
6/8木曜日は、昼間イシモリ楽器へ向かう。
http://www.ishimori-co.com/index.php/product/list_product/61/350
先日、購入したイシモリのオリジナルリードは性能が良く大変気に入っているのだが、リガチャーを工夫したお陰で、番号が合わなくなってしまったので交換しに(3.5では薄いので4番へ)そして、お目当ては、イシモリの自信作のオリジナルテナーサックスを試奏しにいったのだ。
驚いたのは、その吹奏感!低音までまるで何のストレスもなく、すーっと吹けるのと、音程、操作性の良さは、さすが楽器を知り尽くしたイシモリならではの出来映えで感心した。ただ、音色は、好みもあるので、一概には言えないが、マーク6やバランスアクション(セルマー社の世界的に評価の高い型番)が好きな人は良いのではないだろうか?今の自分の愛器カイルベルトの新型は最新の楽器であり、気に入って使っているが、口径も太く、ビンテージタイプの楽器は、音色に味はあるが、息の入り方や、操作性でどうしても自分にとっては現実的ではない。
また楽器というものは、30分や1時間吹いてわかるものでもないので、3ヶ月とか半年とか吹き続けて自分の音になったときその真価が出てくるので、使って育ててみたい楽器ではある。
この日の夜は、スマイリージャズセッション60回記念スペシャル/自由が丘マルディグラに参加した。現場に着くと、誰だろう?サングラスにパナマ帽(?)のテナーサックス奏者が演奏中だ。スマイリーさんから、マイケル後藤君知ってる?・・って、そうかあのマイケル君!と思い出した。日本郵船のビジネスマンテナーサックス奏者の安藤さんも到着している。
この夜の3人の女性歌手の名花は、
★飯田さつきさん
http://satsuki.kuiche.co.jp/wp/
飯田ジャズスクールの飯田さんの娘さん、17歳から活動していて、受賞歴も素晴らしく、24歳ながら堂々とした歌い方は好感が持てる。
★舞月しえなさん、
http://profile.ameba.jp/maioffice
お会いするのは数回目で、マリアエバさんのお弟子さん、この日はシャンソンからジャズまでじっくりと彼女の世界を味わった。太くて説得力のある声は素晴らしい!またルート66などでは共演が楽しい。ブログの名文章も素敵である。何回も笑いがこみ上げました。ハッピーになりたい人は読んでみて・・↓
http://ameblo.jp/maioffice/entry-10485762652.html
★正木まどかさん
http://ameblo.jp/madocamasaki/
この方はキュートな容貌と歌唱で、女優さんにもなれそうな方、それにしても20数年前にもジャズボーカルブームというのが有ったけど、最近の女性ボーカリストの活躍はそれに匹敵するのでは??
ゲストで歌った、クラポンさんこと、★井上久子さんや、★Keiko Heart さん、懐かしい松本英彦スクールの僕と同門の★夏樹みささん
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kioka/misa.html
との再会があり、日本ジャズ賞を取った偉大な★マリアエバさん
http://www.mariaeva.com/
との共演も楽しかった。エバさんの歌唱は本物で、まるでニューヨークのクラブで黒人シンガーと共演しているような錯覚にとらわれた。先日知り合った、文筆家の百楽天さんや、マーサスクール出身で、蒲田でホテルを経営されている★ジョニーさんなどもいらしていた。主催者の★スマイリー斉藤さんは、御年70歳になられると言うことだったが、さらにその先輩でアレキサンダーラグタイムバンドを歌われた方も、良く通るテナーボイスで全く年は感じられない。音楽は年齢を超える、そしてジャズは年齢を超えて共演できる、さらっておくべきスタンダード曲が、きょうもまた増えてしまった・・などの印象を受けた。(笑)
楽しかったのは、安藤さん(ts)、僕(ts)、マイケル後藤君(ts)の3テナーサックスセッションだった。曲はThere's no greater love.安藤さんは日本郵船の札幌支店長時代に、毎晩すすき野のクラブで演奏されていたそうで、レスターヤング張りの枯れた味わいのテナーサックスのプレイは、日本では他に思い当たらないタイプで大好きである。久々に会ったマイケル君も上達していて、三者三様のアドリブになった。自分はカイルベルトの新型、二人はブッシャー?コーン?のビンテージサックスで、音がまるで違うのが聞いている人には楽しかったのでは?・・
リズムセクションの高木宏真さん(p)、新田高史(B)さん、大西まなみ(Ds)さんもお世話になり有り難うございました。

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