5/20は大阪梅田Jazz On Top でライブ。お陰様で、約50名の満席で、一部座れずに帰った方もいて心が痛みます。メンバーは、
菊地康正(ts,as,fl)、大友孝彰(p)、権上 康志(b)、佐藤英宣(ds)、ゲスト:山添ゆか(vo)
飛び入りゲスト:近藤総一郎(Vo)、小柳エリコ(Vo)、稲屋浩(ts)、山口マリ(as)、足立藍子(as)、前畑聡(as)
の皆さん。いやはや凄いライブでした。
生徒さんでは、福本さんとご一行様が大挙して大人数でいらっしゃったのですが、飛び込みのお客様かと勘違いして「この日を狙っていらしたのですか?」などと、とんちんかんな問いを発して、後で冷や汗(笑)。
他に、塩尻くんと友人たち、春名君、川住君、伊藤さん、成田君、後は初めてお目にかかる音感トレーニングメソッドやストラップ、拙著Play the Alto sax他の購入をして下さった方や、色々な方が押し寄せて下さって、ほぼ客席は埋まっているところに、さてさて、演奏が始まります。
いつもの、スタンダード、オリジナル、映画音楽等を演奏、そして僕のオリジナルソングを山添ゆかさんに歌って貰います。おなじみの、スプリングウインド、ファイブアイランドカントリー、この日は昨日足をくじいてしまった彼女は松葉杖で登場、痛々しい姿でしたが、座って歌い出すといつもの味のある歌唱は他の人では考えられません。
全てのアートに言えるのは、高尚すぎると魅力は無くなり、セクシーすぎると下品になってしまう、本当に魅力的なアートは、高尚になりすぎず、かといって下品でもない、そのぎりぎりのバランスに立っている危うい魅力のことをセクシーな・・・とでもいうのです。彼女の歌は、その素晴らしいバランス感覚にあると言えるでしょう。魅力があるのです。楽器でその彼女の歌声に寄り添うのはいつも楽しいことなのです。
ダンディーな近藤総一郎さんのボーカルもシナトラのようでした。花を添えてくれました。第二部では、豪華5人のサックス奏者の共演となりました。稲屋浩くんは、本当に正確なピッチとリズム完璧な楽器のコントロール力で僕も見習いたい。特にフラジオへのシームレスな繋がり方は素晴らしい。初めてお会いした、足立藍子さんも小柄な体から出るパワフルな音とフレーズに聴き惚れました。山口さんと前畑君もいつもながら素晴らしいプレイでした。
その間僕は窮地の脱出に必死でした(笑)。というのは、1部が終わった後に、どうも上着でテナーサックスのバネを引っかけたらしく、パリーンと言う音を聞いたので、休憩時間に、詰めかけたお客様への挨拶、記念写真撮影の合間を縫って、楽器を直していました(汗・・)。
サックスと言う楽器は精密機械で、バネが1本でも外れると全く音が出ないという事態もあり得ます。ちゃんと直したはずなのに、もう1本直っていなかったと言うことに気がついたのは5人のサックスバトルが始まった後でした。(汗・・)
吹いているのに音が出ない・・・・前畑聡くんにテーマとソロを任している間に、割り箸でもう1本のバネを無事復旧させ楽器の状態は復旧、何事もなかったのような涼しい顔をして最後のソロを取ってハッピーエンド!はははは。
山添ゆかさんお最近結成したグループ、フレーバーマリーの相方の小柳エリコさんが登場して、テネシーワルツ、最後は恒例ダンスタイム、オリジナル曲サンバ東京横浜で、ダンスステップ指導の後、サンバダンス大会。お店もを気を利かしてダンススペースを作ってくれていたので、沢山お方が踊られました。
最後にテナーサックスでダニーボーイ、アンコールでフルートでサンバ「渡しの銀の笛」と、盛りだくさんで楽しいライブとなりました。お客様と客演の皆様に感謝感謝です!!
イ工エエェェ(^_^)ェェエエ工工!!

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