音楽の勉強の、し直しをしたくなったので、まず自宅用のピアノをアップグレードすることにした。
渋谷ヤマハでは、ミニグランドピアノを3台試奏したが、いつもコンサートホールで遊びで弾いているフルコンサートのスタンウェイを音で知っているので、それなりな感じ。
クラビノーバなど電子ピアノ系も試奏するが、むむむ・・・。今度は店を変えて、ローランド社のデジタルグランドピアノを試す。
デザインと言い高級感を演出しているのは解るが、我が家にはサイズが大きすぎる。
コンパクト型のFP7というモデルが、色々な音も入っており、特にグランドピアノの音はフルコンサートのスタンウェイを彷彿とさせる音で気に入り購入決定。
他にギター、エレピ、オルガンなどもいい音が入っており、タッチも程良く抵抗があり、これで、ピアノのトリオが出来るまで練習することにしよう。もちろん、作曲や、教材の製作などにも活躍するだろう。今まで付き合ってくれたコルグのデジピも良かったけど駆り立てるものが全然違う!無事引取先も決まり良かった。
フルートもそうだったが、楽器を少しづつマイナーチェンジ、例えば、僕の笛は、ミヤザワの総銀の本体(カバード、Eメカ)に、パールの穴の大きいタイプのソロイスト用歌口。本体は、昨年、韓国公演で2000人のホールで、韓国オケと共演するのに恥ずかしくない楽器と言うことで直前に購入したものだ。
昨年、更に大枚をはたいて、水晶板の反射板を新潟の柳沢氏に取り付けて貰った。これが最近音が生長してきて。透明感と反応の良さが素晴らしく、練習しようという意欲が湧いてくるのである。反射板とは、頭部管の中に仕込む重要なパーツ。
きのう届いたローランドのデジタルピアノは、グランドピアノの音も良いが、ピアノ+ストリングスという音が、想像力をかき立てる。
深い雪の中に浮かぶ森林の情景、夜の月に渡り鳥は飛んでいく。そんな音がするのだ。
オーディオを再生しながら弾いたり、レッスン機能も充実しているので、楽しみなのである。
ジャズの歴史を知ろうとしたら、マイルスの一生を追いかければ良い。これは、けだし正論であろう。
思いついて早速、「ワーキン、ウォーキン、リラクシン」の3枚を買って(実は自分の聴き方は断片的だった)カセットしか持っていなかったのもある。
3枚を並べて聞くと、この時代(1950年代)の雰囲気が伝わってくると共に、時代を超えたジャズのお手本であることが解る。初期のジョン・コルトレーンやマイルスの初々しくみずみずしいこと。
大好きな、「フォアアンドモア」一緒に購入した。また違う時代で、高校生の頃ジャズ喫茶で良く聞いていた記憶が甦る。炎のよう燃え上がる演奏だ。
にその後のミステリアスな、ESP,ネフエルティティ、マイルススマイルズ〜サイレントウェイ〜ビッチズブリューと目くるめくサウンド探求の時代に入っていくのだが、この人の創造力は、人間とは思えない。同時代を生きたことに幸運を感じている。特に最晩年の、亡くなる3ヶ月前にオランダで生マイルスを聞いたことは、本当に幸運だった。吹っ飛んだ。素晴らしい経験だった。
クラシックのフランス近代のラベル他の楽譜もヤマハなどで売っているので、少しづつ研究を始めようかと思っている。

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