


何でこう、忙しいのか?(笑)歌手で作詞家の魂に目覚めた里ヒロミ
http://Hiromi.office.vg/
に協力して、この年末の忙しい時期に急遽レコーディングの予定を入れたから・・理由は解ってはいるのだが・・・
さて、先週の木曜日のレコーディングが、遙か昔の出来事のように感じるこの不思議!あれは本当に現実だったのだろうか?(笑)
思い起こせば、「My spanish key」は難産だった曲で、と言うより、イントロのパターンがなかなか完成しない。ついにあのマッコイタイナー風エオリアンモードのオスティナートが出来ると、Aメロのイメージが湧いてきたのだった。
横浜の仲町台にある東京横浜ドイツ学園の音楽室でドイツ人中学生のレッスン後に、ピアノで想を練っていたのを懐かしく思い出す。ラテンジャズのビデオをその当時良く共演していた野田ユカ氏から借りて見ていたが、あれもヒントになっていただろう。ミッシェルカミーノのピアノも良く聞いていた。とにかくラテンリズムは血が騒ぐのだ。私は前世はラテンの国にいたのだろうか?と思える節がある(笑)。
そうして出来た「My spanish key」は2006年の私のジャズアルバムのタイトル曲として、ジョン・コルトレーン、マッコイタイナーへのオマージュ(献辞、賛辞)として捧げられた。
そして、この曲によもや歌詞が付くとはまったく想像していなかった。そしてその歌詞とこの曲の宇宙的な広がりが合致していることに驚きを禁じ得ない。このCDが世に出ることは、最大のワクワク(Excitement)である。非常に誇りに思う。
なにより作詞家 稲里ひろみの誕生である。発売前であるが、その歌詞の一部のみご紹介したい。
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★La Garaxia 天の河のほとりで(作詞 稲里ひろみ)
「My spanish key」
横たわる 天の河 魂のふるさと
天上の平安 地上では争い
もがけばいつの間にか 戦う私がいる
心の喜びは 戦う事じゃない
しかし嘆くのはよそう
戦うほどに 闇に染まる 己は捨て
光の波動 見上げれば星
守られているじゃないか (よろこびのその中にこの私をひたそう)
・・以下略
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今回のCDのアーティスト名は、二人の歌手:稲里ひろみと河津延樹氏、そして私の名前から、Nobu,Hiromi & Kose に決定した。
河津延樹氏は、もう閉店したが自由が丘のシャンソン、ジャズの小さなライブバー・ラリューの店主で、シャンソン歌手。10月の自由が丘の野外イベントで、数人のシャンソン歌手を聞いたが、ダントツにその甘みのある潤いのある声は、いつか彼のレコーディングをしたいと思わせるものだった。が、しかし、こんなに早く実現するとは・・思いは必ず実現していくものなのだろう。人生の不思議である。
「My spanish key」に歌詞を載せた上、河津氏を推薦したのも彼女だが、その人選は自分では絶対に思いつかないものだったから、人の意見を聞くと言うことが、如何に視野を広げるかという衝撃の経験をさせて貰っていると言うことなのであろう。
La Garaxiaの河津氏の歌声も素晴らしかったが、カントリーにおけるひろみの歌唱も素敵だった。そこには、ミラーボールと、輝くスポットライト、たくさんのお客様の前で彼女が歌っている情景が目に見えるようだったのだ。
この曲は元はと言えば、自分がピアノを弾きながら生み出した曲であるという不思議。この曲は、実に安産で作曲時間は1時間だったと記憶している。2000年発売のSax machinesに入っているし、
http://kose-sax-flute.jp/tape_notes.htm
私のトップページでライブ映像も見ることが出来る。
http://kose-sax-flute.jp
このぽこんと生まれた可愛い曲も(曲は自分にとっては子供のような存在)良い歌詞を付けて貰ってさぞ喜んでいることだろう。そしてこの曲を聴いて励まされたり、勇気を貰うたくさんの人達の姿が目に見える。このCDは人々にずっと愛され続けていくことだろう。
そうだ、こういう事をするために私は生まれてきたのだった。
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さて土曜日は、レッスン後、六本木にあるイベントスペースでボサノバの演奏。長岡君(perc)ほかと楽しい演奏を楽しんだ。スポンサーがKOSE化粧品なのは偶然だが、社長さんがやはりKOSEさんだというので会ってみたいものだ。テレビ朝日のあるイモ洗い坂はイルミネーションが美しく、六本木ヒルズは、鉄腕アトムの未来都市のようだ。
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昨日は、ここ1年半通っているソシアルダンス教室の発表会に生徒として参加した。
11時に入って、半年間練習を重ねてきたルンバの振り付けを踊りも素晴らしく美しい酒田先生(プロB級)と練習、ルンバは、情熱的な男女の愛を表現する踊りで、好きなのだが、本番では練習の甲斐あって、にこやかに、満足のいくパーフォーマンスが出来たような気がする。
先生の衣装が、あまりにも露出度が高く、抱き合って練習するリハーサルでは少しドキドキしたが(笑)すぐ慣れて、本番では自信を持って踊れたような気がする。
いつも教える立場なので、こうして若い女性の先生に、謙虚に従うのも新鮮で嬉しいものだ。
「菊地さん、ダンディーに踊るんですよ、お願いしますね?」
「解りました、先生。生まれつき、存在がカッコイイのはしょうがないとして、なるべくダンディーに踊るよう努力します。」(笑)
ルンバの振り付けのみ半年間やって来たので、タンゴ、普通のルンバ、チャチャ、ワルツなどが少し忘れていて、復習しなくてはと痛感。また全く知らない女性に声を掛けて踊るのは少し勇気と自信が要るようだ。次回には挑戦したい。
休み時間にピアノが置いてあったので、ジャズのスタンダードを演奏したり、本番前の練習をしているプロダンサーにラテンナンバーなどを伴奏したりしたらお礼を言われた。(笑)
さて12/24は今年最後のライブです。時間のある方は是非!
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菊┃地┃康┃正┃ラ┃イ┃ブ┃情┃報┃
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★12/24(水)ライブ・ビストロ・音の箱
場所:東京都品川区上大崎 2-16-3 クリスタル羽山 6F
アクセス:山手線目黒駅東口より左へ20メートルすぐ看板が見えます。
tel/fax 03-3445-8569
開場:18:00開演:19:30〜チャージ\3000
メンバー:菊地康正(ts、fl)、外山安樹子(p)、菅原正宣(b.)、久米雅之(drs)熊川暢子(as)、久保崎泰隆(as)、片岡健二(ts)、ゲストボーカリスト:里ヒロミ(灯露美)
♪ 菊地康正のウェッブサイト♪
http://kose-sax-flute.jp/
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http://angel.ap.teacup.com/kose/
http://koseflute.jpn.ch/
問い合わせ フリーダイヤル 0120-226-781

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