大阪、名古屋レッスンより帰ってきた。最近、自分のグレードを上げる目的で(笑)、新幹線のグリーン車に乗ってみている。乗っている内に、それにふさわしい人間になれるかと思って・・・
名古屋から、グリーン車の指定の席に行くと、別の人が乗って居るではないか?車掌に文句を言うと、
「お客様、この列車は、1本前のですよ」
「うへぇ、私が悪う御座いました。」
でも、お情けで、空いている席へ乗せてもらう(汗・・)。
この前は、ゆったりとグリーン車の座席に乗っていると、隣のオヤジが、大きないびきをかき始めた。くそ〜、高い金払ってグリーンに乗ったのにぃ・・
!やはり口をふさぐガムテープは、新幹線には必須ですな?(笑)
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大阪にある、楽器工房「アトリエ・モモ」を訪ねる。
難波にある、いつものレッスン会場から、タクシーで1メーターの大国町にあるアトリエでは、オーナー川村さんが、出迎えてくれる。先月、連絡を入れて置いたので、ザ・フルート別冊の私の演奏はもう聞いてくれていたようだ。
ヤマハに数十年勤務、ヨーロッパでも修行されて、楽器の材料である金属の分子レベルでの加工の技術をお持ちだとか、まず、フルートの頭部管を試奏そうさせて頂く。
なるほど、きめの細かい、品のある音が出るが、私の好みとは少し違うようだ。
さてお目当ての、リガチャー(サックスのリードをマウスピースに止める金具)を自分の愛器、カイルベルステナーサックスで試奏、びっくり。いままでいろいろなリガチャーを経験しているが、ウインズローを初めて付けたときに似ているか?
良く鳴るのだが、単に音が大きいだけではない、ピアニッシモの時の弱い息にも、敏感に反応するのだ。まったく違う吹奏感である。
今までの、リガチャーの概念を、変えるリガチャーかも知れない。真鍮製と洋白(ニッケルと銀か?)
興味のある人は、下記へ。値段は、3万以上だが、それ以上の価値は有るだろう。レッスンで生徒に貸すとみなびっくりするだろうなぁ?楽しみ、楽しみ・・・(笑)それより、自分の音がどう変わっていくかが楽しみでもある。
http://www32.ocn.ne.jp/~momotake/
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話は、前後するが、アルソ出版の上原社長のご紹介で知り合った、フルート製作者の柳澤智郷さん、(フルート アトリエ ヤナギサワ)お話しを伺うと、私の長年愛用している、パールのフルート頭部管(NHP4)と言って、外国向け、ソロイスト用の、ダイナミックレンジが広く、大きな音のする頭部管の設計者だったのだ。
最近入手した、ミヤザワレガシー(総銀)の9金リップの頭部管は、音色は良いのだが、もう少しボリューム感が欲しいなと言うことで、柳澤智郷さんと相談している内に、音の出る穴を、少し削るほかに、水晶の反射板(やはり頭部管の中に付けるパーツ)を付けると、音の輝きや、反応が、とても良くなるというので、新潟まで郵送してやって頂いた。
結果は、す、すごい!!あまりの反応の良さに、普通に吹いているのに、少し早く吹いているような錯覚に囚われる。むむむ、やはり、楽器の事にしろ、リードの削り方にしろ、知らない事は山ほど有るなと実感。
サックス、フルートとも、今までと違う吹奏感、ダイナミクスレンジ、音色の世界が開けて、また意欲が湧いてくる気がする。
今後は、師範代達も働いてくれるので、自分の音楽を考えたり、勉強する時間も、増やせそうなので、また練習時間もより多く取れそうなので楽しみなのである。音楽をやり続けて良かった。ますます楽しくなってきた。


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