● こんにちは。Mr.K です。11/25の横浜江田ブルームーンでは、沢山のご来場有り難う。常連の、ryuさん、カヨさんのほか、この前の発表会でも歌ってくれたマホさんは、若い二人の男性ファンを引き連れて登場してくれました。
ミュージシャンでは、夏のセッションに参加してくれた、ドラマーの百瀬君、そしてこの前の写真撮影の時のブルームーンのジャムで10年ぶりに再会して、サックスからドラマーに転向した宇田誠人くんは、二人で交代でずっとセッションに参加してくれました。
生徒では、牧野昌彦君と中野徹哉くんなどが顔を見せていました。自分では、このところ、レコーディングで、久々に西直樹、福田重男など超一流と手合わせ、気分が高まっている上に、この秋は、ルータバキン(ts)、エリックアレキサンダー(ts)などの世界の一流とも触れあって、刺激されていた内面から盛り上がるものがようやく顔を出しているような気がします。
怒鳴りー、もといドナリーを演奏していて思ったのは、何かが乗り移ったように、溢れ出るように音楽が自分の中から溢れ出てきているなあ・・と言う事でした。この夜に立ち会った人はラッキーだったね?(笑)マホさん友人の写真家氏からも「Kose さんて、精力溢れているね?」との感想を頂きました。(笑)
ユカピーのピアノも、今までにないファンキーなフレーズを連打していました。もちろん菅原正宣のベースも、シットインしてくれた二人のドラマーもいいプレイでした。
● 昨日の11/27は、昼間レッスンをこなすと、ジャズボーカリストの
東郷輝久・流けいこご夫妻と二人の息子たちのコンサートで、目黒のブルースアレイジャパンに出演。
東郷輝久さんは、ジャズ歌手、そして教育者、流けいこさんは、もとタカラジェンヌ、そして歌の先生だ。お二人とも素晴らしい持ち味と、素晴らしい二人の息子を持たれている。長男は、声帯模写、物まね歌手、これが又、アニメから、サザン、美空ひばりまでまねてしまう面白い才能の持ち主、弟は、ジャズ、ファンク系のドラマーだ。
私も今は先生業が多いが、昔はそれは色々なジャンルの歌手の伴奏を生業としていた男なので、こういう仕事は楽しい。
東郷輝久さんは、フランクシナトラから、スティービーワンダー、キャロルキング、等のレパートリー、サックスで、オーソドックスな、ジャズから、ブラコン(今はそう言わないのか、AORアダルトオリエンテド、それももう言わないか??)風のプレイ。
奥様の流さんのエディットピアフ風にシャンソンの曲の伴奏。そして次男のファンクドラマー・たかし君は、ブレッカーブラザース的なファンクの曲を持ってくるので、それにいちいち対応したスタイルで演奏する自分って、やはりそれなりのキャリアを積んできた男なのだなぁ・・と。本当に色々な引き出しがないとこういう仕事は出来ないと実感する。それにしても、歌の伴奏は楽しい。
歌の伴奏におけるサックス奏者の役割は、つなぎのメロディ(間奏)とオブリガートに有るわけで、歌を殺してはいけないし、しかも引き立てるように吹かなくてはいけないので、そのバランスの取り方は、非常にデリケートだ。こういうのを沢山の生徒に見せたら、勉強になるのになぁと思う。共演の西直樹p、安カ川大樹bもいい演奏だった。楽しい一夜だった。有り難うございました。

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