

こんにちは。KOSE です。世の中は、全国的にいや世界的に、新年、お正月モード。昨日は、一応レッスン、ライブとも年内の仕事は一段落、懸案の台所の清掃(油汚れのひどい換気扇、壁など・・)+フローリングの床磨きに精を出していたところ、「アーティストの義務」という書き込みに賛同してくれた高樹レイさんのライブ(荻窪ルースター)に、急遽行く事を決断したのだった。(家庭のパパ→ミュージシャンモードに即切り替え!!)
場所は中央線荻窪駅からすぐの場所、ブルース系、ジャズ系半々くらいのクラブとして以前から注目していたがクラブだが、とても快適な空間だった。
高樹レイさんは、ヨーロッパと日本で大活躍のジャズボーカリスト、以前、横浜のジャズイズでご一緒してから、今日で直接お会いするのは2回目だが、そのエンターテインメント溢れる歌の素晴らしさもさることながら、使っているメンバーが凄すぎるのである。
山本剛(p)さんや、市川秀男(p)さんなど、日本ではトップ、世界レベルの人たちばかり使っているのだ。この日は、高樹レイ+市川秀男(p)池田芳夫(b)滝幸一郎(ds)というメンバーに、数曲、加えてもらった。
市川秀男(p)さんとは、以前から面識があり、サックス・マシーンズのCDも聞いてもらっている。会うと、あのバンドはやっているのか?やらないと駄目だよ!との激励のお言葉、嬉しい事だ。サックス・マシーンズもまたそのうち再開したいものだ。新作の CD のサンプルを手渡して置いた。じっくり聞いてくれるとの事、感想も楽しみだ。
最初のステージ、歌の前のインストで聞いた市川トリオは、「Someday my prince will come」。あまりにも自由にリハモ(コードを置き換えて、色々な色彩を出してゆく)や複合リズムが自然に出てきて、もはやキースジャレットや、スティーブ・キューンのレベルであることが解った。本当に素晴らしい!!
楽しいレイさんの歌の伴奏の後、2回目では、インストで一緒にやろうと言う事で「Fallin' love with love」をご一緒させてもらった。もはや自分も、どんなに世界的なレベルの人とやっても、臆するという言葉は忘れてしまったようだ。(笑)とにかくものすごく気持ちいい刺激が伝わってくるのと、スリルがある。必死で、リズムを感じていないと、置いて行かれてしまうのだ。いつもの自分のやり方通りの演奏に、みんながイェーと言ってくれた。(やはり掃除を止めて来て良かった、笑)
レイさんの歌伴でも、美しいセルジオメンデスの曲(フルートで)と、スタンダードの4ビートで、メチャ早い曲をやらせてもらった。そう言えば、世良さんとジミー竹内さんとやらなくなってから、こんな早いテンポはやっていなかったと気が付いた。限界の速さだった。
レイさんもベースの池田さんとのデュオ、市川さんとのデュオなど素晴らしかった。音楽家って日に日に進化変化しているのでこうして、色々な人と触れあう事ってものすごく大事な事なのだ!(うちの掃除もそりゃ大事だけど・・)また新たらしいお客様にも出会う事になるしね?最新作のCDも頂き楽しい年末のイベントでした。レイさん、皆様有り難うございました。(笑)

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