ご存じの方も多いと思うが、ホ・オポノポノはハワイに400年前から伝わる問題解決法で、日本でも最近話題になっている。
ロンダ・バーンの「ザシークレット」は引き寄せの法則で、なるほどと思い、本やビデオをここ一年、欠かさず見ては読んできたわけだが、ホ・オポノポノの知恵はそれを凌駕するものかもしれない。
宇宙には、生成時から現在に渡るありとあらゆる情報が蓄積されている。それを無意識といって我々の存在そのものでもあるのだが、そこからありとあらゆる、愛、憎しみ、怒り、楽しさ、善悪、悲喜こもごも、ありとあらゆるものが立ち現れる。そのままでは、いつまでも絶えない戦争、争い、憎しみ、怒り、いつまでも得られない心の平和などが・・・4つのキーワードを唱えるだけで、デリート(消去)出来るというのである。それは、有り難う、ごめんなさい、許して下さい、愛しています・・の4つの言葉であるという。
ついこの前も、有る否定的観念が湧き起こってきたときに、その言葉を唱えたら、否定的観念は不思議に消えて、前向きなヒントが降りてきた。
音楽家は、理論で音楽を作っているのでは無く、楽器で歌いたい、リズムに乗って楽しんでスリルを感じて、皆とそれを分かち合いたい・・という衝動で音を出しているものなので、いつも気持ちをピュアに保ちたいと思っているのだ。このメソッドは試して実効性があり有り難い。
ヒューレン博士の、説明によると、この世界は、各自一人一人が作り出したものなのだそうだ。今居る境遇すべて自分が100パーセント責任を持つという立場を取ったら、何も人のせいにできない。あいつがこんなことをしたから、政府が悪いから、911の闇の勢力が世界を牛耳っているから・・・という良いわけが出来なくなってしまって、全部自分の責任だとしたら??
大変な世界観の転換であるのだけど、不思議にワクワクしてくる。今日は世界をどう作り替えようか?たとえどんな状況が現れようと、「有り難う、ごめんなさい、許して下さい、愛しています」とデリートボタンを押すように、何の感情も要らない、ただ唱え続ければよいのだそうだ。
例えば誰かが自分に、意地悪なことをしても、「これは自分にも同じものがあるぞ、劇的に大げさにして自分を鏡に映して見せてくれているのである。」と思えば、感謝の念がわいて来るではないか?有り難いのである。
そして、4つのキーワードを唱えるだけで、デリート(消去)出来、時間はかかっても自分の人生で出会わなくても良くなるのである。それをクリーニングという。我々は負の情報をクリーニングするために生まれてきてるのである。クリーニングさえ出来れば、今までこの宇宙に無かった新しい情報、インスピレーションが降りてくる。
その新しいアィデアを生きればよいのである。

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