こんにちは。KOSE です。日本に生まれて良かったなぁと思うのは、美しい自然と四季の移り変わりが感じられること。
暑い暑いと思っていたら、窓から見える田圃と梨畑は、収穫が真っ盛り。明治維新から百数十年しか経っていないことを考えると、こうして日本人は、稲を植えて自然と何千年も生きてきたのだなぁとの思いがこみ上げてくる。
よく秋の空気を、空気にも透明感が増してきた・・との表現を聞くが、空気はもともと透明だと思うんだけどね?(爆)
今朝、国会で、民主党の円より子議員と小泉総理の舌戦を観戦(笑)した。私は今回の選挙はもちろん投票したが、実に困った。というのはこれだという投票したい党がない。
自民党は、改革改革と口では言っているが、道路公団にしても、年金問題にしても、皆腰砕けで、危機的状況といわれる財政再建問題にしても、的確に対応しているとはとうてい思えないし、裏からのアメリカの外圧に、相当晒されているのだろうと思えるが・・
民主党はもともと総評、社会党系の残党と、自民から落ちこぼれた人たちの寄り合い所帯だし、もともと利益の反する人たちが、ひとつの党の中にいるという矛盾はいまもってぬぐえない。
郵政民営化は大筋で、正しいことだと思うが、政府案で本当に大丈夫なのだろうか?色々なアナリストの著作などを読みあさっても、どうも結論が出せないのは、自分でも歯がゆい。
それにしても、チャッチフレーズの政治家小泉さん自民党にまんまとゲタを預けてしまった、日本国民は(私は入れませんでした)大丈夫なのだろうか?本当に小泉さん自民党でいいの?騙されていない?と聞きたい気がする。かといって、決定的にここがいいよ・・といえないのがつらいところだが・・・
さて自分の仕事は、ここのところは、入門級教材といって、映画音楽や、クラシックの小品をサックス、フルートで演奏する教材づくりに没頭、レッスンでも、皆にとって、今までとは違う、もっと深いところから基礎を見つめなおす良い機会になっているようだ。

24の浅草ソウルトレーン・ライブでは、小さなお店ながら満席のお客様。有り難うございました。(ライブに来たことがない生徒の皆さん、来年のレコ発は絶対来るように・・来ない奴は、月謝値上げもあるかも・・・(笑)今度でるCDのレコード会社の社長も見えていたので、入魂の演奏をした。最後のステージでは、リクエストの「My favorite things」「酒と薔薇の日々」が楽しかった。写真は、遊びに来てくれたボーカルのマホさんと。
さて例によって大阪へ飛ぶと、大坂生徒の皆さんの意欲と上達がじわじわと感じられてうれしさがこみ上げてくる。まだ、採算が取れておつりが出るところまでは行かないけど、こうしてみんなの上達という実績を積み上げていくことなんだなぁ・・・と。今度の大阪ライブも楽しみだ。(11/17木、大坂 Jazz on top)
二泊して、ジャズオントップの多田恵美子さんとのジャムに参加するつもりだったが、締め切りの迫るPlay the Tenor sax2の原稿を仕上げるために、息子の新居に一泊すると、速攻で帰宅して、編集作業。
音楽家なのに、事務的な仕事が多いのは、誰に聞いても不思議だという。そりゃ、ジェイムス・ゴールウェイさん(fl)のように、死ぬまでとにかく自分の演奏だけに集中して世界中を回って生きて行けたら、そりゃぁ楽しいでしょうよ。(笑)
でも自分には使命があるような気がするのだ。うまい演奏家は沢山いる。私より素晴らしい演奏家だって、星の数ほどいるだろう。
だけど、それをわかりやすく説明して、素質のある後から来るプロ、アマを問わず、やる気のある演奏家を目指す人を育てたり、アドバイスしたりするのは、又別の才能なのだ。私はその仕事を上の方から、仰せつかっているような気がするのだ。だから、自分の演奏活動、その研鑽とともに、後学にそれを伝えるという仕事をおろそかに出来ないのだ。
Play the Alto sax1〜4,Play the Tenor sax1〜4、処女作のPlay the jazz sax を入れると全9冊の菊地康正のサックス狂奔(もとい(笑)教本は来年完結する。させて見せまっせ!(笑)

0