
今日は、中目黒の楽屋というライブで、ラリューで知り合った、もとクラシックの指揮と、ジャズボーカルを楽しむ、中川ケントさんのライブと言うことで、演奏していた。中川さんはもう70代だと言うが、矍鑠(かくしゃく)としてお元気で、ナットキングコールの、Too young、Mona Lisa などを歌いまくり、僕は、ショーロの2曲(私の銀の笛、水の精)のザ・フルート別冊の曲、そして「My spanish key」からIhear Rhapsody,It mihgt as welll be spring 等を熱演。
週末は、レッスンが忙しいのだが、忙しい中にも、楽しさと、リラックスはある。これを、忙中閑有りと言うのだろうか?楽しいので、全く苦にならない。天職と言おうか・・この日は、実は、誰かさんのミスで、直前まで、ライブは昨日だと思っていて、その段取りできていたのだが、実は違う日だと解って、予定の調整が大変だった上、滅多にしない、レッスンのダブルブッキングも発生してしまったが、何とか生徒と相談して時間調整して切り抜けた。(汗・・)もっと確認をしなくては・・・
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さて、韓国の最終日3/4は、午前中から、会場入りして、リハーサル。当日のプログラムは、
1.Overture The school for scandal(Samuel Barber)
2.Spring
3.飾りの付いた四輪馬車
4.I cover the Waterfront
5.Liber Tango
6.Fly me to the moon
7.I am afool to want you
8.???
9.West side story
休憩
1.In the mood
2.Take the A train
3.Maria
4.Take five
5.Sing Sing Sing
6.Samba Tokyo Yokohama(Kose Kikuchi)
7.Stardust
8.I could have Dance all night
9.A Bird from Missouri(patrick Williams)
これを振り切ったチャンドンジン先生と、ソウルナショナルシンフォニーオーケストラの面々の素晴らしい演奏に感謝。少しづつ、個人的感想を・・・
1.Overture The school for scandal(Samuel Barber)を聞いていると、高校時代の吹奏楽の時代を思い出す。あれ以来。ちゃんとして指揮者が居て、それを見ながら、譜面を演奏する機会が、あまりなかったことを思い出す。三木敏悟のインナーギャラクシーももっと自由度は高かったもの。
2.Spring は、新進作曲家の、パークジェス氏の作品。青春の苦悩と喜びとでも言った趣、解る解る、ストリングスをバックにした、ホルンメロディが美しい。彼とコンタクトを取って置いて、今度大編成をやるときに、編曲を書いてもらおう・・(笑)
3.飾りの付いた四輪馬車、4.I cover the Waterfront は、チャーリーパーカーへのオマージュ。長谷川先生の、名アルトが光る。去年、病に伏して居ての復帰とは信じられない。偉大な演奏でした。
5.Liber Tangoでは、歌手の要望により、オケのフルート奏者のソロを首にして、僕にフルートソロが回ってきた。でも棒を見て吹くのはあまり得意じゃないのよ・・何とかね?Hee Jung Yun さんの、堂々たる体から発する、味わい深くも迫力のある歌声は素晴らしかったのである。
以下6〜8もボーカルナンバー。
休憩をはさんで、1.In the mood、2.Take the A train とスタンダードナンバーは続く。後半はビッグバンドジャズである。またまた続くのである(笑)。
韓国はまだジャズの歴史は浅いようだ。リズムセクションの上手な人がまだ少ない。今回のオケに加わったリズムの面々もちゃんとはやっているのだが、若手であり、ドラマーなどは、まだ20?30?代の若い女性だった。Take five など長谷川さんは出来ないと予測していたが、本番では何とかこなしてくれた。ビッグバンドの方も、核になるメンバーを日本から呼んだのでこのレベルになったが・・・という状態だった。

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