我が教室、菊地康正サックス、フルート道場の発表会は、横浜関内イライザでつつがなく終了した。この日は、総勢16名の生徒さんおよび3名の師範代と私、ゲスト歌手稲里ひろみそして関係者ギャラリー30名が熱気溢れるセッションを繰り広げた。
参加者は、群馬、千葉、東京、横浜から、フルート3名他はサックス、女性の参加者は3名(2名は直前に事情でキャンセル)だった。
アマチュアの方々なので、特に初心者の方々には、なにとぞ、ずれないで最後まで吹ききってくれと、祈るような気持ちで、心臓に痛みを覚えることも以前は多かったが、(笑)最近は、師範代の3人、久保崎泰隆、熊川 暢子、片岡健二も大活躍してくれるので、かなり負担は減って、安心して聞いていられる場面が多かった。菅原正宣(b)、外山安樹子(p)、百瀬大樹(dr)の私の信頼するリズムセクションのみなさん、ゲストの稲里ひろみさんも素晴らしい演奏に感謝である。
個々の講評は、ビデオもほぼ撮ってあるので追々して行くとして、全体的には、皆音が太くなり、服装、音楽の内容にも、いかに表現しようか、受けてやろうか、アピールしようかと意欲が感じられる演奏が多かったのは嬉しいことである。
皆好演だったが、特に印象に残った群馬から出場の江尻さん(女性アルトサックス)のパーフォーマンスは好感が持てた。以前はとにかく一生懸命吹くだけだったが、視線を客席に飛ばしてお客様とコミュニケーションを取ってごらんという助言を現実にして、ワンフレーズごとに、微笑んで客席に視線を送るエンターティナーぶりを発揮していたのが衝撃、魅力的であった。やれば出来るんだね?
宮沢くん(as)、(ts)のしっかりした魅力的なトーンと、前の人がずれても動じない安心できる音楽性も良かった。他の人も全員おいおい言及しますのでお待ち下さい。(笑)
打ち上げでは、半年間練り上げた音楽をやりきった満足感に満ちた参加者のもなさんの笑顔が溢れていたのが印象的だった。
更に3次会では、10年前に入門して最近また再開した遠藤くん(ts)、また卒業しても時々参加してくれる優秀なテナーサックス、フルートの小野塚豊くん他で色々語り合い楽しい時間だった。
このレベルの演奏を、小さなホールで低料金で一般の方も聞けるような形でやったら楽しいに違いない。

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