今日電車で移動中のこと、若いお母さんと、5歳位の男の子が乗っていた。車内は混んでいる。男の子は、靴は脱がず、外の景色に夢中だ。
二子玉川を過ぎて、三軒茶屋のあたりで、今度は車内にに向かって歩き出した。すかさずお母さんは、近くにいたぼくに手招き、どうぞお座り下さいという手振りである。
有り難く座らせて頂いた。そして本を読んでいると、何か鋭い視線を感じたので。そちらを見ると、その男の子が冷たく鋭い視線で、僕を凝視してる(笑)。
どうやら、目は、そこは僕の席なのに、ちょっと歩いた間に座りやがって・・と言っているように見える。僕の表情は終始、にこにこだ。まだ若い君よ、これが社会のルールというものなのだ。
お母さんが、すぐ降りるのだから、我慢しなさいと言うのを聞きつつ、まだ彼は僕を凝視しているのであった。そして僕はますます、にこにこしているのであった。
君ね?ガマンが大事なのだよ。素晴らしいお母さんに出会った。嬉しかった。写真は本文と関係ありません。


0