今晩は、KOSE です。続きです。昨日は、ついクーラーを付けたまま寝てしまったら、一日中鼻水が止まらない。(笑)参りました。やはり寝るときはクーラーはいけませんね?
自宅録音の次は、今度は次回作の教本 Play the Tenor sax2の為のレコーディングの為にスタジオに入る。スタジオは、元生徒で今は音楽制作会社を興して大成功の森本君の会社。
格安でいい設備を使わせていただいて感謝だ(笑)何しろプロツールスと一流のエンジニア葛巻さんとのセットだからね?彼は尚美の作曲家出で、あのサックス・マシーンズのピアニスト西直樹のアシスタントをしていたと聞くから世間は狭いものだ。(笑)
葛巻さんの最新情報ページに録音の記事が・・
予告していた私のオリジナル「テイルズオブカントリー」は準備不足のため次回作に延期となった。橋本君他もう少し待ってくださいね?必ず入れますから。
録音はやはりかなり神経を使ったが、無事うまく取れた。アルト編で12年前の音源と最新の音を並べて入れたところ、昔の演奏も決して悪くないのだが、自分では今の方が色々な意味でやはりベターと判断、テナー編では全ての曲を録音し直して、最新の音にしたのでどうぞお楽しみに・・。
ミックスとマスタリングでは素晴らしい葛巻さんの技が楽しめるだろう。10月発売予定です。(Play the Tenor sax 2)
先にレポートしたとおり、大阪ライブ&レッスンはお陰様で予定通りうまく行き、次回は11/17大阪ライブ第二弾となりそうです。ご期待下さい。
さて大阪から帰ってくると待っていたのは、某証券会社の企業向けコマーシャルの撮影の仕事。今年秋から規制の緩和で、銀行でも証券業務が開始されると言うことで、外国債券と、株式、そして今話題の不動産証券ファンド「リート」の組み合わせを、ジャズのセッションにたとえて実際のジャズ演奏を撮影するという仕事。
野田ユカp、菅原正宣bのいつもの私のトリオを聴きにナ〜ジュに来てくれた、野田ユカの知り合いでHさんという、音楽家(CDも出しているロックバンド)兼会社員の方のご紹介とのこと。そういう仕事に思いついてくれるとは有り難いこと。演奏の良さだけではなく、見た目の存在感、魅力もなかったらこういう仕事の指名は来ないと思われる。
当日は、演奏の他に外国債券と、株式、そして今話題の不動産証券投資「リート」の組み合わせをそれぞれベース、ピアノ、サックスの演奏になぞらえた台詞もあるので、どうなることかと思っていたが、なごやかな雰囲気のなか何回もやらせてもらってなんとか全員 OK !
この前の打ち合わせで、どこかセッションに使えそうないい箱はありませんかと言うことで?横浜江田ブルームーンを推薦したら、そこに決定。ママに早起きしてもらって朝からの出動となりました。
ドラマや撮影の仕事自体は経験がないわけではないのだが、今回のスタッフのその丁寧な演出、撮影ぶりには感心。またプロのメイクさん衣装さんの仕事も素晴らしかった。私はリタイアした初老のアマ奏者という設定で、カフス付きのオレンジ色のシャツに伊達めがね、野田ユカも髪をアップにして、背中の大胆に開いた衣装で女性らしさを演出(笑)なかなか素敵だった。ヘアメイクの他、お化粧もプロの技で、いつもとは違う魅力が引き出されていたように思った。
菅原正宣も白いシャツに、レザー風の黒いパンツで、非常に洗練されたイメージだ。私も多少だがメイクの技を教えてもらった。(笑)
演奏曲は、先方の希望で「古時計」とガーシュインの「I got rhythm」色々な角度から映像を撮るため、結局何テイクも演奏したが、面白いのは、何回やっても、なにかまた違うことをやってやろうと思うと、どんどん新たらしいアィデアが湧いてくること(嬉)。思えば松本先生も、「私の場合、泉のごとく、フレーズ(アィデア)はこんこんと湧いてくるので、フレーズで困ったことはない」と言われていたが、その意味が分かった。
それは自慢でも何でもなく、今まで貯めてきた、音楽の聞く経験、演奏する経験、そして自分で研究して練り上げた経験が、成熟の時を迎えて、自分中からこんこんと流れ出てきている状態のことのなのだ。音楽は自然に流れ出す・・・要はその流れの邪魔をしないと言うこと、その流れに発表の場を与えてあげることなのだ・・・と気が付いた。(!)
この映像は、テレビにこそ出ないが、主要な銀行や、ネットでも見ることが出来るようになるとのことなのでお楽しみに・・・

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