これが楽しいのだ。本番が楽しみ!!
帰宅して着替えて、さて今夜は、六本木スイートベイジルへ。
昔からの音楽仲間、歌手の桃井まりさんから、是非聞きに来てくれと言う。思い切って行ってきて素晴らしかった。行って良かった。コンサートは、VOCAL "SHOW CASE" 4
http://stb139.co.jp/site/calender/cal/2237.html
歌手:國井美和、Keiko Heart、深澤友梨恵、三森万輝、桃井まり、Yoshiiki 、楽団:稲垣次郎(ts)、若宮功三(pf)、塩崎容正(g)、成重幸紀(b)、稲垣貴庸(ds) プレゼンター:西村協
楽団の皆さんは全員古くからの知り合いで、主催者の稲垣さんは、御年80を超えているのではないだろうか?お元気である。終わってからの楽屋訪問で旧交を温める。
歌手の皆さんも、百花繚乱で、それぞれの持ち味を発揮して最後まで飽きさせない素晴らしいステージだったが、やはりベテランの 西村協さんの、歌とステージングは抜群。ラスベガスで聞く、フランクシナトラや、トニベネットのショウもこんな感じだろうと想像させる素晴らしいものだった。
マリモモ(桃井まり)も、ベテランの域に入ってきたか、深みのある素晴らしいFollow me (アランフェス)Caravan は印象に残った。姫路から駆けつけた女子大生の深澤友梨恵さんもフレッシュで未来を予感させる素晴らしい歌手だった。友達のケイコハートさんも健闘していた。写真は、まりももさん、チャコちゃんこと井上久子さん。西村協さん、深澤友梨恵さん。

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